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地磯 ロウニンアジ 2021-3

  • ジャンル:釣行記
  • (GT)
11/21
私の所属する会社の役員(従業員10名だが笑)Oさんとその甥っ子Tと朝マズメに地磯へ。

前日の午後に同じ磯に入り10kgほどのGTのバイトを拾えていたし、トビウオと思われるベイトの姿も確認できていた。
海の条件は良い。
「今日はきっとデカイのが出るぞ!」と磯への道中でTに発破をかける。


現場に到着。
まず磯の状況を確認する。
ここは場合によっては激流が走るポイントであるが、当日の流れはトロ潮がチョッピリルアーを横に流す程度。潮向きは東から西。風は北東でやや強い。

6:00ころからカツオドリがポイント付近を周遊し始める。その数推定50羽。
このカツオドリ、ルアーが着水すると待っていましたとばかりに集団で上空からルアーに向かってミサイルの如く突っ込んでくる。先々週の沖磯釣行でも似たような状態になったが今回は数が倍増している。我慢ならぬほどウザイ。

しかし、悪い事ばかりではない。
ルアーを打ち込む手を少し休めるとカツオドリたちは右へ左へと移動しながら200mほど沖合いで次々と海へダイブしている。
沖には間違いなく相当数のトビウオがいる。
大型魚のボイルこそ見られないが、このような好条件は地磯では滅多には見られないくらいだ。

しかし、期待とは裏腹にルアーにアタックしてくるのはカツオドリだけで魚からのコンタクトはまるでない。

そのうち潮止まりの時間を迎え朝のトロ潮は全く動かなくなり、いつの間にかカツオドリも姿を消してしまった。

「そろそろ終了かな?」
そんなことを考えながら本日の同行者Oさんが作った重量200gほどのスイミングポッパーをポッピングさせていると、沖合い70mほどの地点でバッコーンと大きな水柱が上がった。
「きた!」
しかし、竿先には生命反応は伝わらない。

竿を止めて様子を伺う。
1秒か2秒か、頭の整理もつかない内に海面が沸き立つような2度目のバイト。
同時に強烈な力でもって竿が引かれる。ヒット!!

ド派手なバイトに鋭いラン。
間違いなく大物。このポイントでイソマグロはこれまで見たこともないので掛かった魚は十中八九GTだろう。

魚は短い距離を小分けに何度も走る。
魚のいる沖合いの水深は15~20mで100m以上走ったとしても水深はほとんど変わらないし障害物もない。これは普段のオフショアキャスティングの際に確認している。
なのでここはあえて魚を自由に泳がせ沖で体力を消耗させる。

このポイントで厄介なのは30~40mラインにある岩礁のかけあがりとそれ以浅の場所に点在する落差数mほどのスリット。
このかけあがりかスリット付近で魚に潜航されるとラインブレイクは必至。
ここに至るまでに魚にはへばってもらわないと近距離戦が非常に厳しくなる。

魚は走っては止まるということを5度ほど繰り返したところで完全にその動きを止めた。

ここでドラグノブを半回転ほど絞り、魚の様子を伺いながら寄せにかかる。

魚は時折思い出したかのように数mほど走るが、竿をしっかりと立て踏ん張るとすぐに頭をこちらに向ける。魚はスタミナをかなり消耗しているようだ。

魚がかけあがり付近まで到達した。
ここからは真っ向勝負だ!!
ドラグを更に半回転ほど絞り、腰を落として臨戦態勢にはいる。
ここから先の水深は10mを切っている。
なので魚を潜らせたらそれは即ラインブレイクを意味する。

竿先を高く掲げラインの入水角度をなるべく大きくし、ラインテンションが抜けている時間を少しでも短くするためショートポンピングで少しずつ寄せてくる。
魚は重く、体力的にしんどいがこの段階まできて絶対魚をバラシたくない。
ファイトの最終局面でのバラシは釣人の技術や体力不足に依るところが大きいのだ。


もう少しで魚体が見えるというところで水面を嫌がる魚が最後の抵抗に出た。グーと竿が引っ張られ、数mラインが引き出される。
ゴリゴリと根擦れの感覚が伝わる。
水深のある場所なら魚を走らせてやり過ごすのも手だが、この場所のような浅場は裏を返せば魚の「泳ぎしろ」が少ないということだ。おそらく魚はそれほど障害物の奥にはいっていない。

強引に引き返せばすぐに根擦れは解消されるはず。この考え方に賭ける。

こちらも最後の力を振り絞り、竿の弾力をフルに使って引き返す。

魚は頭をこちらに向け、すぐに根擦れは解消されたが、その代償としてルアーのフックが一本外れた。

だが、もうこれで勝負はついていた。
最後の力を使い果たした魚は横ばいになり水面に浮上した。
大きい。
30kgは間違いなく超えているGTだった。

Oさんにギャフ掛けしてもらいランディング。思わずガッツポーズがでた。
会心のファイト。
事前に考えていた戦術がことごとくはまり運良くキャッチできた魚だった。やはり大物釣りはこうでなくてはならない。

Oさんは自分の作成したルアーで釣れたので私以上に喜んでくれていた。
どのくらい喜んでいたかというと、釣った私より先に魚を持って写真撮影をするくらい(笑)

デジタルスケールを持参していたので重量を測定してみようかともおもったが、自己記録というサイズでもないし、素晴らしい戦いぶりを見せてくれた魚をむやみやたらといたぶるのも気が引けたので魚に敬意を表してすぐにリリースした。

GTを大海原に放つと脱兎の如く一瞬で逃げ去ってしまった。
図体がでかいくせに長者の風が無い魚だなと思い少しおかしかった。











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