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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

渓流ルアーへ行こう その4


渓流ルアーシリーズも4回目になりました。
前ログまだの方はどうぞ。

その1http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbdhfzhj94
その2http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbd5mzbupe
その3http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbdsmz2buh

今までは、基本的な釣り方と装備についてがメインでした。
ここまでの内容でも、数を釣るという事は問題なく出来ると思います。

そして今回は少し夢をみたいと思います、憧れの大物への道です。
ミノーはフローティングを中心に登場しますのでまずは読んでみて下さい。

完全に基本ではなく、僕の釣りですから参考程度でお願い致します。


僕はまず、遡上物を追う事から始めました、サイズは40cm~50cmクラスの魚です、とはいえ、時期を間違えなければ、比較的、遭遇率の高い釣りですので始めての方でも十分チャンスがあります。

さて、はじめに魚種を見てみます。

湖沼型サクラマス(ランドロック型)


カラフトマス(ピンクサーモン)


アメマス(エゾイワナ降海型)

遡上物は海やダム湖で大型に育った魚が産卵や捕食で一時的に渓流域に入り込んだ状態で釣りとして成立します。

魚種はこのあたりがメインのターゲットになるでしょう。

実はこの遡上物を狙う時、ルアーはミノーを使うシーンが増えます。

理由を説明致しますね。


まず、ダム湖遡上の大物を狙う時期とパターンを説明致します。
狙える時期は二つあります、まずはワカサギの産卵遡上、それと秋のマスたちの産卵遡上、この二つがキーポイントです。

春のワカサギの時期は、水温が7℃~9℃くらいの時にワカサギが産卵遡上で流れ込みを上ります、それを狙って大型のイワナやサクラマス、放流されている場所ではニジマスなどのトラウトが狭い流れに押し寄せます。日中釣ることも出来ますが、ベストタイムは夕マズメ、日没直後がベストです。

このときの釣り方は、トイッチングでもジャークでもなく、ナチュラルドリフトです、あくまでも仮死状態のワカサギをイミテートする釣り方です。
短時間で45センチクラスの魚が連発なんて事もあり、ある意味心身的には危険なドラッグみたいな釣りです。

そんなサイズを渓流タックルで連発なんて何度でも味わいたくなりますが、あくまでも場所がそうなってるだけで技術が上がった訳ではありません。

実はこの魚達をスプーンで釣ることも出来ますが、動かさないと泳がない点でスプーンは不利なのです。

ミノーなら投げてほったらかしでも難なく釣れます、カラーもレッドヘッドやコンスタンギーコでもホットタイガーでも関係無く、フォルムがワカサギであれば何でも良い様子です。

この釣りでの基本は「ミノープラグを投げて流す」です。

ちなみに、初夏に鮎を追って川を上り、瀬に入り込むアメマスも同じ釣り方です。

さて、その次が産卵遡上、海からのサクラマスやカラフトマス、秋の禁漁間際のダム湖の流れ込みがそれです。

ダム湖流れ込みの秋は鼻曲がりのマスや茶紫色の凄い顔したイワナにも逢えたりします。

まず、婚姻色の出た魚と、銀色をしたフレッシュランでは釣り方が異なります。

ここでは捕食対象での釣りから、リアクションバイトや威嚇を意識させる釣りになります。

ひとつの選択は90mmクラスのトイッチング。比較的遡上したばかりの鱗のボロボロ剥がれる、サクラマス、カラフトマスには効果的です。

ところが、遡上から時間がたてば経つほどそれでは釣れなくなります。

そのときには威嚇、目の前、鼻の前にに止めて置く釣りが効果的になります、ルアーを追いかける距離が次第に短くなるのです。
婚姻色の出たマスが、何メートルもルアーを追尾してくることは、ほぼありません。こちからルアーを近づける、邪魔な存在だと認識させる釣りをする必要があるのです。

大袈裟ですけど、海外のサーモン用ルアーです、こんなのも時には使います。ミノープラグも90~100mmクラスの本流用を使います。

渓流タックルではオーバーウェイトなので、6.5~7フィートクラスのトラウトロッドを使うことが多くなります。もしくは渓流タックルに6lbや5ポンドという少し太めのラインでタックルセッティングをします。

小さな渓流規模のフィールドで大きい魚が釣れるのが、遡上物狙いの醍醐味です。

貴方にも素敵な出会いがありますように。




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