▼ PSC第5弾 【WILIP 87F】 10月25日 発売!!
- ジャンル:釣り具インプレ
- (OHNO'S ORIGINAL CONCEPT (大野ゆうき発の製品), news, POP SEA CREW)
10月25日
Release
(PSC製品取り扱い店にて)
長らくお待たせしました。
やっと準備が整いリリースすることができました。
本当はもうひと月早くリリースしたかったのですが
なかなかスムーズにはいかないもんで
遅れながらなんとかシーズンに間に合った形です。
ウィリップ87Fは
シンキングペンシルと並んでシーバスフィッシングには
欠かせないカテゴリーのルアーであり
実績も高くその中核を成すタイプのルアーです。
自分の契約メーカーからも
幾つかフローティングミノーを
リリースしていますが
ウィリップ87Fも独自の特徴をもった
フローティングミノーといえます。
【spec】
レングス:87mm
ウエイト:13g
フック:#5
リング:#3
タイプ:フローティング
アクション:ウォブンロール
レンジ:5~40cm
価格:1,980円(税込み)
開発当初
特にこだわっていたのが
顔・リップまわりのデザインでした。
完成品のウィリップ87Fのリップもそうですが
当初も正面から見るとこういった
下側に裾広がりになる台形のリップで
顔の鼻にあたるリップの上部は下より小さめの
逆台形をしたデザインでした。
●やりたかったのは適度な引き抵抗
リップレスミノーのようなデザインで
頭の正面を全面リップと捉え
水受け面を広くとってしまうと
水の抵抗が大きく、デッドスロ~スロー域を
メインとしたルアーであれば良いものの
川の流れの中での釣りから港湾の釣りまで
幅広いシチュエーションで使うには
引き抵抗が大きすぎる。
そのため砂時計を潰したようなデザインにすることで
正面から見た時に両サイドの最もくびれた部分から
水を逃がしつつ、適度な引き抵抗に設定しました。
それだけでなく裾広がりの台形リップにして
リップ最下部の面を広くとることで
着水からの水掴みをサポートし
動き出しの良さを向上。
台形リップの最下部両端に角を持たせることで
水を逃がす部分と水をしっかり掴む部分のバランを取り
速巻きをしても
アクションが破綻しないキープ力をもたせました。
●WILIP の”WI”はウィンウィン
ウィリップ87Fは横から見ると
リップレスミノーのように見え
斜め正面から見るとリップ付きのミノーに見える。
リップレスミノーの滑らかなアクションと
時折抜けるようなダートアクション
空気抵抗の少なさからくる安定した飛行姿勢。
リップ付きのミノーの着水後の水嚙みの良さ
動き出しの良さと
巻きスピード上げた時のアクション安定性。
この両者の良いところを併せ持ったルアーということで
WINWIN+LIPを掛け合わせた
ネーミングとなりました。
●滑らかなアクションとスピードの関係性
比較的、低速域から動き出すように
設定したウィリップ87Fは
あまり激しくない
ウォブンロールアクションで泳ぎます。
基本的な使用想定場面はスロー~タダ巻きレベルのスピード域で
港湾、河川、干潟など表層に居るベイトを意識した
シーバスを釣る時に使ってください。
まずは余計はロッドアクションを加えずに
タダ巻きでどのスピードでどれくらい動くか、
アクションするかを確かめてください。
川の流れの中で流す釣りや
港湾の緩い流れの中でタダ巻きで釣る事をメインに
開発したためかなり広めのシチュエーションに対応しています。
アクションの質は
どちらかというとロールを主体としたウォブンロールで
速度を上げていくと
そのアクション徐々に大きくなっていきます。
スピード域の狭いルアーだと
すぐにシーバスが食ってくれる
アクションかた逸脱しバランスを崩しますが
ウィリップ87Fは低速から速巻き時のアクションに
移る手前のスピードまで
ある程度の幅を持たせています。
幅を持たせながらもシーバス食ってくれるアクションを
キープしてくれるのが特徴です。
そのフィールドフィールドで
ベストなスピードとアクションは
シーバスのコンディションも考慮すれば
さらに様々です。
あまりにも使えるスピード域が狭いと
そのどれにも当てはまらずに
使える機会の極端に少ないルアーとなりますが、
ウィリップ87Fは
そのフィールドの流れのスピードに、どこかで合うはずです。
●絶妙なウエイト感の理由
ウィリップ87Fは13g
そこまで太くないこのボディに13gは
フローティングミノーとしてのギリギリのウエイト設定です。
海水域・フローティング
汽水域・スローフローティング
淡水域・超スローフローティング~超スローシンキング
(水温にもよる)
テストは汽水域を最も重視し
汽水域での使用をメインとして開発。
スローフローティングにすることで
一度潜らせてリトリーブを止めた時に急浮上ではなく
極ゆっくりと浮き始める設定。
例えば流れの中で、巻きながら流していて
リトリーブを止めるとサスペンドに近い状態で
魚のバイトゾーンへと流し込むことが可能です。
さらにスローフローティングになるほど
フローティングミノーとしはウエイトを入れたことで
飛距離にも貢献しています。
●流速の速い場所でも使用可能
ウィリップ87Fは清流域のような流れの速い場所でも
難なく泳ぎ切ります。
ウエイトとリップ形状の恩恵が大きく
流れの速い清流域で釣る場合
速い流れやダウンクロスにルアーが差し掛かると
通常フローティングミノーはバタつきすぎるか
アクションが破綻し機能しなくなります。
そもそものコンセプトがそうでないため
仕方のないことなんですが
ウィリップ87Fはそこで耐えることが出来る設定。
清流域のような流れの速い場所ではなく
流れが緩い港湾部では速く巻いて使うことができます。
アクションはロール主体から横方向へ振るアクションへと変化。
やや強めの水押しでアピールします。
例えば、デイゲームの港湾部で表層でベイトっ気や
シーバスの気配が感じられないときに
ブレイクやシーバスが着きやすい障害物の
上を絡めて速巻きの強いアクションで誘ってくることで
ボトムでステイしているようなシーバスにアピールして
誘う使い方。
また、ナイトゲームの明暗部でベイトもいて
シーバスもいるんだろうけど
普通に流して釣れないときに一度暗い中へ入れてから
明るい方へと速巻きすると、いまいち活性の低かった
シーバスのバイトを誘う使い方。
また、デイゲームで水深が浅かったり
表層でボイルしている状況でスローな釣りやトップが
ハマらなかった時に使うという選択肢。
ナイトゲームでベイトが浮いていてボイルしているのに
スローな釣りで釣れない場合
速巻きと強いアクションで誘うことで反応させられることも。
自分なりのパターンを見つけてみてください。
●カラーラインナップは全10色
上から
ボラグロー
アンバーゴールドフィニッシュ
PSC
ホライズン
上から
アイスブルーパール
COHマットチャート
コーラルピンク
ロイヤルコーラルピンク
ハッピーレモン
レモンソーダミント
https://popseacrew.com/wilip/
大野ゆうき・Instagram
@ooonooo_yuki
https://www.instagram.com/ooonooo_yuki/?hl=ja
【WILIP 87F】 関連動画
- 10月25日 22:00
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