何故「魚が見えないピンクフロロ」が見えていると判断したか

先日アップした「魚が見えないピンクフロロ」のレビュー。

結構長くなってしまったので、何故そう判断したかの詳細を書いていこうかと。


先ずは、この表と釣果をご覧下さい。



7/15


7/16


7/17




見難いとは思いますが、これが当日の結果です。(釣果は嘘偽りない唯一出来る証明なのでw)

と、その前にファクターの一部を簡単に説明します。

・識別番号
各ポイントの片道が終了する毎に集計しました。
例えばAポイントで識別番号1・2となっているのは、Aの場所で行きが1・帰りが2という意味です。

・ポイント
今回、AとBの2ヶ所を選定しました。
選定理由としては「人が居ない」事。この両者とも、近隣ポイントの中で最も先行者/後行者が少ない場所です。
途中で入られてしまうとその要因が絡んでしまう為、魚影も人影も薄い場所を選びました。
まあ、人が少ない=魚も少ないっつー事なんですが(泣)
Bに関しては夕方から夜は結構釣り人が来る為、A→B→Aという形で移動。
Aは結構狭く、ぱっと見は何の変哲もない場所なのですが、かなり地形変化があり大潮干潮時はあちこちで地面が見えます。
Bはそこそこ広く所々に縦ストがあるのですが、若干の起伏を除くと始点近辺と終点に浅瀬がある以外はほぼフラット。

・リーダー(ハリス)
「魚に見えないピンクフロロ」は5lbですが、普通のはヤマトヨテグス・ファメルショックリーダー6lbです。
本来ならば5lb同士で比較しなければならないのですが、私が5lbだと思い込んでいた物が実は6lbだったという(爆)
結果的には変わりませんでしたが、よりシビアな状況であればこちらが不利になる訳で、これはデュエル社への忖度という事でw

・総バイト数
これは普通に落とした状態のバイトと、見えチヌチャレンジでのバイト数も合わせた数字です。


ここで自分が注目(というか判断)したのが、見えチヌチャレンジの「バイト数/チャレンジ数」。

潮のタイミング等もあるとは思うが、殆ど水の動かない場所で6lbフロロが37.5%に対しピンクフロロは8.3%。

これは看過出来る数字ではないと。

もう一つは2日目と3日目の比較。

お互いを入替ながら行った2日目と、ピンクフロロのみで行った3日目でほぼほぼ数字が変わらなかった。

いや、活性が1日おきに下がったと考えれば良くなったと考えられなくもないが、そこで注目したのが見えチヌチャレンジ。

初日と2日目でバイト状況が異なっている事から、初日は曇りだった事もあり活性が高かったか、元から見えにくかったと判断するのが妥当かと。

それともう一つ、むしろコイツで確信したと言っても良い位な大きな出来事(?)が。

これは数字には表れないので言葉で説明しますが、識別番号23の時。

その時・その場の水深は60cm強といった場所での事。

私の落とし方としては、先ず一度水面に(今回はミジ貝)を置く。

そして約1秒後に落とし始めるのだが、20cm程度落ちたタイミングで落とした場所から魚が逃げて行った。

ほぼ水面直下で逃げて行ったので、その辺りにステイしていたのだろう。

しかも、それが2連続(泣)

ミジ貝の位置と魚の位置を考えると、近くに落ちて来た貝を食おうとして追ったらラインが見えて散ったとしか思えん。

もし単に驚いただけなら、水面に置いた時点で逃げるはずだから。

その他にも、手元に出たバイト/キャッチした魚は全て底近く。(齧られただけの殆どが、全くバイト取れなかった)

赤潮が酷く、ある程度水深が出てきたタイミングでバイトが多くなってきた事を踏まえても、やはり見えているのだろうと。


まあ、外的要因として、前日風が強かった(基本風速5m/秒)のもあり、ラインがかなり揺らいでいたのは事実。

そういう意味では、結構シビアな状況ではあったと思う。

ただ「見えない」ならば揺らごうが何しようが「見えない」訳でw

実はポイントAは若干風が避けられる場所であり、こちらの方が圧倒的にバイト数が多い(距離にしてポイントBの1/4程度)事を考えると、見えてるんだろうなと。


勿論反論は認めますが、使い続けてて「どうにも優位性が無いよな」というのが本音。

それよりもリーダー長を変えた途端にバイトが増えた(識別5→6)事の方が、余程優位性があったかと。

今回初めて「ローリングスイベル」なる物を使ったのだが、もしかしたらコイツが干渉していた可能性もある。

しかしながら2日目を見ると両者のバイト数が変わらないので、ラインの優位性は見られないよなと。


(プラシーボ効果狙いで)半額だったら買うけど(笑)


何かの参考になれば幸いです。

コメントを見る