ライン(リーダー)の真実  ※追記有


※コメント欄が賑やかになってますが、どうにも今回のログで理解出来なかった事がある様子なので追記しました。
追記分は色文字になっております。(黒文字の部分は、一切手を加えておりません。)
余りに当たり前の事なので、これから読まれる方で普通に釣りされていればスルー推奨ですw



すいません。

前回の仮タイトルは、ちと恥ずかしいのでやめました(爆)

フロロとナイロンを、自分の納得のいくまでテストし、そして答えも導き出しました。

結構面白い結果も出た事なので、それらを全て晒していきます。


先ず、テストに先立って、全く同じ太さ・強度・号数のラインを用意する。


(ちょいピンボケしてるけど、共に3.5号/14lb/0.310㎜です)

それぞれのラインを30cmにカットして各30本用意。

今回実施するテストは

①新品引っ張り強度
②耐候後引っ張り強度
③吸水後引っ張り強度
④新品摩耗強度
⑤耐候後摩耗強度
⑥吸水後摩耗強度
⑦新品摩耗強度(ウェット)
⑧耐候後摩耗強度(ウェット)
⑨吸水後摩耗強度(ウェット)
⑩巻き癖

の10点。
各々を3本ずつテストして、その傾向を見ようかと。

で、①~③の引っ張り強度については



こんな感じで、お互いを引っ張り合う。

結束は、私がこれしか使わない「王様直伝ダブルクリンチノット」。

つまり、他の結束を使ってる方には参考にならん可能性があります。

そして④~⑥の摩耗強度については



久々登場、コンクリートブロック君。

やはり摩耗については、コンクリートテスト一択です。

理由は、過去ログ参照して下さいw

そして⑦~⑨の摩耗強度については



コンクリートブロック君、水没(爆)


いやね、これがホントの「実釣に則した」テストだと思うのよ。

実際に擦れるのは、濡れたコンクリートが一番多いはず。

それと「濡れた」魚の歯。

って事は、これが本当の意味での耐摩耗テストかと。

ついでに言うと、耐候性については



こんな感じで、日光浴(笑)

プラケに入ってるペットボトルのキャップで、⑩の巻き癖テスト。

最後の吸水については



こんな感じに。

尚、この水はペットの汽水フグの水換えで排水した飼育水(爆)

私のやってるエリアが汽水なので、1/4濃度とは言え少しでも条件を合わせようかと。

ついでに紫外線もたっぷり浴びれば、尚更現実に近づくかな、と。


という事で、早速テスト結果を。

で、余りに結果が偏り過ぎたので、写真は要所要所のみ。


先ず①~③



ナイロン全勝

お次④~⑥



フロロ全勝

最後⑦~⑨



ナイロン全勝

最後の巻き癖



当然ですが、ナイロン全勝

この結果が全てです。

因みに劣化テストは、2ヶ月近く屋外/水中放置です。

少し注釈すると、ナイロンのドライ状態でのテストの際は、確かに新品の物より耐候・吸水させた物の方が若干早く切れた。

しかしながら、ウェットテストでは、劣化させた物でもナイロン全勝。

会社で繊維物も扱っている手前、テスト前から材質への知識があった事は否定しないが、ナイロンは熱に弱い。

④~⑥の結果は、「摩耗」ではなく「摩擦熱」で切れた感がある。

となると、ナイロンって実はフロロより強いんじゃね?と。


当然の事ながら、何の根拠も無しに「こっちの方が強いですよ」とは、メーカーの意地に賭けて言えない。
(まあ、根拠も無しにポエムるメーカーもあるみたいですがw)

その場合、テストの仕方をフロロ有利な物だけにすれば、「嘘は言ってない」と。

事実、ラインの耐摩耗試験と称して、水中で行っている物を見た事が無い。

例えば鉄の棒であったり、鑢であったり。全て空中。

要は敢えてナイロンの最大の弱点である「熱」を持たせたる状況でテストすりゃ、自ずと結果は見えてる訳で。

ある意味「ヤラセ」テストじゃね? と。


で、逆の言い方をすると、今回のテストもある意味ヤラセw

初めから断っておきますが、結果に嘘はついてませんよ。

では、何故そう言うか。

実は検証していない(実際に出来なかった)重要な点が2つある。

一つは温度。

ナイロンは熱に弱いが、低温では硬化する。

今回水道水を使ったが、多分水温は15℃前後あったはず。

より冷たい温度になった場合、結果が変わる可能性がある。

でも、私は冷え性なので、そのテストは却下w

もう一つは引っ張り状態での強度。

何が言いたいかというと、ナイロンは伸びる。

今回、同じテンションで耐摩耗比較をする為、ナイロンとフロロを平行に巻き付けてテストした。

ご存じの通りフロロは伸びにくいので、ナイロンの方は実際に(魚に)引っ張られた状態でのテストではない。

素材が伸びるという事は、質量は一緒の為、伸びた部分が細くなる。

細くなれば必然的に全ての強度は劣る様になるので、多分結果はフロロが勝つのではないかと。

メーカーのテストでも、引っ張った状態で摩擦テストを行っている

実際に使っていて、「フロロは耐えるけどナイロンは直ぐに逝く」という感じを持つ人は居ると思う。

それは、多分事実であり、理由は上記の通りではないかと。


前回も書いたが、同じ号数/lb数で比較した場合、フロロの方が太い(事が多い)。

その太さで強度が保たれているならば、伸びにくいフロロの方が実釣では強いとも言える。


但し、リーダーでの使用に関してのみ


というのは、リーダーって使う長さが短いじゃない。

根掛かりは別として、例えば普通の魚とのファイトの力を5㎏と想定する。

リーダーの長さがせいぜい1mなのに対し、メインラインとして使うならば50m位となる。

青物の様に走る魚であれば別だが、ことシーバス釣りでラインが切れる時は竿を煽った時=瞬間的に力が掛かった時。

竿を煽る時というのは2つあって、一つはフッキング・もう一つは寄せ。

それ以外で切れるって事は、マネジメントの点で再考する必要があるかと思われます。

人間の体の構造上、同じ立ち位置でどんなに竿を煽っても、せいぜいストロークは1m程度。

仮にPEの伸びが0と仮定すると、リーダーについては1mの長さに1mのストロークが加えられる=嫌でも魚は動くw

ホントは竿の曲がりが効くのだが、ここで魚の動きとそれを含めると計算が面倒なので、2倍伸びるラインがあったと想定して下さい。

そして、荷重に対する伸び率が一定と想定して下さい。

これがラインの限界だとして、メインラインであれば、50mの内の1mが伸びただけとなる為、


そこに同じ5㎏の力が掛かった場合、同じ長さに掛かる力は1/50。

つまり1mに100g程度の力しか掛かってないとの同じになる。

5㎏に対するナイロンの伸びと100gに対する伸び。それに対する太さの変化。

それを考えると、明らかに水中ではナイロンの方が強くなる。


これ、何か間違えてますかね?

あちらの言い分を今回の例で例えるなら、5㎏の力が掛かったら、糸は必ず2倍伸びる事になるらしいです。

当然2倍伸びるラインは無い(ゴムなら別w)ですが、例えば10%伸びるならば必ず5m伸びる。

って事は、何のテンションも無く、ストロークの1mを引いた4mがどこかを漂っている事になるのが正しいみたいです♪

いや、コメント見直したらテンション掛かってるらしいです。

って事は、そのテンション掛かった4mは何処に…?w

しかもですよ!


長さが違っても、同じ5㎏を掛けられるらしいです。

って事は、この方にとってはリーダーでもメインラインでも同じ力が掛けられるらしい。

ならば「ナイロンはフッキングが甘くなる」という一般の方のジレンマは皆無。

凄腕じゃん!

で当初、騒がれてる意味が全く分からず回答的な事をやってましたが、1日考えてやっと理解出来ました。

「俺とやってる釣りが違う!」と。

3つだけ思いついたので、ちと書いてみます。

私は、シーバス(と鯊)しか釣りしてない事は何度も書いてきましたので、それ前提です。

きっとどれかが正解のはず。

①IGFAの競技者
確か、細糸で何kg釣ったという記録をやってたはず。
となれば、常に破断限界以下の細いラインでやっていて、フッキングなんてしようものなら即切れるという状況。
大袈裟に書いたら1cmでも動かしたらラインが切れる状況であれば、リーダーもメインも無く常に5㎏掛かってる事になる。
ラインブレイク前提なこの釣り、公式記録みたいな形でやってるんだから、これはこれで仕方なし。

…こういう事やってる人が、俺みたいなログ見てくれる事は無いよなぁ(爆)

②使ってるのが超高速自動電動リール(手動も可w)
例えば魚からのコンタクトがあった瞬間に、何mも瞬時に巻き取るリールを使っていた場合。
1mも50mも瞬間的に巻き取る機能があれば、確かに共に5㎏掛かってる事になる。
これを手動でやろうとすると、ハイギアで1回転80cmの仮定して(今回は2倍伸びるラインだから)62.5回転を一瞬で回す事になる。
人間の体の構造上それは不可能だから、もしかしたら1回転10m位の超ハイギアリールを使ってるのかも知れない。

…そんな発明出来る人が、俺如きのログ見てくれてるなら、嬉しいなぁ♪

③やってる事が「釣り」ではなく「吊り」
魚のファイト=吊り上げるというのであれば、ラインは伸び切った状態になる為、こちらも常に5㎏掛かってる事になる。
吊りに近い釣りといえば岸ジギだが、あれは竿を煽ってフッキングするから、今回は当てはまらず。
となるとどういう状況が嵌るかと、結構考えました。
そして一つ、以前目撃した状況にぴったりと嵌るのがあった。

「橋の上からの引掛け釣り」

橋下でライズしている魚に、橋の上から(多分)バイブレーション落として 釣り 吊り上げてはその魚を落とすというヤツ。
そんな釣りは断じて認めんが、その場合、普通の竿ではなく硬い棒の方が魚を獲れる確率が上がるはず。
となれば、ストロークも糞もなく全ての荷重がラインに掛かるので、糸が何mあろうが5㎏掛かる事になる。
これならば現実的だし、言ってる事はごもっとも謝るしかない。

…そんな人に俺のログ見て欲しくないなぁw



それじゃ、何故「フロロが強い」という刷り込みを行ったか。


儲かるからでしょwww


リーダーとメインライン、どちら量を多く使うかと言えば、明らかにメインライン。

その使用を前提とするならば、巻き癖が強く弱ければ、交換頻度も高くする必要がある。

感度ではPEに劣り、強度ではナイロンに劣る。

硬い為にルアーの動きを阻害し、良い事といったら透明性のみ。


そんなライン、誰も使わんでしょw


なので、捏造とは言わんが刷り込みを行ったのではないかと邪推。



という事で結論


ラインの強さは、材質ではなく太さ


当然、リーダーとしてのみ使うのであれば、多少のメリットはありますが…

まあ、材質自体はナイロンの方が強いって事だけ覚えておけば、後はTPOに合わせりゃいいっしょ♪

みんなからのコメント コメントする

管理人さんの、言われる。
メーカーは、水中の耐摩耗テストを、やらないのか。は、某メーカー曰く、接地面の摩擦熱は、大気中も、水中も、同等だったので、大気中で、行って、います。との事です。ただし、この言い分は、間違ってます。確かに、接地面の摩擦熱の温度は、大差ないのですが、その部分の接地面以外の熱伝導は、有ります、それが、素材自体の熱変異を、もたらします。水は、大気の800倍の熱伝導がりますので、素材自体の冷却に、関与致します。ナイロンの吸水性が、冷却を、優位に働いています。
フロロの問題は、一点に、90度の削る様な、切開が、出来ていくと、軽い切開でも、軽い引っ張り力でも、切断される事です。伸びの低いのも有りますが、分子結合の違いから、起こります。フロロのリーダー、ハリスは、魚の歯から、切断を、守れるのか、切開され難くが、軽い切開でも、切断にいたる。ナイロンは、一点の90度の削れやすいが、耐えながら、削れていき、切断に、いたる。この一点集中の耐摩耗力は、ナイロンが、優位にありますし。カジキ漁師さんは、ワイヤー使わないなら、ナイロンだ、て、言います。
駄文を、失礼致しました。

omizo

rattlehead

東京都

>omizoさん
2年以上前のログへのコメント、ありがとうございます。
メーカーの言い分も初めて知り、また一つ勉強になりました。
しかし、そんな理科の基礎すら分からん連中がテストしてるとなると、やはりメーカーの言うことは信用出来ませんなw
(とか偉そうに言ってても、具体的な数字は知りませんでしたが(爆))

フロロは90°でなくても、少しクラックが入るだけで裂けるチーズの様に切れていきますからね。
見落として何度泣いたことか…(ルアーロスト)
ナイロンだと、明らかに傷というか劣化が判りやすいので、そういった意味でもリーダーには向いてるかと。

まあ、漁師さんはコストの問題もあるかもしれませんね(笑)

>rattleheadさん
駄文に、お返事を、頂きましてありがとうございます。
釣り糸は、ナイロンは、米国製に、国内製は、シルバースレッドが、出るまで、全く太刀打ち出来ませんでした。その間を、埋める、存在が、フロロに成ります。呉羽は、第二の釣り糸と、大宣伝して、日本人も、それに、乗って、神話の誕生です。張りのある糸は、ハリスに、使いやすかったのも、確かです。漁師は、高いから、つかっませんが。ダクロンだってありますし。釣り糸販売元は、ナイロン、フロロを、両方扱っていますので、片方に、片寄った、販売宣伝は、しませんし。販売する以上は、PE含め、全て売れた方が、良いに、決まってますから。ナイロン素材料の製造元の東レ、ユニチカでさえ、フロロも、PEも、販売してますし。ユニチカの研究者は、水中のフロロと、ナイロンの耐摩擦熱性は、ナイロンが、上と、言ってます。東レは、親しくないので、聞けてません。
フロロは、一点の90度の切削に、弱いのは、構造が、フイラメントに、近いからです。裂けるチーズ構造。フイラメントは、一点を、90度の浅い切削でも、切断に、至ります。ナイロンザイル事件。PEも、同じく。
ポリフッ化ビニリデン自体が、糸には、向かない素材と、思います。ポリフッ化ビニリデン製の、タワシ、デッキブラシ、登山ロープ、レスキューロープなんて、無いですし。
漁師さんの件は、ワイヤーは、フロロより、高いです。コストなら、太いナイロンつかえば、良いですし。
釣り人も、コスト削減なら、1号太いナイロンつかえば、良い。フロロの2倍は、速く交換出来ます。1日使ったフロロと、1日に、2回交換した、1号太いナイロン。

omizo

rattlehead

東京都

>omizoさん
ユニチカの研究者とお知り合いですか、羨ましい。
自分も仕事柄繊維メーカーの研究者は何人も知り合いが居るのですが、釣り糸を扱ってない所が殆どで何も聞けませんわ(爆)

糸の宣伝に関しては、自分が感じただけかも知れませんが、かの王様以外ナイロンを推す方を見た事が無いので。
当然紙媒体であれば別ですが、今や死に体のメディアなので尚更そう感じるのかも知れませんね。

そうは言っても、フロロはフロロなりの良さも、特にヘチ釣りをやり始めてからは感じるようになりました。
(これ書いた時には、まだやってなかったかと)
開発されたという事は、それなりの理由があるって事ですね。

>rattleheadさん
ナイロンを、奨める人。
内藤裕文さん。
usシルバースレッドを、世に出した人、ユニチカの研究者、製造現場を、泣かした人。この人は、物理、化学の知識有るから、厄介者。自己で、実証実験、実証試験しますから。内藤さんが、求めた物は、耐摩耗性(耐切削性、耐せん断性、耐摩擦熱性)。特に、結束部分の耐摩擦熱性。摩擦熱からの熱変性の切断への向上。これが、1982年のバグリーに居る、変な日本人。東レだって、断るでしょう。ユニチカは、よく引き受けたな。私事は、初対面の人に、10時間も、釣り糸の、講義するか。実体顕微鏡持ってる。て、聞く。持ってるけど。
個人的には、変な人の、お陰で、釣り糸に、変な興味持たされました。実社会に、なんの利益無いのに。教訓、相手と、同様な、知識を、有する場合は、相手が、な、場合は、無知を、装お。日本の釣り糸の、技術向上には、よかったのですが。usシルバースレッドの、技術革新は、pa6+6/6+12の配合率と、シリコン材の種類と、配合率。と、各pa素材料の向上の開発。各素材料の均等な混合。
村田さんも、内藤さんには、頭上がらんでしょうし。
内藤さんは、釣りに、物理、化学等の話しになると、違う人に、成るから。
数字が、入ると、特に。
駄文を、失礼致しました。

omizo

rattlehead

東京都

>omizoさん
ヒロ内藤さんか!
あの人がそんな凄い(色んな意味でw)人だとは知りませんでしたわ。
最近Youtube始めたらしいですが、ここ20年位派手な表舞台には出てきませんでしたからね。
確か女性宇宙飛行士の向井千秋さんが、実の姉だった記憶が…
確かに、昔村田さんと話した時、あの二人には頭上がらないって仰ってましたわ(笑)
折角だったら、そういった面も表に出せば、「気の良いおっちゃん」とは違った目で見られたのに…勿体ない。

>rattleheadさん
二人は、故西山さんかな。
西山さんが、老眼に成って、フライのアイに、ティペットが、通せなく成って、他人に通してもらう、姿を見て。奥山さんと、見えなく成ったら、デカイフライに、太いティペットで、釣りしたる。何て、言い合ってた。遠い昔。ヘチか、糸が見えない。目印が、見えない。道具の進化より、老化の方が早い。
フロロと、ナイロンの伸びやすい、伸び難い。の件ですが。
引っ張り強度が、5㎏切断の場合、切断まで、引っ張りますと、フロロが、ナイロンより、6%から8%伸びます。
引っ張り強度最高値の50%から、フロロは、ナイロンより、伸び初めていくから、です。80%から切断までの間は、よく伸びます。
引っ張り強度最高値の、50%の引っ張り力は、同等な伸び率なのです。2.5㎏での引っ張り力は、ナイロンも、フロロも、同じ伸び率なのです。ナイロンは、50%を、中間起点とするならば、0%から100%まで、ほぼ直線な、伸び率に、成るのに対して、フロロは、35%辺りから、急激な、伸び率が、起こります、50%で、ナイロンと、同等の伸び率に成り、ナイロンを、越える伸び率に、成ります。
これは、試験器の、モーターの巻き上げ力によっても、変わりますが。
10秒後に、5㎏に成る、巻き上げモーターなら、切断まで、10秒かかる事に、成ります。
10秒間のフロロと、ナイロンの素材性格の違いがが有り、フロロは、ナイロンと違い、ゆっくり引っ張られると、伸びやすいのです。
0㎏から1.8㎏まで伸び率は、フロロの方が、0%から5%。ナイロンが、0%から9%。1.8㎏から2.5㎏までが、フロロが、5%から12%。ナイロンが、9%から12%。2.5㎏から5㎏が、フロロが、12%から30%。ナイロンが、12%から25%。
10秒後に、30㎏に、成るモーターなら、1.6秒で、切断されるか、フロロは、0.5秒で、1.7㎏の切断、ナイロンは、0.8秒で、2.3㎏の切断。この様な試料なら、紡績会社なら、何処でも有ります。簡単のなら、東洋紡が、ザイロンの説明書に、載せてます。
個人でも、出来ます。立て板に、メジャー付けて、そこに、50㎝づつの長さを、吊して、表記の最大引っ張り強度の10%づつの錘を、切断まで足していけば、10%づつの伸びが、分かりますから、伸び率も分かります。
1秒に、みたない時間に、かかる、引っ張り力は、50%に未たない、力で、切断されます。初期伸び率が、低い素材は、瞬間的引っ張り力には、弱い。と、成ります。
フロロのハリスの合わせ切れは、この様に、起こります。ナイロンでも、有りますが。
フロロ2号でも、10m以内で、2㎏引っ張り力を、1秒以内の全体重乗せて、合わせたら、合わせ切れの可能性が、あります。70㎏体重の人で、体重乗せて竿合わせは、3㎏位は、出るので。竿破損かな。
魚の吸い込程度で、ナイロンが、伸びていたら、アタリわからないから、投げは、無理だし、エサ釣全般も無理です。テンカラも。浮子に、アタリ出ませんし、目印にも、筏の竿先にも、渓流の竿を通じた、アタリも。
ナイロンが、劣るのは、紫外線劣化。3倍は、早い。吸水性は、一週間漬けて、フロロより、ナイロンの5%の引っ張り強度低下。
ナイロンは、シルバースレッドARS(柔らかい)。フロロは、内緒。
5㎏で、切断する都合のいいのは、ないので、実験値に、比率係数計算してます。
駄文を失礼致しました。

omizo

rattlehead

東京都

>omizoさん
駄文!?
いやいや、私のログなんかより遥かに有益な情報じゃないですか!
というか、これ1つですっげー良いログ書けますよ。
お世辞抜きで、omizoさんもここ(じゃなくても良いですが(笑))でログ書く事をお勧めします。
こういった正しい情報こそ必要なのに、メディアに踊らされているユーザーがどれだけ居る事か…
私の初期のログは、そういった部分を覆す為に書いていた部分もあり、ただ情弱故に経験からの話しか書けませんでした。
折角の知識、勿体ない…
何なら、これベースに私が書いちゃいますよ(笑)

貴重な情報、ありがとうございます。
非常に勉強になりました。

>rattleheadさん
こんな駄文で、よければ、どうぞどうぞ。
ジジイは、消え行くだけです。老害に、成ったらいけませんから。
フロロが、ナイロンより、伸びて引っ張り強度が、上回る。なんて、実験、試験も出来ます。引っ張る時間を、2時間かけて、引っ張る力を、切断まで徐々に増していけば、35%位伸びて、引っ張り強度も、ナイロンを、上回り、表記より、引っ張り強度出ます。
フロロは、破断強度の50%以上の引っ張られる力を、30分以上加えられると、復元力が、無くなって行きます。伸びたまま、戻らなく成る。再度重複引っ張り力が、加わわれば、伸び続けて、切断に至ります。ナイロンも、70%以上の引っ張り力が、加わると、復元力は、ほぼ無くなりますが。
フロロは、ハリス、リーダー(トローリングのリーダーには、使う人は、いません)、鮎の水中糸、が、適材。リールに、巻くよう物ではない。バスのチョンチョン釣りは、5m位なので、切って行けば、良いかもしれませんが。フロロを、リールに、巻くぐらいなら、ダクロン巻いた方が。
ご参考に成られたなら、ジジイの戯言成りに、よかったです。

omizo

rattlehead

東京都

>omizoさん
いやホント、色々と教えて頂き感謝しかありません。
実釣との乖離はあるかと思いますが(破断強度ギリのラインを選択する事はないように)、材質本来の性状を知ることで、より適切な選択が出来るでしょうし、また異なった視線から選択する事も出来るようになるかと。

自己承認欲求でコメ欄荒したバカが居たせいで、最近のログへのコメントは会員のみにしており、こういった有益な情報が共有出来ずに残念ですが、今後ともよろしくお願い致します。

rattlehead様

いつもブログ楽しく拝見させて頂いております。まさに当方が思っていた内容のブログでしたので、駄コ失礼いたします。


〉まあ、材質自体はナイロンの方が強いって事だけ覚えておけば、後はTPOに合わせりゃいいっしょ♪

→激しく同意いたします!!
当方シーバスとオフショア両方が好きなのですが、真夏のシイラ釣りでナイロンを使うと釣行前→釣行後でライン強度がかなり低下する事を実感します(使用後のナイロンは人力で切ることができるくらい強度低下してました)。高い塩分濃度&強烈な紫外線がナイロンには過酷なんでしょうね。
またラインの伸びについても以前、佐藤紀洋氏のジギング講習会で50メートル糸を出した状態でどれくらいの力がジグにかかるか実験させてもらったのですが、バキバキの竿をおもいっきりあおっても、ほとんどジグには力がかかっておりませんでした。それ以来深場のジギングにおいては合わせるという行為をやめてしまいましたが、フッキングには影響無いように感じています。よってオフショアではフロロを愛用しています。

逆にシーバスについてはナイトがメインであること、塩分濃度高くないこと、それ程ラインが出ないこと等から、コスパその他メリットを優先ナイロンを愛用しています。ただ面倒くさがってリーダーを再利用すると、痛い目を見ることがありますが。。。

rattleheadさんのブログはいつも本当に楽しみにしています。今後もアカデミックな記事楽しみにしています!!

モヒカン太郎

神奈川県

rattlehead

東京都

>モヒカン太郎さん
コメント、ありがとうございます!
また、具体的な実体験を書いて頂き、これで自論が正しいと確証出来ました。
流石にあれだけグダグダ書かれると、「もしかして俺の勘違い?」と一瞬迷う事もありましたが、あちらさんは自論を証明する具体例を全く挙げられない様なので心強いです♪
(まあ、また間違いを認められないのは云々とか言いそうですがw)

私は基本船に乗れないのでジギングをやった事が無いのですが、以前知り合いがナイロンでやった際に「いつの間にか掛かってた」という話を聞いた事があり、キャスティングでも変わらんな…と思ってました。
その頃は伸びがどうこうなんて考えてもいませんでしたが、ある程度釣りをやり込む様になり、他のラインを使う様になって初めて気付いたという(爆)
同じ力が掛かるのなら、ナイロンだろうがバイトもしっかり出るはずなんですけどねぇw

また、紫外線の件も勉強になります!
ちょっと言い訳ですが、私は岸ジギ以外は夜しかやらんので、冬の少ない紫外線で充分と思ってました。
が、甘かったですね。
もっと放置するか、シーズンを選ぶべきでした(汗)
ただ、しっかりと具体例を出して頂ける方の言葉であれば信用出来ますし、これでまた私のバイアスが修正されました。
重ねて感謝します。
1つ私の知識では無いですが、樹脂は伸縮を繰り返すと疲労を起こします。
また伸び切ると完全に元には戻らなくなる(=力が逃げなくなる)為、一気に弱くなります。
シイラの様にガンガン引っ張る魚であれば、それも劣化の1つの原因かも知れません。

モヒカン太郎さんも状況でラインを選ばれているようで、やはり経験値が高い方にとっては、今回のログは「今更何言ってるの?」ってヤツでしたわ…
そんなレベルの低い私のログですが(泣)、今後ともよろしくお願い致します。

こんにちは。下記の箇所で疑問がありましたので、お答え頂けると幸いです。

>「その場合、普通の竿ではなく硬い棒の方が魚を獲れる確率が上がるはず。
となれば、ストロークも糞もなく全ての荷重がラインに掛かるので、糸が何mあろうが5㎏掛かる事になる。」

ということは、「硬い棒」ではなく「普通の竿」をつかえば、ラインにかかる力は5kgよりも小さくなる、ということでしょうか。

よろしくお願いします。

マリを

神奈川県

rattlehead

東京都

>マリをさん
いえいえ、そう捉えられたとなると、私の語彙力の無さです。
簡単に言えば、「普通の竿」を使えば「曲がった瞬間だけ小さくなる」です。
言い訳させて頂くと、少しでも早く追記する必要があったので、出来るだけ簡潔に書いた故です。
本当は、もっと色々書きたい事もあったのですが…(笑)

これは「力の逃げが無い」事を前提と考えた場合の例えです。
ラインの伸びで掛かる負荷を分散出来ると思っていた私の自論を、完全否定されたので。
どちらが正論か不明な為、これから書く事は全て「推測」として下さい。

この例えを出した理由は、竿の曲がりでも力は吸収されると私は考えるからです。
ちょっと長くなりますが、補足説明させて頂きます。
例えば破断限界が4.9999…㎏のラインを使っているとします。
そこにもし5㎏の物(敢えて魚とは書きませんw)が掛かった場合、どんな部分にも5㎏の力が掛かってれば一瞬で切れるはずです。
(実際にはもっともつのですが、あくまで極論として下さい)
というのも、ラインの表記で「○%以上伸びると切れる」という表記は(少なくとも製品・パッケージには)無く、あくまで㎏(やlb) 表記だからです。
ところが、そこに伸びがあるので瞬時には切れないと思ってます。
その後はロッドワークであったり、ドラグ緩めたり、最悪ベールを返す等で力を逃がすはずですから。
その内の一つが、竿のストロークだと思います。
大袈裟に書いたら、竿のストロークとラインの伸びは、同じ用途(?)ではないかと。
5㎏で切れるラインでも、竿が曲がればその曲がりの分で力が分散される(からラインが切れない)のではないかと。
(当然放置すれば、その後は戻るので切れると思いますがw)
魚のバイトなんかは、最たる例かと。
魚がフックに触れた瞬間の力を1㎏とします。
伸びないPEであれば、その反対側であるティップに1㎏の力が伝達されるので、バイトが判る。
が、ナイロンの様に伸びるラインであれば、50m先でバイトが出た場合はティップへは力が分散されるのでバイトが判らない(判り難い)と思ってます。
具体例として、伸びないPEであれば魚が掛かった瞬間にラインブレイクした経験が何度かあります。
しかし、ナイロンラインでは(使ってた当時はドラグの存在すら知らず、ガチ締めした上にライン交換も1年に1回程度(爆))そういう事は一切起こりませんでした。

正確に言えば、5㎏掛かった時点でラインが伸び切ってる事にはなります。
しかし、10%伸びるラインで50m出ていた場合、同じ力が掛かった瞬間に5mの糸が出るとは考えられません。
あくまで実釣での話なので「分散」という言葉を使いました。
極端に言えば、伸びた分だけの負荷しか掛かってないと。
となれば、その分太さは維持できるはずなので、ナイロンは強いと書いた訳です。
そうでなければ、追記分で言うとフッキングのストロークの1mの除く4mは何処に?となるので。
ところが、かの氏はどんな場所でも5㎏掛かってると仰るので、私の自論から考えると、硬い棒で引掛け吊り(釣りでは断じてない!)しかしてないので、力が分散される事すら知らないのでは、と推測した訳です。
(そうでなければ、彼の理屈で考えると、曲がった竿の分の糸は何処に行った?となりますのでw)
それならば、「硬い竿の方が感度が良い」と一般的に言われる理由も説明出来るかなと。

丁度良い機会だったので長々と書かせて頂きましたが、簡単に言えば、もし5㎏の力でヒットした瞬間魚が10cm動いた時、同時にラインが10cm以上追従すれば負荷は0じゃない?と。
もし焦点のズレた回答だった場合は、その点ご指摘下さい。
出来る限り理解した上で、回答させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

>rattleheadさん

回答ありがとうございます。
言わんとしていることの理解が進みました。

1点、言葉の使い方を確認させて下さい。

貴殿のいう力の「分散」ですが、下記の意味で使用していますか。

例えば5kgの力を掛けたときに、力が分散されるとは、時間経過とともに0kg, 1kg, 2kg,,,5kgというように徐々に力が大きくなるという意味。

よろしくお願いします。

マリを

神奈川県

rattlehead

東京都

>マリをさん
少しでも伝わったならば、ありがたいです。
長々と書いた甲斐がありました。

分散についてですが、多分違うかと。

力が逃げると言った方が、しっくりくるかも知れません。
例えば、均等に力が掛かれば、一箇所弱くなってる場所があれば本来ならばそこで切れる(糸伸びが無い場合)。
ところが、周りが伸びる事で、切れずに済む、みたいな。
その後もラインが伸び続ける様な力が掛かれば、マリおさんの言うように、どんどん負荷が上がり、弱くなってる場所で切れる、と。

これでお分かりになりますかね?

みんな凝り固まらずに気楽に楽しもうよ〜(^ω^)
所詮プロじゃなくて遊びなんだからwww

yu-ta

大分県

rattlehead

東京都

>yu-taさん
その通りですよね♪
所詮趣味であり、自分自身でどこまで楽しめるかだけなのに、それに自論展開して難癖つけるってのは無粋ってヤツでw
お互い、「釣り」を楽しみましょう!

なんだか知らぬまに燃え上が・・・盛り上がってますね!この様な実験、好きです!!

社内に多種多様な樹脂の加工をやってた人がいたので、実験の結果は言わず話を聞いてみたところ、素材としての比較だと圧倒的にナイロンが勝る所が多い!と。ちなみに開口一番「コスパ」でしたw

乱舞

富山県

rattlehead

東京都

>乱舞さん
ありがとうございます♪
何故か外野が一人盛り上がってしまって、どうしたモンかと(笑)

おお! 俺、正解じゃないですか。
全てにおいてコスパを求める私の実験において、そういう専門家からのお墨付きがあると、自信が持てますわ。

貴重な情報、感謝します!


検証ありがとうございます。
とてもわかりやすく、参考になります。
要はわかって選んで使い分ければいいって事をより詳しく実験付きで説明して頂いて、本当にライン選びの参考になります。

押し付けても無いのに否定的な方がいらっしゃる事が笑笑

泉将仁

rattlehead

東京都

>泉将仁さん
コメント、ありがとうございます。
そう言って頂けると、これ書いた甲斐があります。
貴殿もそうですが、殆どの方は私の意図を(糸だけにw)読んで下さり、意味あるコメントを沢山戴き感謝の気持ちでいっぱいです。

あれは否定ではなく、「こんな事知ってる俺スゲー」と屁理屈を延々と垂れ流しただけですからw
あれだけ「俺は間違った事指摘してやってる」と言い(スレ汚し?)続けたのだから、ちゃんと後始末して欲しいものですwww

>rattleheadさん

追記拝見致しました!ありがとうございます!
後始末、きちんと致しましょう!

その前に、いくつか、はっきりさせておきたいことがあります。

自分のコメントでも何度か申し上げておりますが、実験内容や方法、結果、その姿勢についてはリスペクトです!
また、ナイロン、フロロ、どちらが良いとか、僕個人がジャッジするつもりはありません。
誰のためでもなく、ご自身のための実験である、と言うことも理解しました。


さて、僕がご指摘した箇所につきまして『ブログの趣旨とは関係ない』と申しあげましたが、これは僕なりの気遣いでございます。
僕が指摘した部分を正しく理解していないと、ご自身のなさっている考察やまとめが成立しない可能性があると考えまして、その事にお気付き頂ければ、と言う老婆心でありました。


その事に気づかれたのか、
僕以外の方にも誤解されないように、追記をされたのか、どちらが追記された理由はわかりませんが、
下の無名さんのように、同じ部分をご指摘頂いている方もいらっしゃいますので、
特に物理を齧った人からみると、
誤解を招きやすい表現であったのかもしれません。

赤字の追記をしてはじめて、やっと、誤解されない表現になった、と言えるのかもしれませんが、
ただ、赤字のところにもいくつかの矛盾、明確に誤っている部分があります。


長くなりますので、ご了承頂ければ、自分のところでログを立てさせて頂こうと思いますがいかがでしょうか。


ツインフックの件では、ツインフックに一定のリスペクトを示しつつも、
その矛盾点や、表現のまずさをご指摘しておられ、興味深く読ませて頂いておりました。
結果、ツインフックの方は、最後まで指摘を受け入れる事はなかったですが・・・


マウンティング?あらし?あおり?ではなく、純粋なディスカッションと捉えて頂きたいのです・・・
『ちゃんと後始末して欲しいものですwww』と仰っているので、ぜひ、後始末させて頂きたいのです!

無断で引用してしまうのもよくないかな、と思いまして。

メッセージもしてしまいましたが、ご検討よろしくお願いします!

つむ

東京都

rattlehead

東京都

>つむさん
先ず、これはメッセージと被る内容なので、そちらの方はレスしませんのでご了承下さい。

初めにお断りしておきますが、そちらのログを読む気も無ければ義理もありません。
その時間があるなら、もっと有意義なログを読みますので。
ましてや、明らかに故意で書いた物を「書き間違い」と言い切る方とはディスカッションなどする気も起きません。
そういうのがお好きなのであれば、討論場をご自身でお探し下さい。
ここは私が人様の意見を聞く場であり、私にとって有意義な情報交換をする場です。
新しい情報・誤解していた事の修正を目的としております。
なので、私のログを勝手に引用する事はお断りします。
他人の書いた物に乗るのではなく、ご自身のテーマ・ご自身の言葉でログを書いたら良いのではないでしょうか。
それに対しての賛否も、いちいち言葉端だけ引用するのではなく、ご自身の言葉で返せばよろしいのではないでしょうか。
そして、そこでお好きなだけ討論すれば良いのではないでしょうか。

そちらが名前を出した無名さんは、私の言葉でちゃんと意味を理解して下さいました。
100歩譲ってそちらが正しかったとしても、私の中でその基準は全く意味のない事ですから、それに対して何か言う事もありません。

「後始末」と書いたのは、私が幾つか挙げた例の証明をして頂くか、私如きの頭では思いつかない他の事例を出して頂きたかっただけです。
理屈ではなく事例・証拠です。
例えば、今回の場合、竿を煽る力を解り易く5㎏としましたが、「私は釣りをしている最中、どんな場合でも竿を煽る時は同じ力だけど、㎜単位で引っぱる距離を調整出来ます。これがその証拠です。」という事です。
もしくは「ナイロンとPEを50m出した上で、先端にルアーをつけ、フックにリンゴ(段ボールでも可)を掛け、フッキング一発で同じだけの穴を開ける」でもOKです。
実釣においては、5㎏の力を掛けるという事は、ルアーを動かす為に掛ける力(正確にはラインの弛みを取る力も含まれますが )ですから。
本音を言えば、私が邪推した3つのどれか出して頂ければ嬉しいですね。
推測が当たった事になりますから。
IGFAの記録証とか、1回転10mのリールなんて夢があるじゃないですか。
「魚吊り」をやられてる写真でもOKです!
それならば、当然全てそちらが正しいという事になります。
ごく普通の釣り人ではそれが出来ないので、ああいう書き方をしただけなので。
それらを出して頂けるのであれば、三顧の礼どころか百顧の礼を持って迎えさせて頂きます。

あ、最後に一言。
そちらのコメントは、言い回し「だけ」は無礼ではないので。
その点はご安心下さい。


>rattleheadさん

ありがとうございます!
了解しました。

では、引用はしないで、派生ブログ的な感じで!!
ツインフックの時にはたくさん派生ブログありましたから!

もちろん、僕のブログを読んでもらう義理もありません!


理解されるか、されないか、受け入れられるか受け入れられないか、の違いはあるとは思いますが、
自分のログは、考証に考証を重ねて垂れ流しています(短編除く)。

なので、その考証に考証を重ねたブログに対して、
矛盾、間違いがあるので指摘したい、って依頼があれば、
『僕なら』誰からでもご依頼も受け入れたいと思っているのですが・・・
残念です。

つむ

東京都

以前に釣具屋に騙されてリーダーをフロロで統一してた愚かな私の意見です。
私が感じたフロロリーダーをソルトで使う一番のメリットはホンダワラを切断出来ることですね。
ライトロックでホンダワラの中を攻める時にナイロンとフロロを比較すると引っ掛かった場合に針が無事に帰還する確率がフロロの方が圧倒的に高いです。
さらに尖った岩や牡蠣殻のような鋭い物に擦られる場合はやはりフロロの方が強く感じます。
シーバスで必ずフロロをしようする場面は私の場合は冬のシャコパターンの時にワームをズル引く時と流れの河川でのトップゲームだけですね。
河川のトップゲームは魚がスレてる前提でやってますので。より透明でプレッシャーを与えにくいラインを選択したいという、いわば気休めや験担ぎで選択してます。
そもそも感度特化のPEに感度重視のフロロ合わせたらどこでショック吸収するのよ?って話ですし。
爆風や急流河川、強いウネリ以外で選択するメリットは全くない。
だけどフロロが要らないかと言われると絶対に必要。
フロロ信者はナイロンの方が強いと聞くと「ナイロンもフロロもPEもエステルも必要性があったから開発されたんだから不要なラインなどない」これが前提で話してるのに全否定されたと勘違いして怒っている印象です。

私が実感を伴って理解するまではそうでしたし…

元フロロ信者

rattlehead

東京都

>元フロロ信者さん
コメント、ありがとうございます。

下で紹介してくれた王様の動画と、ほぼ一緒の事ですね!
やはり、神は間違って無かった…ではなく、実際に経験されてる方の意見なので、非常に現実味を帯びて説得力があります。

勿論フロロにはフロロの良さがあり、私もストラクチャーをゴリゴリ攻める釣りをするならばフロロ一択です。
ただ、都合の悪いことは隠してブーム(?)を作り、不要な高い物を売りつけようとする業界に怒りを感じるのであって。
(これは、fimo開始当初から言い続けてます)

信じる者は救われるという言葉があるように、安心して使えるのであれば、どんな物でも(その人にとっては)最良の道具であると思います。
ただ、実情を知らずに盲信する前に、一石を投じられたら本望という気持ちで書きました。

すいません。少し嘘つきました。
趣味なんだから、好きなの使えば良いじゃん!ってのが本心です(爆)
間違った知識を除けば、知識は邪魔になる物ではないので、ラインに悩んだ時に、頭の片隅に「こんな事言ってた奴がいたな」と思い出してくれれば有難いです。

って、元フロロ信者さんには無用な話になってしまいましたが、この度は貴重な体験談をありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

僕個人の考えでは、竿が曲がっていればタックルの中で最初に限界を迎えるのは竿か針、シーバスにおいてラインブレイクするのはライン単体の性能としての強度が原因ではなく、結び・傷の管理等のラインマネジメントが悪い or 物に擦られる事が原因だと思っています。なので、僕がリーダーに求める要素として最重要視しているのは擦られた時の強さです。

ラトさんの実験に対し完全に感覚ベースでの話になってしまい恐縮ですが、蛎殻やテトラ等で万が一リーダーが触れた時に持ちこたえてくれるのは断然フロロだという印象ですね。
ナイロンを使っていて擦られてリーダーの途中から切れるという経験はありますが、フロロだとかなり擦られていても滅多に切れません。
魚を掛ける上ではナイロン有利な状況があるのも承知していますが、先述の理由にプラスして道具をコロコロ変える事による感覚のボヤケを防ぎたいということで僕はいつもフロロで統一しています。
僕が使っている最高級フロロ糸(シーガーグランドマックスFX)での実験を是非見てみたいです。笑

個人的な意見の演説になってしまいすみません。汗
しかしナイロンも世間のイメージよりは意外と強いんですね!使ってみようと思っている釣りもあるので試してみたいと思います。

タケ

東京都

rattlehead

東京都

>タケさん
いいね~、100%の回答よ♪
そういう理に適った演説なら、大歓迎(笑)

お前さんみたいに(一度会ってるから、気安くてゴメンね)良いサイズをウェーディングで狙ってる人にとっては、間違いないセレクトだと思う。
だって本文にも書いてるように、「リーダーでは」フロロの良さは判ってるから。
大型=引きの力(今回で言うなら㎏)がラインの強度ギリギリになれば、ナイロンは伸びて細くなる=弱くなるって事だしね。
なので理論上一番細くなる中央が切れるってのは、自分の理屈が正しいって意味にもなるので有難い情報よ。
(こう書くと、その理論を述べよとか修正しろとか言ってくる輩が湧くかもしれないけどねw)
こちとら最近、沈める釣りしない・サイズは小さい、でも交換が面倒だからラインサイズは太目という場合は、擦れるのはコンクリの壁だけなんでナイロンでも充分って事。

ってな事で、隅田バチにはナイロンで充分だから、その証明がてらおいで(笑)
もしテストして欲しかったら、その時に対象のラインを最低各20mずつ持って来れば、暇見てやったげるよ♪

あれ、今回のテストは各10mしか使ってないんじゃ…w


こんにちわ~。

燃えて居ますね、萌えあがってますね。^^;

フロロはバス時代に散々痛い目にあわされましたからねぇ~
今は殆ど使ってませんがフロロを使うなら太いナイロンの方が
マシですねぇ~。

フロロを使う場所としてはサーフや磯くらいかなぁ~。
波に揉まれる様な場所はラインが硬い方がルアーの
意図的な動かし方は出来ると思う。太いナイロン使っても
似た様な効果は得れるのでしょうけど。^^;

結局ナイロンwww

k2xte

福岡県

rattlehead

東京都

>k2xteさん
いや~、これだからログ書きがやめられませんわwww

感度除けば、フロロより太いナイロンの方が絶対良いですよね♪
多少太くたって、全然動きが良いし。

で、戴いたコメントで初めて、フロロの存在価値(?)が判りましたわ。
そっか…何せ隅田川でしか釣りせんから、波なんて全く眼中に無かったorz
確かにそれなら、太ナイロンやPEよりもフロロの方が絶対有利ですね。
もしかしたら、これって強風でも言える事かも…

勉強になりました。
ありがとうございます!

炎上商法?

少し前からあなたの事を叩く投稿をちらほら見かけるのでどんな事を書いてるのか気になって見に来ました

実験の内容やテーマについては素晴らしく価値のある内容だと思います

ですがもったいないのは安い道糸用のラインを選択した事ではないでしょうか?

これがシーガーのプレミアムショックリーダー対バリバス のVEPならもっと興味を持てたと思います

あとフロロとナイロンでは分子の結合の仕方が根本的に違うので絶対的にフロロが擦れに強いのは揺るぎません

これを覆す為に結合剤を練り込んだナイロンラインが登場し耐摩耗性がフロロに負けない(近付いた)ラインが出来ました

ですが単純に耐摩耗性の話になれば同じように費用や技術を注ぎ込んだ複層構造フロロラインが勝ちます

かなり手間をかけた実験だと思いますので何度も行う事は難しいでしょうがラインメーカーに問い合わせたり現在アングラーから指示されている耐摩耗性に特化したフロロとそれに負けないよう技術を注ぎ込んだナイロンでの続編に期待します

東京ほーみー

rattlehead

東京都

>東京ほーみーさん
コメント、ありがとうございます。
そして、ご意見ありがとうございます。

一つ勘違いして頂きたくないのが、「全てのテストは自分の為」という事です。
テストの結果を公表する事で、私のスタイルに賛同(?)して頂けてる方には参考になるでしょうし、その真逆の考え方が起こるかも知れません。
それも、釣りへの興味の一つになれば幸いと書いております。
元から「釣りはコスパ」と宣言している様に、無駄な金は使いたくない。
前ログにも書きましたが、私はリーダー全て(キャンペーンで貰った
物は別)道糸を使っております。
誤解して頂きたくないのは、当初は「リーダー専用品」を使っておりました。
しかし、色々使った結果、ほんの僅かな性能差で、倍以上の値段で売られてる物を今更使う気になれません。
そんな私が、リーダー専用品でテストしたら、「今まで言ってた事は嘘か!」と全ファンからクレームが来ます(←大袈裟)。
今回のテストでも、「実際にはフロロの方が強いかも知れないが、私の今の実釣(スタイル)に関してならば、ナイロンの方が理に適ってる」というのが結論で、それ以上でもそれ以下でもありません。

という事で、ご期待に沿えずに申し訳ありませんが、ご理解頂いた上で今後もまた私のログを読んで、ご意見頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

とても面白いテスト結果でした。
ありがとうございます。
劣化後のウェット摩擦でナイロン全勝ってのは意外でした。
ラインのテンションや、擦れる物体(牡蠣殻、フジツボとか)で結果は少し変わるかもしれませんが、耐摩耗性の認識を見直した方が良いかもなと思いました。
でも実際は気分で選んでることも多いんですけど(笑)。「あんま沈んで欲しくないから今日はナイローン」みたいな。

猫背

福岡県

rattlehead

東京都

>猫背さん
いえいえ、喜んで(?)頂けて何よりです♪

今回のテスト(というか、自分の検証ログは全て)自分のポイントを想定して行っているので、蛎殻等は全く考えてませんでしたわ…
蛎殻は、フグ水槽に入ってますがw
鋭利な物だと、当たる角度で違う結果になるはずなので、確かに変わるかも知れませんね。

今回は「ナイロンって、思った程弱くない」ってのが言いたかっただけなので、今迄通りのセレクトでよろしいかと(笑)

久しぶりにコメントします。
コメントが香ばしいですねww

今回の内容見て昔に村田のおっさんがYOUTUBEで同じようなこと言ってたのを思い出しました。実際に試しているので説得力があって好きです。 今後も頑張ってください。電人柱の陰から応援してます。

不適切であれば削除してください。

あんだーそん

rattlehead

東京都

>あんだーそんさん
おおお!
神が同じ事言ってくれるとは!
良い動画紹介、ありがとうございます♪
削除なんてとんでもない。家宝にします(笑)

この番組の存在は知ってましたが、無料で見られるんですね。
メディアには基本金払う気がなかったので、諦めてましたわ。

コメントは…まぁ、ね(笑)
応援して頂ける方が居ると思うと、また書くモチベーションになります!
今後とも、よろしくお願いします。

なるほど!確かに摩擦熱となると水中では条件が違いますよね!

私も含めてステレオタイプでフロロなら間違いないと思ってる人がほとんどじゃないかな?

どっちが正解とかじゃなく、比重の違いやアクションの違いを理解した上で、使い分けが出来るようになりたいですわ。

シ也

福岡県

rattlehead

東京都

>シ也さん
うん、自分もまんまステレオタイプだった(爆)
まあ、目茶苦茶な釣りしてた時には、フロロで間違いは無かったんだけど。
歳食ったせいか、そういう釣りをする気力が無くなってきたんで、丁度良い見直し時期に入ったかなと。

やっぱバチにはナイロンよ(笑)

流石ですね。
こんなんメンドクサクテ検証出来ないです(笑)

自分はいつもナイロンです。安いから(笑)
言われてるほど根ズレに弱いと感じたことはありませんでした。
「熱に弱い」ものなんですね。
であれば、濡れてれば弱くないのも納得です。

切れないのは、雑なんで細かいこと気にしないように、5号のつもりで6号を使ってるせいかも知れませんが(笑)

RYU!

千葉県

rattlehead

東京都

>RYU!さん
うん、6号使ってりゃ、シーバス如きじゃ切れんわw

こういう検証って、自分が好きだからね(笑)
実用の為というより、疑問を解消する為というか。
気になった事は、(出来るなら)実験したがりなので。

やっぱ釣りにコスパは大切よね。
まあ、リーダーなんざ大した量使わんから、それが理由にはならんけど、色んな意味で使い勝手が悪い物を、態々高い金出して買う理由を見出さないとやってられんという(爆)

>rattleheadさん
そうなんですよね。コスパ大事です。
楽しく遊ぶために必要なお金は惜しまず払うけど、拘らない部分は安くしたい(笑)

で、500m500円の上州屋オリジナルナイロンをリーダーに使ってるんですが、ラトさんの言う通りリーダーなんてそんなに使うもんじゃないから、何年も追加購入してません。爆

RYU!

千葉県

rattlehead

東京都

>RYU!さん
ま、そうなるわなw

自分の場合は単に「無駄な金はビタ一文払わん!」という商人魂故だけど、必要な物には惜しみなく使うから、行きつく場所は一緒という。

で、格安ナイロンならば惜しみなく使えるんで、毎回リーダー交換出来るし、ちょっと痛んでも交換出来るから、本当の意味で魚にも財布にも優しい。
交換が面倒と思わなくなる為にも、是非爆速SCノッターの導入を(←宣伝w)

こんにちは。

盲点でした(^^;
浮力とアクションで天秤にかけて、ナイロンメインで使っており、根擦れの危険性ある場所では心持ちフロロより太くしてましたが、必要なかったのかと(爆)

非常に興味深かったですm(_ _)m

マグ

福岡県

rattlehead

東京都

>マグさん
いや、完璧でしょ!
根擦れの状況に拠りますが、魚掛かっても擦れるのであれば、やはり太さが絶対になりますから。
伸びた状態でフロロ同等の太さが維持出来てれば、ナイロンの方が強い訳で。
0.5号の差程度であれば、アクションに関してはフロロよりもナイロンの方が良い感じなので、自分もそれに則してセレクトしようと思ってます。

>rattleheadさん

結果論は完璧でした(爆)

伸びは全然考えずに、感覚的に、(フロロ使う場合より)3号割り増しくらい太くしていたので、そこまで太くする必要もなかったのかな~と思いました(^^;

マグ

福岡県

rattlehead

東京都

>マグさん
それ、心持ちじゃないから!(笑)

実際の伸び率ってメーカーによってバラバラだし、細糸と太糸の号数の差が大きいので一概には言えませんが、1~1.5増し位で充分かと。
これなら特殊な使い方しなきゃ、ナイロンの馴染みが優位になるかと。

コメント失礼します。

この議論は「劣化テスト」が全てだと思っています。
年単位で放置した場合(された場合)、ブチブチ切れるナイロンは推せない。
それが言いたいけど言えない真実だし、技術的な壁なのだと考えています。

個人的にも出来れば強くてしなやかなナイロンを使いたいですもん。
ですが、今は判った上でフロロを使います。

somey

東京都

rattlehead

東京都

>someyさん
確かに長期保管で考えると…となりますが、実際にそこまで放置したラインを敢えて使うかどうかです。
冷暗所に保管されていれば、数年程度ならばそれ程劣化するイメージはありません。
…ええ、貧乏性な為、捨てられないので(爆)
因みに30年前のラインは流石に強度が弱くなっていましたが、引張強度ではそれでもフロロより上でした。(これまた実験済み)
ただ、今の製品と太さが異なる為、今回のテストからは除外しました。

今回は、あくまで現実に即したテストを目指しております。
どちらが正解というのではなく、その上で選ばれるのは各々自身ですから。

さすがの検証段取り
そんなクソ面倒くせーこと普通やらないって(爆)

まあ、個人的には伸びと浮力で使い分けてたのは問題なかったな〜と。
強度はあまり意識したことなかったからね、スズキ、シイラ、バス含めて。

出来ればエステルのテストもお願いしたいんだけど(笑)

ゆなじろう

東京都

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