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上宮則幸

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生きる

  • カテゴリー:日記/一般
大雨の影響で、リバーマウスの地形が大幅に変わってしまった。
いや、歓迎する方向の変化だ。
サンドバーが一部消失して、しっかり流れが出る。
悪くない。
ただ、水がダメだ。
串良川と汐入川の濁りが、農耕地の排水の色をしている。
豚小屋の臭いがする。
ダムの放水も継続されてるんだろう。
串良川の流勢が異常だ。

河口シャローの魚っ気は水がそんなだからあまりない。
サヨリを一匹見かけた。
ボラも少々。
下げの雰囲気は良くない。
暫くボーッと石油備蓄基地の灯りに目をやる。

唐突に着信音が。
こう言うタイミングの電話は経験的な勘によると間違い無くいい知らせだ。
ただ、スマホに表示された番号に見覚えがない。

果たして電話の主は、恐らく3年振りにその声を聞くだろう幼少からの親友だった。
思わずお互いに声が弾む。
近況を尋ねられたから家庭の事仕事の事あれこれ伝える。

おまえはよ?
「…病気をしてな、それがちょっとタチの悪い病気でな…」
親友の声は沈んではいないが、切々と語る。
「もう多分生きれても…ひょっとしてもうまともに話ができるのはこれが最後かもしれないと思って電話したんだ」

そうか…

後は談笑だ(笑)
全て悟って、全て受け入れたわけじゃないんだろうが、死が迫っている人と、こんなふうに楽しく話ができるなんて思ってもいなかった。
昔話に華が咲いた。
お互い大学浪人を経験したが、彼が二浪したのはおれの自堕落に付き合ったためだ。
おれはちゃっかり合格し、非常に彼の神経を逆撫でしたが、その言うに言えない感情は墓場まで持って行ってもらう事になった。

おれはおまえが逝ってしまった時には悲しいだろうが、それまではひとつも悲しまないよ。
おまえとちゃんと話ができておれはうれしかったよ。

そんな言葉を彼にかけるべきだったのかどうかはわからないが
「嬉しいよ、ありがとう!」

最後に交わした言葉はお互いに

「元気でな!」




生きよう
そして明日もまた魚釣りに行こう

そう思った






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