岸ジギ、ロッド比較(スペック編)

 購入したTIEMCO/JJCT610C(以下JJ)と、これまで使っていたAbu/HornetStinger HSC-652ML MGS(以下HS)を比較してみます。

先ずはスペック的なものから。

材質やら価格やらは、ネット上に載ってるので割愛します。

ついでに言うと、ジギングロッドとベイトフィネス用ロッドを比較するのはナンセンスという突っ込みは、聞こえない事にしますw
(そんな比較、普通の人はやらんでしょうからね)


先ずは形状の違い。リールシートの位置を合わせて並べてみると





上がJJ・下がHS。

見て頂くと判るが、明らかにJJのグリップが長く、逆にリールシートより先は殆ど変わらない。
(実寸は、ロッドの数字がそのまんまだから割愛w)

っつーと、実際の取り回しには違和感は無いだろう。

そういった意味でも、勧めてくれた霜田さん・もりもり先生、グッジョブ!

そして、HSを勧めてくれたまこぴーも、グッジョブ!

移動時には5吋(約125mm)長いので、チャリランガンの時は若干注意が必要か。

一番の問題は、1ピースなので家→エレベーター→チャリ置き場までが危険地帯(冷汗)


次に重量だが、実重量は

JJ:125g / HS:112g

JJが5吋長い事を考えると、ほぼ同じ様なバランスか。

リールシートの形状は、ほぼ(というか全く?)同じなので、違和感はない。

では、これを実際に持ってみるとどうなるか?

リールをセットした状態で、パーミングして持ってみると、重さは若干感じるが、不快ではない。

問題は、グリップ部が若干太いので、自分的には少し辛いか。


この状態で軽く竿を振ってみる(シェイク)と、竿ブレはほぼ無い。

HSがティップ部のみが振れるのに対し、JJはもう少しベリー寄りが振れる。

その為、ティップの硬さが少し気になった。


次に感度を見る為に、ざらざらした天井を擦ってみる。

HSに関しては、全体的にノイズがある中に小さく凸部を感じるのだが、JJだとノイズが無く、大きく凸部を感じる。

これはブランクスによるものか、チタンガイドの恩恵か・・・

まあ、なんせ お値段3倍近い んですから、それ位はやってくれなきゃ(笑)

何にせよ、ロッド本体の感度は、雲泥の違いと言ってもいい。

ただ、HSはマイクロガイドなので、実戦ではもう少し差が詰まる可能性もある。
(ついでに言うと、あまりキンキンな感度の竿って、疲れるんだよね(爆))


次に、先端に30gジグをぶら下げた状態で持ってみる。

状況としては、これからジグを落とすって時の感じね。





上がJJ・下がHS。

HSは若干重量に負けてる感があるが、流石にJJはほぼ曲がらないw

が、実際に持つと、JJはいきなり重量感を感じる。

これは、ジグをぶら下げたままの移動だと、手が痛くなりそう。

今度は、55gジグをセットして、フォールのシミュレーションをしてみた。

すると、面白い事が!

JJの場合、グリップの下端のスポンジ(?)部分が肘に当たり、そこでロッドが固定されるので、手首への負担が急に軽くなる。

肘から手首までが、ロッドと一体になるといった感じか。

その為、動きが非常にスムーズに。

手首への負担が減るというのは、こういう事なんだ・・・

ついでに言うと、スポンジのお陰で、肘への痛みも無く、非常に快適♪

やはり、専用品は、ちゃんと考えられてるんですな(笑)


最後に、ラインを通し、先に1kgのペットボトルを付け、持ち上がった瞬間のテーパー。
(ホントは横からの写真の方がいいんだけど、一人じゃコレが限界 orz) 

先ずはJJ



そしてHS



HS、いっぱいいっぱい(笑)

2ピース故の宿命だが、ベリーの一箇所から急激に曲がっている。

それと比べると、JJの方がベンドカーブに余裕がある。

これなら ぶち抜けそう 足場の高い場所でも、ファイトしやすそう。
 

とまあ、現場に立たずに試せる事をやってみました。

正直、プラッギングのロッドであれば「このテーパーだと・・・」とか言えるんですが、ジギングロッドについては全く判らん。

なので、やはり実戦から判断していくしかないのだろうと。


と言う事で、次回は実践編!!(予告)


ただ、知り合いが死んじゃって、週末は郡山まで行かなきゃならない・・・
何時になる事やら(泣)

 

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登録ライター