ダイワも(ベイトは)悪くない

年始の休暇中、今年も使い倒すであろうベイトリールのメンテナンスを行いました。

メンテと偉そうな事言っても、やる事は内部洗浄とグリスアップ程度。

ただ、それ以上に重要なのが「現状チェック」。

特に不具合がある訳ではないが、20~30回程使用したリールがどの程度を維持しているか確認するのは大切な事で。

それをする事で、今後のメンテサイクルが確立出来る。

これまでも、自分のホームエリアでは岸ジギでベイトは使っており、年2~30回程度の釣行では問題無いのは判っている。

ただ、使っているのがビッグベイトという事もあり、リールへの負担はその比ではない。

ある程度の部品交換は覚悟で、先ずは開けてみた。



あれ?






問題無いどころか、汚れすら(ほぼ)無い。
(ゴメン、↑の写真は既にグリスアップ後の物で、バラした際は手が汚れてたので写せなかった。)

ただ、洗浄はベアリング以外は殆どやってないので、グリス切れ以外はこのまんまだった。

多少の潮噛みやギアの削れを 期待 覚悟はしていたが、見事に綺麗なもの。

特に驚いたのがタトゥーラ。

アンタレスは若干のグリス切れとワンウェイクラッチ部の乳化が見られたが、タトゥーラは新品そのもの。

価格の違いからアンタレスは入念に水洗いしていたので、その分水が入り込むのは納得。

乳化に関しても、連日洗浄するのとDCユニットの密閉度のせいで乾ききる前に使っているのが原因かと。

グリス切れはマイクロモジュール故だし、それで巻き感に全く影響が出なかったのは「流石はシマノ」。

ダイワに関しては、これだけ使えばスピニングならばほぼ確実に出ている「ゴリ感」が出ていなかったのは事実。

先程「期待」と書いたのは、ギアの摩耗が見られて「やっぱりダイワは~」とやろうと思っていたから(笑)

グリスも全く汚れておらず、何もやる事がない位。

ドラグ部に関しては、アンタレスはこびり付きがあったが、これは多分ランカー獲る際にフルロックでやり取りした影響だろう。

やり取りした魚の数/サイズが違うってのもあるが、こちらも綺麗なものでメンテ一切不要の状態。

特にダイワは廉価リールにも関わらず、この耐久性。


ダイワ、(ベイトは)やるじゃん!


まあ、価格が約半分のバスワンXTも一緒だったけどな(笑)

こちらは数倍使用しても、綺麗なままだった。

ダイワもやっとこのレベルまで来れたかと。


ただ、やはりダイワというか…

開ける際に外すネジの形状が、



(一応マイナスで開けられるが)特殊だったり、いちいちネジ止め剤が塗られていたり。

今まで散々リールをバラしてきた俺が、ネジ山潰しそうになったのは初めてだわ。

「メンテはメーカーに出して(金払ってね)」という姿勢が見え見え。
(つい最近、シマノも機種によってはネジが外れにくいようになってるらしいのを知ったが)

パーツも出さない・スピニングのマグシールドも然り、何故ダイワってユーザー目線に立てないのだろうか。

確かに性能で言えば、ダイワは破格で本体を売っているのは事実なので、そこはユーザー目線かも知れない。

ただ、これってPCプリンターの本体を安く売って、インクで儲けようって姿勢とどうにも被ってしまうのよね。

勿論それが好ましいと思う方も居るとは思うが、その辺りでどうしても好きになれない自分が居る。


まあ、今回ので、常日頃言っていた「ダイワの材質はピー(クソ)」という発言は撤回します。




こうなると、アブのリールが気になるな…w

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