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追求

  • ジャンル:釣行記
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10年振りのホーム河川。
この川にはもう来ないと決めていたのに、バッチリ通っていることは秘密にしておこう。笑 
東京湾はやっぱり凄い。
ベイトは多く、ハク、バチ、アミ、稚アユも確認できた。
ゴロタの隙間には小さな鯊、蟹、手長海老達が潜み、見た目は生き物を感じさせない様ではあるが、命がたくさん潜む。
そろそろ2週間ほどか?
9年通い混んだ錦江湾では信じられないほどの鱸を、十分すぎるほど釣った。
ただ、10年前とは違うポジションで、考えも付かなかったアプローチだった事が引っ掛かった。
本当に俺はこの川を攻略出来ていたのか?
10年前の青春、年間300日、回数で言えばより多くの時間、この川で鱸を追いかけていた当時を振り返ると、打って打って打ちまくって、釣れたポイントに通いまくって、後付けで条件だけを良いように思っていただけのように思う。

''再現性のある釣りを目指せ''

その為には何が必要なのか?
狙わないと釣れない、あの魚。
相棒はその魚を、異国の県で釣ってみせた。
あの背鰭、都会のネオンをバックに見てぇ。笑
''それを、ちゃんと狙って''
当時は諦めたサイズだけど、その時点で俺は負け。
幸運な事に、俺はこの川でまた釣りができるチャンスを作った。
いや、逃げるなよ?って神様が呼び戻したのかもしれない。笑
長く、青く空を見上げてきた俺と、水中から上を青く見てきたお前と、目を合わすのは何時になるのだろう。
釣り人と魚がもたらす、独特の知恵比べと命のリレー。
無謀と言われるだろうが、俺は人に言う前に行動する性。
まだ、やれる事はあるのではないのか?


■今までの狙い■

風表、ハードボトムのヨレ、潮が下がると付く護岸、流れが1番走るタイミングにどこに風が当たって、どこがベイトが濃くて、水深はどれくらいで。
この季節に付くベイトは、これとこれか?
なら、あそこと、あそこか?

これくらい誰でも思い付くだろう。
多く通えば通うほど、もっと見えてくるだろう。
今や、小手先のテクニックやポイントの解説、ルアーの使い方など、SNSとやらをサーフィンすれば幾らでも出ている。
僕の釣りは人と被る事を嫌う性格なのと、釣り人が多い土地柄に生まれたからだろう、竿抜けのポイントを見抜いて釣りを展開する事が多く、確かに反応する魚はフレッシュな奴等が多かった。
この2週間通ったポイントも、魚も、ベイトも豊富なのに、釣り人がごった返すハズの東京湾なのに、誰にも出会わなかった。
アプローチや釣りは、確かに展開しずらいからポイントとして外す意味もよくわかる。笑
こういう釣りは、こんな所に魚?
っと言う意外性が面白い。
「こんな所で何してんの?」っと

''釣りする馬鹿に見に来るアホ''

と、よく言ったもんである。笑

■今後の狙い■

大潮干潮
ポイントを歩き回って、目星を幾つか付けた。
多くは昔通った経験のあるポイントで、あの流れの筋に流して、、なんて思い出に浸る。笑
皆知ってるポイントだが、アイツを狙って取るならどこだろう?
っと見る目を変える。

水中に突き刺さるパイプに沈んだ自転車。
得たいの知れない塊に、いつも流れが走る橋下には、なんとも言えないストラクチャー。
でも、あそこに通すにはどこに立てば良いんだろう?笑
この際はこんなに水深あったっけ?
ここ、こんな狭かったっけ?笑
微妙にズレている昔の感覚と、現場の状況を合わせてインプットして行く。
もちろん、アプローチが大変なだけで釣りはしやすいポイント。
今まで打った事がなかったポイントや、過去にランカークラスを釣ったポイントも再度確認し、データとなるかわからないけど、心に止めておく。
あとは自然条件と現場を当てはめる。
そして、通うだけ。
流れも乏しい、ベイトも少ない、今までの釣りの感覚で追えばモチベーションも下がる。
そんな時、何を指標に、どの景色をピースとして見つけ、答えを出す事ができるのか?



 ガタンガタン..ガタンガタン..ガタン

泥の臭いが鼻の奥を突く
歩く人々はどこかせかせかしく、後ろから時間が追いかけてきているようだ。
水際に立っても騒音があり、人は流れ、薄明かるい夜空に、光る点は数える程。
5分に1本のペースで走り去る12両編成の電車が、水辺を明るくし、影を作る。
その後の沈黙は妙に静かでも、すぐに騒然たる騒音が共鳴する。
人口密度の濃い日常に脳ミソが疲れてきた。
雨粒が雨戸にぶつかり、手が届かない所に太く濃い雲が流れ、足早に去っていく様が、都会の駅構内と妙に重なって見えるのは僕だけなのだろうか?笑

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