▼ ダイワ・モアザン/ガルバ73Sというルアー
- ジャンル:釣り具インプレ
- (OHNO'S ORIGINAL CONCEPT (大野ゆうき発の製品))
morethan GALVA73S
spec
size:73mm
weight:12.8g
range:0~20cm
color:10
release:2015/5/-
spec
size:73mm
weight:12.8g
range:0~20cm
color:10
release:2015/5/-
僕が「リップ付きシンキングペンシル」というカテゴリーを
作り出してからもう7年が経った。
当初のそんなルアーの構想や開発期間を含めれば10年以上になる。
そのトップランナーとしてマリブ78というルアーを世に送り出した。
ミノーレンジをシンペンのスローなピッチで安定したレンジを引くことができるのが
マリブ78。
この今までになかった使い勝手が
大きな支持を受けたのではないかと考えている。
そしてもう一つ、
水面直下というレンジをテーマにした
リップ付きシンキングペンシルを作りたかった。
シンペン自体は軽ければ軽いほど
とても水面直下を引きやすいルアーである。
しかし、水面直下という0~数cmの絶妙なところを
安定したトレースコースとアクションを保ったまま
あらゆる自然条件下で引くことは難しかった。
通常シンキングペンシルは水切りが良すぎるために
水を掴む面積が狭い。
今まではそういうもんだと割り切って使っていたけれど
ベイトフィッシュを追っている魚を相手にしたときの
フィールド環境はバチ抜けのそれとは違う。
もう少し過酷で風に影響される割合が高い。
しかも、飛距離が必要であれば必要なほど。
そこで必要だったのが「リップ付きシンキングペンシル」
という考え方だった。
「ガルバ73S」は水面直下~20cmを有効レンジとしたリップ付きシンキングペンシルだ。
僕が提唱する「リップ付きシンキングペンシル」とは
リップが付いたシンキングペンシルのアクションを有したもの。
ルアーのカテゴリーとはややこしいもので
バイブレーションプラグは動きをカテゴリーとしているのに
ペンシルは形からきている。
また、動きと形だったり、性質を題したりと
そこに統一感がないから余計にややこしいんだが・・・
ま、それは置いておいて
まずは、港湾~河川・干潟まで使えるサイズにしたかったこともあり
73mmというサイズ設定。
そして飛距離と水中での揚力を得るために
ファットなボディとベリーが水を受ける面積を増やすことにした。
ファットにすることで小型ながらウエイトを積むことができ
そのうえ形状的に飛行姿勢が安定する。
水面直下へ浮上しやすくするためにベリーの面積とヘッド形状を設計。
それを阻害しないレベルでショートリップを採用した。
ショートリップはリップ付きシンキングペンシルの最大の機能でもある
横風に対する適応力を上げるためだが
長すぎると潜ってしまい、短すぎると通常のシンキングペンシルと
なんら変わりがなかった。
その絶妙な長さや角度、アイ位置にはとても苦労した。
↑これは最終サンプルをテストしに干潟へ行ったときに
べなんにも使ってもらったときの1本。
あと数センチでランカーという魚だった。
通常のリトリーブでは大体10~20cmくらいのレンジを
引けるようなスピードで引いてもらうのが最も魅力的に
ガルバ73Sがアクションするスピード。
そしてもう少しスピード上げると
水面に引き波を立てながらシンペンアクションで引くこともできる。
さらに、このショートリップがうまいこと作用したのが
トップウォータープラグのようにドッグウォークさせて
ペンシルのように扱えること。
トップとしてはデイゲームで使ってもらってもいいし
ナイトゲームで常夜灯まわりで使ってもらっても面白い。
フローティングタイプのトップはアクションさせている時も
空中に出ているボディの割合が高い。
それと比べると「ガルバ73S」は
ドッグウォークさせると僅か数ミリ水面下に入った状態で
水面直下を左右に動く。
ショートリップが時折ランダムに水を掴むため
絶妙なスプラッシュを出しながらアクションして
ノリが良いのと見切られにくいというメリットがある。
デイ・ナイト問わずこのドッグウォークとただ巻のシンペンアクションの
コンビネーションで誘ってみても面白い。
ガルバ73Sは流れの少しでもあるフィールドが得意。
・遠くの水面直下をシンペンアクションで引きたいとき
これは単純にフローティングミノーのアクションやスピードで対応できないとき
・横風が強いなかでも魚は浮いていて、水面直下とアクションをキープしてドリフトさせたいとき
これは風が強くてロッドを下げてラインを水につけないと釣りにならないとき
そんなときに使ってもらえたら嬉しいなと。
ガルバ73Sは5月発売予定です♪
画面をリック↑↑youtubeサイトへ
ダイワ/モアザン ガルバ73S(こちらからも動画が見られます↓)
http://all.daiwa21.com/fishing/item/lure/sea_le/mt_galva/index.html
作り出してからもう7年が経った。
当初のそんなルアーの構想や開発期間を含めれば10年以上になる。
そのトップランナーとしてマリブ78というルアーを世に送り出した。
ミノーレンジをシンペンのスローなピッチで安定したレンジを引くことができるのが
マリブ78。
この今までになかった使い勝手が
大きな支持を受けたのではないかと考えている。
そしてもう一つ、
水面直下というレンジをテーマにした
リップ付きシンキングペンシルを作りたかった。
シンペン自体は軽ければ軽いほど
とても水面直下を引きやすいルアーである。
しかし、水面直下という0~数cmの絶妙なところを
安定したトレースコースとアクションを保ったまま
あらゆる自然条件下で引くことは難しかった。
通常シンキングペンシルは水切りが良すぎるために
水を掴む面積が狭い。
今まではそういうもんだと割り切って使っていたけれど
ベイトフィッシュを追っている魚を相手にしたときの
フィールド環境はバチ抜けのそれとは違う。
もう少し過酷で風に影響される割合が高い。
しかも、飛距離が必要であれば必要なほど。
そこで必要だったのが「リップ付きシンキングペンシル」
という考え方だった。
「ガルバ73S」は水面直下~20cmを有効レンジとしたリップ付きシンキングペンシルだ。
僕が提唱する「リップ付きシンキングペンシル」とは
リップが付いたシンキングペンシルのアクションを有したもの。
ルアーのカテゴリーとはややこしいもので
バイブレーションプラグは動きをカテゴリーとしているのに
ペンシルは形からきている。
また、動きと形だったり、性質を題したりと
そこに統一感がないから余計にややこしいんだが・・・
ま、それは置いておいて
まずは、港湾~河川・干潟まで使えるサイズにしたかったこともあり
73mmというサイズ設定。
そして飛距離と水中での揚力を得るために
ファットなボディとベリーが水を受ける面積を増やすことにした。
ファットにすることで小型ながらウエイトを積むことができ
そのうえ形状的に飛行姿勢が安定する。
水面直下へ浮上しやすくするためにベリーの面積とヘッド形状を設計。
それを阻害しないレベルでショートリップを採用した。
ショートリップはリップ付きシンキングペンシルの最大の機能でもある
横風に対する適応力を上げるためだが
長すぎると潜ってしまい、短すぎると通常のシンキングペンシルと
なんら変わりがなかった。
その絶妙な長さや角度、アイ位置にはとても苦労した。
↑これは最終サンプルをテストしに干潟へ行ったときに
べなんにも使ってもらったときの1本。
あと数センチでランカーという魚だった。
通常のリトリーブでは大体10~20cmくらいのレンジを
引けるようなスピードで引いてもらうのが最も魅力的に
ガルバ73Sがアクションするスピード。
そしてもう少しスピード上げると
水面に引き波を立てながらシンペンアクションで引くこともできる。
さらに、このショートリップがうまいこと作用したのが
トップウォータープラグのようにドッグウォークさせて
ペンシルのように扱えること。
トップとしてはデイゲームで使ってもらってもいいし
ナイトゲームで常夜灯まわりで使ってもらっても面白い。
フローティングタイプのトップはアクションさせている時も
空中に出ているボディの割合が高い。
それと比べると「ガルバ73S」は
ドッグウォークさせると僅か数ミリ水面下に入った状態で
水面直下を左右に動く。
ショートリップが時折ランダムに水を掴むため
絶妙なスプラッシュを出しながらアクションして
ノリが良いのと見切られにくいというメリットがある。
デイ・ナイト問わずこのドッグウォークとただ巻のシンペンアクションの
コンビネーションで誘ってみても面白い。
ガルバ73Sは流れの少しでもあるフィールドが得意。
・遠くの水面直下をシンペンアクションで引きたいとき
これは単純にフローティングミノーのアクションやスピードで対応できないとき
・横風が強いなかでも魚は浮いていて、水面直下とアクションをキープしてドリフトさせたいとき
これは風が強くてロッドを下げてラインを水につけないと釣りにならないとき
そんなときに使ってもらえたら嬉しいなと。
ガルバ73Sは5月発売予定です♪
画面をリック↑↑youtubeサイトへ
ダイワ/モアザン ガルバ73S(こちらからも動画が見られます↓)
http://all.daiwa21.com/fishing/item/lure/sea_le/mt_galva/index.html
- 2015年3月10日
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