皆さん、こんにちは！
開発の酉抜です。









＜2度目のボートテスト＞
前回の開発記でご紹介した[MAG HEAD]を搭載したプロトができあがったタイミングで、同じものを複数個用意し2度目のボートテストに行きました！



この日は魚の集まっているエリアを見つけてからは、テンポよく釣果を重ねることができました。
今回の主な目的はヘッド周りの強度チェックでしたが、問題なく使用することができました。












＜新たな課題＞
泳ぎ始めてしまえば、しっかりとアクションしてくれるのですが、今回のテストで見つかったのは立ち上がり時の課題です。
立ち上がりにくい・・・ではなく、立ち上がらないことが何度かありました。

その理由がコレです。



小さめのスナップだと、着水時の衝撃でスナップがヘッドを通り抜けてしまっていました。



一度スナップから抜けた後に、ひっくり返ってボディ側に戻ることも・・・。









＜ヘッド部の最終調整＞
テストで見つかった立ち上がりの悪さを解決するために、すぐに改良を加えました。

●改良前




●改良後




スナップが通り抜けないように、ヘッドの孔の横幅を線径1.2mmのエイトカンがギリギリ通る広さに調整しました。
これでスナップがこの隙間よりも細い線径で無ければ抜けることはありません。

テストで見つかった問題点も解決でき、ようやくUNIFORCE100Fの開発が完了となりました！