夏メタル私見

先日、私的に上々のスタートを切った、ティムコの夏メタル。


(しつこいようですが、夏メタルという呼称は公認ではありませんw)

使ってみた感想を、少し書いてみようと思う。

今年の夏、「デイで魚をキャッチしたい!」という方には、多少参考になるかと思います。


今年ティムコから販売される夏メタルギアは4種類。

・ロッド:ジャンピングジャック・キーズ
・ジグ:オーシャンドミネーター・キーズ
・鉄板:オーシャンドミネーター・バイブショア
・スピンテール:オーシャンスピン・ショア

ニューコンセプトジグは、10年以上前から売ってますがw


先ず気に入ったのはロッド。

これは、先日アップしたログに書いた通り。

ダルさは無いけど柔らかいので、「魚をキャッチする」という点では秀逸だと思う。

まあ、これは私がLロッドしか使ってないので、硬い竿でのファイトに慣れてないというのも大いにありますが。

60cmならば主導権は一切渡さないので、パワーとしてはMLクラスなのだろう。

壁撃ちに際し、基本はピッチングで撃っていくのだが、振り抜けは軽いのでストレスは無い。

ロッドが重いと書いたが、他の人(ティムコ絡みじゃない人)に持ってもらったら「軽い位です」と言われた(爆)

40cm台の魚でも綺麗に曲がってくれるので、多少ラフなやり取りしてもロッドが吸収してくれる。

ベイトロッドって硬いのが多いので、ベイトに慣れてない方には逆に扱い易いのではないでしょうか。

ジギング専用ロッドにすると、グリップが長すぎてピッチングがしにくいし。

大枚払って購入したJJCTの出番が…と、悩ませてくれる位なので、本物かと。

移動の際のハンドリングの良さもあるので、今シーズンは、多分このプロトで通すと思います。

ただし、エイを3枚掛けたらJJCTに変えるでしょう(爆)




お次にジグ。

これに関しては、(一応)テストをしていたという事もあり、その辺りの話を。


実は昨年5月に、イメージだけではありますが、霜田さんにリクエストをしてました。

そうしたら「やりましょう」と即答して頂いたのが始まり。

その時欲しくてリクエストしたのは、フラッシングによるハイアピールジグ。

理由は簡単で、早く落とすジグは市場に幾らでもある。

しかしながら、実際にやってる中で「魚が食いきれてない」と感じる部分が多々あったから。
(その時点では、「アルミジグ」なんて存在を知らなかった)

そして出てきたのがファーストサンプル。

しかし、これは却下しました。

理由は「ブレーキが効きすぎる」から。

ジグにブレーキが掛かる=横スライドするという事なのですが、これ、トラブルの元。

本来ならばこれが「食わせの間」になるはずなのですが、スライドする方向が決められない。

となると、


岸に向かってスライド→壁に付いてる牡蠣殻等に引っかかってロスト


というのが間違いなく起こるし(実際に起こった(泣))、何よりも急ブレーキが掛かるとバックラするw

バイトを取る事に集中し過ぎる時があり、その際ラインに意識がいかないと…ボフッと(泣)

釣る時間より糸直す時間の方が長いなんて事になったら、誰もこの釣りやらなくなるぞ、と。

そして出てきたセカンドプロトは、充分に納得する物でした。

当初は30・40・50gで出すと言われてたのですが、実際にはには20・30・40gでの販売。

実際にテストした感覚では、g÷10m以上の水深があれば、気持ちよく使えそうな感じです。

そして、私が「絶対に出してくれ」と言ったカラーも出してくれるみたいなので、大満足です。




次にバイブ。

これを一言で言い表すと「素直なんだけど癖がある」。

意味不明でしょ?(笑)

でも、これが一番しっくりくる表現。

別々に書くと、素直というのは、アキュラシー精度。

デイでやる前日に、スピニングでスイムテストをしに行きました。

その日も南風が結構強かったのですが、気持ち良い位に狙った場所に落ちる。

オーバーヘッド・クウォーター・サイドと色んなキャストで試してみましたが、ホントに狙った所に落ちる。

風が弱まった時のフルキャストで約60m・風が強くても55m(APIA:IRIS87L使用)と飛距離も充分。

コントロールを無視すれば、もっと飛ぶでしょう。

風をほぼ無視した状態でも狙いどころに落ちてくれるので、かなり空力的に優れてるんでしょうね。

そして何より、巻き心地が軽い!(時にはルアー付いてる?と疑う程w)

かなり流速の上がった隅田川でも軽く巻いてこれたので、これは非力な私には何よりの魅力。

その辺りからデイ専用ではなく、ナイトでも(というよりもナイトの方が?(爆))使いやすいのかも。


では、癖は?

通常鉄板というと、ブリブリと低速から高速まで泳ぎ切るというイメージが強いかと。

それとは全く違います。

最近になって、微振動系鉄板は何種類か出てきました。

それとも全く違います。

傾向としては微振動系に近いのですが、ON/OFFがはっきりしてるというのが私の出来る唯一の表現。

低速だと殆ど泳がず(というかヒラヒラと漂う感じ)、少し速度を上げると「ドゥルドゥルッ」っと泳ぐ感じ。

「ブルブル」でも「バタバタ」でもなく「ドゥルドゥル」(笑)

角が無いというか、プラグのバイブレーションに近い感覚かな。

なので、使い方としては高速巻きか、ポイントでのリアクション狙いが良いかと。

因みに、一発目の魚もジャークで釣りましたので、今度は使い方の私見も書いてみます。




最後にスピン。

これに関しては一言




解らん!(爆)




バッシー、スマン(笑)

いえね、スピンテールは自分が一番苦手な分野。

これまで数千匹の魚を獲ってきてますが、スピンテールで釣った魚は2匹のみ(爆)

しかもその内の1匹は、DUELの葉多埜さんのボートに乗った時に、彼の真似をしただけ。

しかもしかも、もう1匹は、それと同じ様なシチュエーションがあったので使ったら釣れただけ。

なので、自分の中ではこの構造(?)が全く消化出来てない。

という事で、コイツについてはバッシー氏のログを参考にして下さい。

少し書くならば、他製品に比べれば良いらしいのだが、それでも巻きが重いので自分的にはネックになる。

ただ、スイムテストした中では、激流どアップから巻いてきても、きちんとブレードが回転してる。

動きも一種独特なので、その辺りを踏まえた上で使い方私見を書いてみます。




もし疑問な点がありましたら、気軽にお伺い下さい。

あくまで「個人的な感想」を述べさせて頂きますw
 

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