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Xデー、その2

釣り人なら下記の数値でどんな状況なのかすぐにわかるであろう。
低水温気の明るい夜。
狙うあの魚のXデーと読んだ潮回りを迎えた。
前回のXデーとは違った状況だが、僕はこのタイミングを捨てきれない。
ここから下弦に向かう夜は、潮汐の変化が小さくとも川の中は確実に魚が指してくると踏んでいる。
これは過去の経験から来ていて、約13年前の事だ
当時1年掛けて同じ川に通い、この川の中に鱸はいつ戻ってくるのだろう?
という小さな疑問からスタートした釣りだ。
鱸が川から姿を消したことを確認し、
読み?風?潮?水温?ベイト?
そんな邪念のような固定概念を全て捨てて、定点的な釣りをして見つけたのは巨大なスクールだった。
これはもらった!っと意気込んだその夜。
全く口を使ってくれない鱸達に翻弄され、あんなにいた鱸を信じられないくらい水の中からはまるで生命感を感じられなかった。
どうしたものか。
変化を見せたのは潮汐が大きい満月回りのタイミングだった。
スクールの隊列を崩さない鱸は相変わらず愛想が悪く、全く釣れない。
しかし、この潮汐が大きい潮によって上流を目指す群れと停滞する群れに別れたように思う。
当時
・シャローのボラ←仲間が連発
・中流域の稚アユ←俺連発

極寒の中流域の水際を歩き続け
''冬でもシャローに残ってるんだな''
と仲間と語った。
ベイトが絡んだり、やる気を出した鱸は結構あっさり、タイミングはシビヤに釣れた。
そして僕はあのスクールが川の上流目指すタイミングと読んだ。
毎日川を打てた条件と時間に恵まれていた僕は、少しずつ上流へ釣り上がっていった。 
中流~上に指してきた鱸は、1日1本、必ず反応を取れ、コンディションが良い魚も混じり、70センチ台もあがった。
あの時、一番太っていた鱸は本当にマルスズキだったのか?
この経験と、後付けの知識が少しずつ確信に近づいていると信じたい。

①月齢:12.9
②月出:1427
③159cm(1509)13cm(2200)

①13.9
②1522
③168cm(1559)2cm(2240)

①14.9
②1623
③176cm(1630)-6cm(2320)


■淡水域へ■

干潮のタイミングで淡水域のシャローに入った。
ここはゴロタが絡み、ゴロタ下は水深もあって暗い。
川の中を観察すると、小さなハゼのような小魚を確認。
稚アユ、ハクのようなベイトは確認出来ないが、個人的にこの季節は居ないことに越した事はないが、ベイトの存在は無視している。
水温は良し悪しのデータが無いのでよくわかわからないが、低い。
この干潮のタイミングで、ある程度の水深、ストラクチャーの起伏、有無をしっかり確認しなければならない。
この季節、流れに絡み上流に来る鱸はバイブレーションよりも緩いキビキビしたアクションによく反応してくる。
下流から釣り上り、1つ目の本命と読んだポイントで、予想外に鱸が飛び上がった。
今年初の水を吸い込む音に心踊った。
12月、あんなに反応しなかった鱸がいた。
確実に指してきている。


■中流域に発見したヒント■

一昨日、2発、魚からの反応を得た。
だが冒頭で述べたようにタイミングがシビヤだ。
そして昨日、前日出たエリアに足を運び本命ポイントを打ってみた。
しかし、反応が無い。
タイミングがシビヤなのはわかっていたが、また感じる''あの生命感だ''
魚は居るのか?居ないのか?
狙うサイズの鱸の気配を僕はまだ感じられてないのか?
灯火は消えずとも少しだけ弱気になる自分。
ここは迷わず上流へ。
上流に行けば行くほど流れが増す。
気持ち的にも釣れそうな気配を感じる。
ナイロンラインを引っ張る風によって作り出されたタイトな柔らかいロールを維持しながら、ルアーの向きを変えた。
コースはダウン方向。
押さえ込むようなバイトと共に鱸がエラを洗った。

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猛烈に嬉しかった。
もう、この1本で良いと思ってしまった。笑
と同時に、思ったより上流側で出た。
大きなヒントかもしれない

■本命は今夜■

今夜は夕マズメと月出の時間が近い。
鱸は指してきている。
狙う、指し型の大鱸。
ラインシステムは拘りのナイロンラインに、合わせる竿は、ゼナック・プレジールアンサーPA75
出るか?出ないか?
少し、雨が降りすぎである。
狙いが間違っていても良い。
とんちんかんな事を言っているかも知れないし、釣れるかどうかなんてわからない。
でも、僕はこの魚が好きで、狙うこの過程が楽しくて仕方がない。

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