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▼ とあるフックシステムを作ってみた(笑)
- ジャンル:ニュース
- (元style-攻略法, パクリ屋工房, 自分のオキニは他人の地雷)
前回、とあるフックシステムについての考察を書いてみた。
その中で幾つかの矛盾点を指摘し、「余裕で作れるでしょ」と発言しました。
ええ、発言する位ですから、私でも余裕で作れました。
全ての矛盾点を解消した、とあるフックシステム。
まどろっこしいのは嫌いなんで、さっさと出しちゃいましょう。
ダメだ!
不細工過ぎるっっ(爆)
素直にチューブにカットライン入れますわ…
いやでもね、これ、全ての欠点をカバーしてる(はずな)のよ。
お蔵入りにする前に、それをちょいと説明させて頂戴。
先ずはバーブの件。
この写真のはチヌ針のバーブを潰した物なんだけど、これをヘラ針にすれば完全バーブレス。
既製品の餌針でバーブレスって(知ってる中では)ヘラ針しかないから、これはメーカーに期待しましょう。
次にダメージの件。
この形にゴムを巻くと、凄い弱い力でもフックが開き、かつ簡単に戻る。
これなら、魚の口の薄い膜の強度よりも弱い力で開くから、本当の意味でダメージ軽減。
しかも、極限まで開こうとすると、ゴムがアイの方にずれるからどんな時にも負担が掛からない。
さらに通常時は滑り止めにもなるから、フックが意図せず回る事も防げる。
さらにさらに、水中でチューブが切れた場合、ゴミを海中に捨てる事となる。
このゴムはアイ側にずれるだけなので、ゴミも出ない。
定期的な交換は必要かも知れないが、それを怠って切れたとしても天然ゴムなので、収縮チューブよりは環境に優しい。
ちと宣伝になるが、この白ゴムはウチの会社で販売している特注品。
天然ゴムにホワイトカーボンを混ぜて作られているので、通常品(ごく普通に売られてる飴色の輪ゴム)よりも遥かに耐候性が高い。
そのデータを出せと言われると、メーカーに頼むしかないけどねw
なので、簡単にはダメにはならん。
アイは糸なので、(リングの太さにもよるが)360°回転可能。
これ以上のサスペンションは無いでしょう(笑)
次にキャッチ率の件。
構造は全く一緒なので、もしこれがダメで本物は良いという理由は付けられない。
そして蘇生率の件。
バーブ付の本物より、バーブ無しの方が(彼らの言う)蘇生率は高いでしょうw
最後にポエムの件(笑)
こればかりは、このフックでは何も出来ません…
時と金が解決してくれるでしょう(爆)
しかし
やはり見た目は重要よね…
どんなに凄い性能だったとしても、見た目が悪すぎたら誰も使いたがらないもん(泣)
って事で、コイツの開発秘話なんかを少々…
んなもん、ある訳ねーだろwww
とやったら怒られそうなので、ほんのちょっとだけ。
前回「余裕で出来る」と断言したのは、とある経験があったから。
というのは、アシストフックを作り始めた当初、私の性格を反映してか アシストラインが斜めになってしまうのが頻発。
理由は簡単で、
こんな感じで巻き始めに押さえる際、針先が指に当たるのが痛くて避けていたから。
元から斜めになってりゃ、そりゃ当然斜めになる訳で(爆)
今回、構造を見て「ピン!」ときたという訳。
アシスト製品が、あれだけ綺麗にセンターで巻けるのなら、斜めなんてもっと簡単だろうと。
…いや、これは語弊があるな。
実際には治具があるはずなので、その角度を調整すれば済む事でしょ?と。
で、折角なので実際に作って気付いたメリット・デメリットなども少々。
先ずメリットとしては、色んな針の組み合わせ方で、様々な重量のフックが製作可能。
特に最近の餌針は素晴らしく、重量や線径まで記載されている物が出てきた。
ルアー用フックこそ、そういうのが必要なのにねぇ…
例えば私が多用するフックは0.28/0.32/0.43/0.52gの4種類で、それに併せてセッティングしてあるのだが
ビンゴ!
そして何より、コスパ派には最高のメリット。
安い!
具体的に計算してみよう(リングは再利用可能なので除外)。
フック:18円*2=36円(15本入り270円で計算)
アシスト:2円(2.5cm使用で計算)
巻き糸(?):0円(使い古しのPEライン)
(※)白ゴム:0.27円(500g(約7500ヶ入)2000円にて弊社で販売w)
(※)チューブ:1.5円(1cm使用)
という事で、1ヶ40円程度で作成可能。
既製のシングルフックを使った場合、アイを曲げるだけだが、1ヶ100円は軽くオーバーする。
ちょいとボビンでクルクル巻くだけで60円のお得!
しかも魚にも超優しい(笑)
しかしながら、当然デメリットもある訳で。
例えばこれ。
同じ重量なのだが、シャンク部がこれだけ長くなる。
こうなると、タダ巻きだけなら問題ないだろうがアクションさせたりするとフロントとリアが絡んだりする可能性がある。
ただこれまた微妙なトコで、実はロングシャンクが欲しい場面なんかもある。
一番簡単なロングシャンク化はリングをもう一つ付ける事なんだけど、それだと重量が変わってくる。
そんな時には逆にコイツがメリットだったりするので、これは使うルアーに拠るかと。
ってな事で、作ってみて判った事を簡単に書いてみました。
今回はこれで終了ですが、折角なので最後にもう1話書いておこうかと。
これを毒と見るか愛と見るかは、貴方次第です(笑)
その中で幾つかの矛盾点を指摘し、「余裕で作れるでしょ」と発言しました。
ええ、発言する位ですから、私でも余裕で作れました。
全ての矛盾点を解消した、とあるフックシステム。
まどろっこしいのは嫌いなんで、さっさと出しちゃいましょう。
ダメだ!
不細工過ぎるっっ(爆)
素直にチューブにカットライン入れますわ…
いやでもね、これ、全ての欠点をカバーしてる(はずな)のよ。
お蔵入りにする前に、それをちょいと説明させて頂戴。
先ずはバーブの件。
この写真のはチヌ針のバーブを潰した物なんだけど、これをヘラ針にすれば完全バーブレス。
既製品の餌針でバーブレスって(知ってる中では)ヘラ針しかないから、これはメーカーに期待しましょう。
次にダメージの件。
この形にゴムを巻くと、凄い弱い力でもフックが開き、かつ簡単に戻る。
これなら、魚の口の薄い膜の強度よりも弱い力で開くから、本当の意味でダメージ軽減。
しかも、極限まで開こうとすると、ゴムがアイの方にずれるからどんな時にも負担が掛からない。
さらに通常時は滑り止めにもなるから、フックが意図せず回る事も防げる。
さらにさらに、水中でチューブが切れた場合、ゴミを海中に捨てる事となる。
このゴムはアイ側にずれるだけなので、ゴミも出ない。
定期的な交換は必要かも知れないが、それを怠って切れたとしても天然ゴムなので、収縮チューブよりは環境に優しい。
ちと宣伝になるが、この白ゴムはウチの会社で販売している特注品。
天然ゴムにホワイトカーボンを混ぜて作られているので、通常品(ごく普通に売られてる飴色の輪ゴム)よりも遥かに耐候性が高い。
そのデータを出せと言われると、メーカーに頼むしかないけどねw
なので、簡単にはダメにはならん。
アイは糸なので、(リングの太さにもよるが)360°回転可能。
これ以上のサスペンションは無いでしょう(笑)
次にキャッチ率の件。
構造は全く一緒なので、もしこれがダメで本物は良いという理由は付けられない。
そして蘇生率の件。
バーブ付の本物より、バーブ無しの方が(彼らの言う)蘇生率は高いでしょうw
最後にポエムの件(笑)
こればかりは、このフックでは何も出来ません…
時と金が解決してくれるでしょう(爆)
しかし
やはり見た目は重要よね…
どんなに凄い性能だったとしても、見た目が悪すぎたら誰も使いたがらないもん(泣)
って事で、コイツの開発秘話なんかを少々…
んなもん、ある訳ねーだろwww
とやったら怒られそうなので、ほんのちょっとだけ。
前回「余裕で出来る」と断言したのは、とある経験があったから。
というのは、アシストフックを作り始めた当初、
理由は簡単で、
こんな感じで巻き始めに押さえる際、針先が指に当たるのが痛くて避けていたから。
元から斜めになってりゃ、そりゃ当然斜めになる訳で(爆)
今回、構造を見て「ピン!」ときたという訳。
アシスト製品が、あれだけ綺麗にセンターで巻けるのなら、斜めなんてもっと簡単だろうと。
…いや、これは語弊があるな。
実際には治具があるはずなので、その角度を調整すれば済む事でしょ?と。
で、折角なので実際に作って気付いたメリット・デメリットなども少々。
先ずメリットとしては、色んな針の組み合わせ方で、様々な重量のフックが製作可能。
特に最近の餌針は素晴らしく、重量や線径まで記載されている物が出てきた。
ルアー用フックこそ、そういうのが必要なのにねぇ…
例えば私が多用するフックは0.28/0.32/0.43/0.52gの4種類で、それに併せてセッティングしてあるのだが
ビンゴ!
そして何より、コスパ派には最高のメリット。
安い!
具体的に計算してみよう(リングは再利用可能なので除外)。
フック:18円*2=36円(15本入り270円で計算)
アシスト:2円(2.5cm使用で計算)
巻き糸(?):0円(使い古しのPEライン)
(※)白ゴム:0.27円(500g(約7500ヶ入)2000円にて弊社で販売w)
(※)チューブ:1.5円(1cm使用)
という事で、1ヶ40円程度で作成可能。
既製のシングルフックを使った場合、アイを曲げるだけだが、1ヶ100円は軽くオーバーする。
ちょいとボビンでクルクル巻くだけで60円のお得!
しかも魚にも超優しい(笑)
しかしながら、当然デメリットもある訳で。
例えばこれ。
同じ重量なのだが、シャンク部がこれだけ長くなる。
こうなると、タダ巻きだけなら問題ないだろうがアクションさせたりするとフロントとリアが絡んだりする可能性がある。
ただこれまた微妙なトコで、実はロングシャンクが欲しい場面なんかもある。
一番簡単なロングシャンク化はリングをもう一つ付ける事なんだけど、それだと重量が変わってくる。
そんな時には逆にコイツがメリットだったりするので、これは使うルアーに拠るかと。
ってな事で、作ってみて判った事を簡単に書いてみました。
今回はこれで終了ですが、折角なので最後にもう1話書いておこうかと。
これを毒と見るか愛と見るかは、貴方次第です(笑)
- 2020年1月10日
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