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▼ 渓流ルアーへ行こう その3
- ジャンル:日記/一般
- (渓流ルアー釣り, 淡水 ルアーフィッシング)
渓流ルアーシリーズ、前回、前々回の続編です。
前ログまだの方はどうぞ。
その1http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbdhfzhj94
その2http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbd5mzbupe
渓流のシーズンを追う中で早春、春、初夏、梅雨、晩夏、初秋と、それぞれの時期の釣り方のコツなんかを書いて行こうと思いました。
日本全国の渓流が3~4月で概ね解禁します。
解禁当初は、銀化を狙うと前回お話しましたが、実は多くの銀化ヤマメは一雨毎に川を下り、サクラマスが遡上する春には海に行ってしまいます。
その頃になると解禁当初は多かった釣り人も放流魚と共に徐々に減り、5月の連休を明けるとガラッと釣人の姿を見かけなくなります。
多くの釣人は解禁の放流魚だけを釣る、にわか渓流釣師です。
シーズンを解禁まで追いかける者は少ないとは思います。
季節が進み、7月中旬になれば、殆ど平野部のボサ川、藪川とよばれる渓流には蜘蛛の巣が張り、野放し状態になります。
多くの人が鮎釣り師に転向するこの時期が、ある意味ルアー釣りのチャンスです。ボサ川、藪川では、餌釣りの長竿も、フライラインも上手く振ることができません。
ルアーのもうひとつのチャンスが渇水です、雪解けの雪代の流れきった川は梅雨までの間、渇水へ向かいます、渇水期は渓流魚がナーバスになりますので、ロングキャストで遠くからアプローチ出来るルアー釣が有利になる時期なのです。
そして梅雨、急激な増水で穏やかな渓流は、激流の瀬に変わったりします、荒瀬の流芯では餌釣りなどの殆どの釣りが困難になります、そこでもダウンクロスでルアーを定位させることが出来るルアー釣りが有利なのです。
ルアーが不利な時期は、水生昆虫のハッチ(羽化)が多いフライが釣れる時期。それでも縄張り威嚇的な釣りで釣ることが出来ます。
あとは解禁当初の低水温で落ち込みのエゴに魚が入り込んだ時くらいです、それも穴釣り的なスプーニング(ブラクリに近い)で釣ることが出来ます。
そして真夏も堰堤下や滝の下などの深みをスプーンでじっくり誘う事で沈んだ魚を釣ることもできます。
初秋、婚姻色が出始めた食性の落ちた魚も、ルアーなら威嚇で齧ってきます。
ある意味、どんなシーズンでも釣ることが出来るのです。
春のシーズン、渓流魚が沢山釣れる様になったら、次はどんなシーズンでも釣れる様になることを是非、目差して下さい。
すると不思議な事に、一日ヤマメ50匹とか、半日で尺物5本とかそういう世界が見えてきます。
年に数回、数日だけ、お祭りの様に釣れるタイミングがあります。
その時は何をやっても釣れます。
でも、心配しないで下さい、腕が良かったのでは無く、フィールドのコンディションが素晴らしかったのです。
翌日、同じ川へ同じ釣り方をしても、同じようには釣れません。
水位も、流速も、水勢も、全て刻々と変化している中にあります。
海には潮汐があります、これには月の引力が由来していますが、川には、増減水があります、降雨や雪解け、ダムの放水の有無、取水の有無でそこは変わりますので、潮汐のような一定の法則はありません。
今は水位のテレメーターやライブカメラなどがありますからネットで様子を調べることが出来ますが、慣れれば、麓にいても渓がどうなっているのか?想像が出来るようになります、3年くらい毎日、渓を見れば、その様子は見ずとも見えるように成るものです。
それくらいに成ってからミノーを覚えると良いかもしれません。
流行のシンキングミノーはこの釣りを簡単にしましたが、技巧に走りすぎて基本を見失う危険があると僕は考えています。
渓流魚は無垢です、何の技巧も必要ではありません。
基本に充実に、アップストリームにスピナーを投げて巻くだけで、川が良ければ50匹釣れるのです。
それと最後にもうひとつ、先行者が居る事と釣れない事は無関係です。渓流釣りではマナー違反とされる頭を跳ねる行為(先行者よりも上流に回りこんで入渓)がありますが、先行者がルアー釣りでなければ何ら問題に成りません、同じポイントで餌釣り、フライ釣り、その後にルアーをしても釣果には影響はありません、ルアーはたぶん食性意外の何かで釣る釣りかと思いますので、先行者が居ても釣れるのです。
仮にルアー釣師が先行者に居たとしても、釣り逃した魚、チェイスのみで釣り逃した魚が必ず居ます、それは2度目で口を使う事がありますので関係無く釣ることができるものです。
先行者と同じルアーを使わなければ良いし、同じ流し方をしなければ良いだけのことなのです。
さて、今回はこの辺で、また次回に続きます。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
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その2http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbd5mzbupe
渓流のシーズンを追う中で早春、春、初夏、梅雨、晩夏、初秋と、それぞれの時期の釣り方のコツなんかを書いて行こうと思いました。
日本全国の渓流が3~4月で概ね解禁します。
解禁当初は、銀化を狙うと前回お話しましたが、実は多くの銀化ヤマメは一雨毎に川を下り、サクラマスが遡上する春には海に行ってしまいます。
その頃になると解禁当初は多かった釣り人も放流魚と共に徐々に減り、5月の連休を明けるとガラッと釣人の姿を見かけなくなります。
多くの釣人は解禁の放流魚だけを釣る、にわか渓流釣師です。
シーズンを解禁まで追いかける者は少ないとは思います。
季節が進み、7月中旬になれば、殆ど平野部のボサ川、藪川とよばれる渓流には蜘蛛の巣が張り、野放し状態になります。
多くの人が鮎釣り師に転向するこの時期が、ある意味ルアー釣りのチャンスです。ボサ川、藪川では、餌釣りの長竿も、フライラインも上手く振ることができません。
ルアーのもうひとつのチャンスが渇水です、雪解けの雪代の流れきった川は梅雨までの間、渇水へ向かいます、渇水期は渓流魚がナーバスになりますので、ロングキャストで遠くからアプローチ出来るルアー釣が有利になる時期なのです。
そして梅雨、急激な増水で穏やかな渓流は、激流の瀬に変わったりします、荒瀬の流芯では餌釣りなどの殆どの釣りが困難になります、そこでもダウンクロスでルアーを定位させることが出来るルアー釣りが有利なのです。
ルアーが不利な時期は、水生昆虫のハッチ(羽化)が多いフライが釣れる時期。それでも縄張り威嚇的な釣りで釣ることが出来ます。
あとは解禁当初の低水温で落ち込みのエゴに魚が入り込んだ時くらいです、それも穴釣り的なスプーニング(ブラクリに近い)で釣ることが出来ます。
そして真夏も堰堤下や滝の下などの深みをスプーンでじっくり誘う事で沈んだ魚を釣ることもできます。
初秋、婚姻色が出始めた食性の落ちた魚も、ルアーなら威嚇で齧ってきます。
ある意味、どんなシーズンでも釣ることが出来るのです。
春のシーズン、渓流魚が沢山釣れる様になったら、次はどんなシーズンでも釣れる様になることを是非、目差して下さい。
すると不思議な事に、一日ヤマメ50匹とか、半日で尺物5本とかそういう世界が見えてきます。
年に数回、数日だけ、お祭りの様に釣れるタイミングがあります。
その時は何をやっても釣れます。
でも、心配しないで下さい、腕が良かったのでは無く、フィールドのコンディションが素晴らしかったのです。
翌日、同じ川へ同じ釣り方をしても、同じようには釣れません。
水位も、流速も、水勢も、全て刻々と変化している中にあります。
海には潮汐があります、これには月の引力が由来していますが、川には、増減水があります、降雨や雪解け、ダムの放水の有無、取水の有無でそこは変わりますので、潮汐のような一定の法則はありません。
今は水位のテレメーターやライブカメラなどがありますからネットで様子を調べることが出来ますが、慣れれば、麓にいても渓がどうなっているのか?想像が出来るようになります、3年くらい毎日、渓を見れば、その様子は見ずとも見えるように成るものです。
それくらいに成ってからミノーを覚えると良いかもしれません。
流行のシンキングミノーはこの釣りを簡単にしましたが、技巧に走りすぎて基本を見失う危険があると僕は考えています。
渓流魚は無垢です、何の技巧も必要ではありません。
基本に充実に、アップストリームにスピナーを投げて巻くだけで、川が良ければ50匹釣れるのです。
それと最後にもうひとつ、先行者が居る事と釣れない事は無関係です。渓流釣りではマナー違反とされる頭を跳ねる行為(先行者よりも上流に回りこんで入渓)がありますが、先行者がルアー釣りでなければ何ら問題に成りません、同じポイントで餌釣り、フライ釣り、その後にルアーをしても釣果には影響はありません、ルアーはたぶん食性意外の何かで釣る釣りかと思いますので、先行者が居ても釣れるのです。
仮にルアー釣師が先行者に居たとしても、釣り逃した魚、チェイスのみで釣り逃した魚が必ず居ます、それは2度目で口を使う事がありますので関係無く釣ることができるものです。
先行者と同じルアーを使わなければ良いし、同じ流し方をしなければ良いだけのことなのです。
さて、今回はこの辺で、また次回に続きます。
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- 2013年3月29日
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