ビニローゼ

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以前紹介したコーティング剤「ビニローゼ」。
少し使い込んでみたんで、そのインプレなんぞを。

先ずは、既存のコーティング剤との比較をしてみましょう。

                  ビニローゼ   ウレタン   セルロースセメント  
塗膜固さ       △        ○            ◎
塗膜厚さ       ◎        ◎            △
塗膜一体化     ◎        ×            ◎
乾燥時間       △        △            ◎
劣化速度       ○        ◎            ○
塗膜透明度     ◎        ◎            ○
塗膜黄変       ○        △            ○
塗膜白化       ◎        △            ×
耐薬品性       ○        ○            ○
開封後寿命      ◎        △           ◎
使用感         ◎        ○            ◎
腐食性          ◎        ◎           ×
 色流れ        ○        △          ×
重ね塗り                    *                      ◎                          *

使用条件:原液ドブ漬け
表記レベル:◎/優良 ○/良 △/可 ×/不適 ?/不明 */要注意

とまあ、コーティング剤としては結構いい感じな答えが出た。
塗膜の硬さは仕方ないとして、乾燥時間に関してはうすめ液で薄めれば早くなる事も判明。
(その代わり、厚みが減ってしまうが、ドブ漬けを繰り返せばOK。)
重ね塗りに関しては、タイミングによって皺になったりならなかったり…
短い間隔で必要なだけ重ね塗りすれば、大体は問題無かった。(その代わり、乾燥時間は掛かる)
セルロの様に、ほぼ100%クラックが入る程の確率では無いので微妙だが、その点だけは要注意。


折角なので理論値だけではなんなんで、実際に修理ついでに耐久性をテストしてみた。

前回UPした時にドブ漬けしたルアーの一つを、そのまま屋外に放置プレイ。
そしてジャスト5カ月…


こちらが、表側(要は、日光・雨・風に晒してた方)


こちらは、裏側。
共に、比較の為に上は新品の物。

表側は若干黄変が見られるが、塗膜が痛んでる様子は無い。
裏側は、殆ど黄変も見られない。

そして、塗料自体は全く変色・変質無し。

という事で、


もうウレタンは要らん!





あ、でもどうしても塗膜の硬さが欲しい時は、前に教えて貰ったアクセルのMJだったっけかな?
それ使うかも(^^;)

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