プロフィール
タケ
東京都
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:60
- 昨日のアクセス:75
- 総アクセス数:1316305
QRコード
▼ 利根川中~上流域シーバス開拓
この春、磯のヒラスズキと並行して注力した釣り。
ほんとは湘南方面を自分なりに解釈するためにそちらに通うはずだったんです。
が、一旦替えが利かない事情に加えて思うところがあって計画を変更。
埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県を舞台とした河川上流域のシーバスゲームを自分なりに形にするための基礎作りに動くこととしました。
湘南方面には純粋にかなり興味があったし、ロケーション的にも好きなエリアなので実は結構後ろ髪引かれる思いだったりします。
近いうち必ず通う年を作ろうと考えています。
ということでこの春、ヒラスズキに出ている時以外は河川上流域を広範囲に見て回っていました。
西は新河岸川から始まって埼玉中央エリアに存在する何本もの中小規模河川、東は利根川に至るまでを一通りチェックし、それぞれの河川で一通り魚の反応を得られたという状態です。
まだ2か月ほどしか見ていないし、ハイシーズンであろう梅雨時期も迎えていないので語れる事は少ないですが・・
地形や構成要素だけを考えてもそれぞれの河川に特徴があり、クセがあり、面白いエリアであることに変わりはありません。
河川上流域のハイシーズンであろう梅雨時期~真夏に向けて、良い下調べが出来ました。
今回は、そんな下調べを重ねる釣行の中で最も手応えを得られている?最も面白いと感じている?利根川中~上流域のシーバスについて少し書いてみようと思います。
【利根川中~上流域とは?】
僕が目をつけているのは、取手エリアから行田エリア。河口から80km~150kmの区間です。
※赤線の区間
なぜこのエリアを選んだか?
一つ目の理由は、「東京から通えるから」です。
基本的にシーバスゲームは高頻度で通って状況変化を追い、先読みで魚を追う釣りです。
通えなければ意味が無いし、そのエリアを自分の中で形にしたなんて言えないわけですね。
二つ目の理由は・・「上下流で標高差が現れてくるエリアだから」です。
これはかなり重要な要素。新たな河川を自力で開拓していくときには必ずチェックする、必須の条件です。
【河川内・川底の標高差とは?】
変化を強調して分かりやすく書くとこういう感じ。
①海から続く深みが河口から入り、終わる地点&干満差によっては海水が入ることもあるエリア
②それ以上上のエリア
同じ河川内でも標高が高いエリア・・図で言えば②のようなエリアは河川水の影響を受けやすく、標高が低いエリア・・図で言えば①のようなエリアは海水の影響を受けやすいわけです。
もっと言えば、同じ①の中の深み同士、②の中の深み同士でもそれぞれ環境に差が出てくるわけです。
河川の中でどこまでがどれだけ海水の影響を受けるのか?またはどれだけ河川水の影響を受けるのか?
これが分かるだけで、その河川の中でシーズン別に強そうなポイントやベイト別に強そうなポイントまでがかなりはっきりと浮き彫りになってくるわけです。
【利根川はどうなのか?】
話を戻して、利根川中~上流域の取手エリアから行田エリア。
春の渇水時に下流から上流に向かって一通り見て回った結果、川底の標高差が目に見えて分かりやすく現れ始めるのが取手エリアであったことから、開拓エリアをここより上に絞ることとしました。
これまで標高差について海からの影響も語ってきましたが、利根川中~上流域に関しては海からの影響はありません。上流からの水の影響をどれだけ受けるかという考え方ですね。
標高が下がり、下流に向かうほど水温が上がり水質も変わり、それによってシーバスの季節ごとの行動やベイトの種類も変わってくるでしょう。
その差が出やすい境目として、標高差が出る境目のエリアを把握しておくことはたとえ完全な淡水域であっても外せない重要事項です。
【実釣】
というわけで語ればキリが無いので実釣の話。
暖かい雨が降った数日後。下見にばかり通っていましたが、そろそろ狙って釣りに行ける材料が揃ってきた。ということで、とある瀬のポイントへ。
狭く水深もある深場に浅場が隣接し、その深場には流芯が大きくカーブして浅場を流れ落ちるような形で流れ込んでいます。
初回という事でどのエリアがどんな感じかは良く分からないため、とりあえず増水時にオイシイ流れが出そうという事を最優先に選択したポイントです。
時間は夕まづめ。
潮汐の影響を受けない河川上流部は、時合が朝夕のまづめに集中することが多いことから定石通りの時間帯を選択しました。
流芯脇のシャローに出来た反転流と瀬が絡むいかにもなピンスポットを流していると、薄暗くなってきた頃にヒット!
太い瀬の流れを受けて一気に突っ走りつつ、エラ洗いを繰り返す迫力満点のファイト。
タックルも何を思ったか干潟で使うようなライト系のものを持って来ていたため、タックルの限界に迫るようなやり取りとなりました。
75cm。ルアーはストリームデーモン160。
この日は所用もあったためこれにて上がり。
別の日・・
先日の状況を踏まえ、さらに上流のポイントを選択。
増水もほとんど収まっているため、先日よりも浅場と深場の境目がはっきりと出ている場所を選択してみました。
こうした場所は砂や泥というよりは石以上のハードボトムで構成されていることが多く、探すと意外と簡単に見つかるもの。
流れがブレイクラインに絡むポイントをまづめのタイミングで叩いてみると・・
60cmくらい。きれいなシーバスが遊んでくれました。
ヒットルアーはサイレントアサシン80S。
この日もこの1本で終了。
1回の釣行で1本ずつですが、大河川の上流開拓としては悪くない滑り出しです。
押しの強い流れの中から飛び出してくるコンディション抜群のシーバス・・関東でこんなシーバスに出会えるのはここ利根川中~上流域だけではないでしょうか?
魅力あふれる河川です。
もっとデカいの出そうな空気もプンプンしているので、引き続き通ってみたいと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
タックル
ロッド・エクスセンス∞ S900ML
リール・エクスセンスC3000MHG
ライン・ピットブル12 1号+リーダー16lb
ルアー・ストリームデーモン160、サイレントアサシン80S、アベンジャー125F
ほんとは湘南方面を自分なりに解釈するためにそちらに通うはずだったんです。
が、一旦替えが利かない事情に加えて思うところがあって計画を変更。
埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県を舞台とした河川上流域のシーバスゲームを自分なりに形にするための基礎作りに動くこととしました。
湘南方面には純粋にかなり興味があったし、ロケーション的にも好きなエリアなので実は結構後ろ髪引かれる思いだったりします。
近いうち必ず通う年を作ろうと考えています。
ということでこの春、ヒラスズキに出ている時以外は河川上流域を広範囲に見て回っていました。
西は新河岸川から始まって埼玉中央エリアに存在する何本もの中小規模河川、東は利根川に至るまでを一通りチェックし、それぞれの河川で一通り魚の反応を得られたという状態です。
まだ2か月ほどしか見ていないし、ハイシーズンであろう梅雨時期も迎えていないので語れる事は少ないですが・・
地形や構成要素だけを考えてもそれぞれの河川に特徴があり、クセがあり、面白いエリアであることに変わりはありません。
河川上流域のハイシーズンであろう梅雨時期~真夏に向けて、良い下調べが出来ました。
今回は、そんな下調べを重ねる釣行の中で最も手応えを得られている?最も面白いと感じている?利根川中~上流域のシーバスについて少し書いてみようと思います。
【利根川中~上流域とは?】
僕が目をつけているのは、取手エリアから行田エリア。河口から80km~150kmの区間です。
※赤線の区間
なぜこのエリアを選んだか?
一つ目の理由は、「東京から通えるから」です。
基本的にシーバスゲームは高頻度で通って状況変化を追い、先読みで魚を追う釣りです。
通えなければ意味が無いし、そのエリアを自分の中で形にしたなんて言えないわけですね。
二つ目の理由は・・「上下流で標高差が現れてくるエリアだから」です。
これはかなり重要な要素。新たな河川を自力で開拓していくときには必ずチェックする、必須の条件です。
【河川内・川底の標高差とは?】
変化を強調して分かりやすく書くとこういう感じ。
①海から続く深みが河口から入り、終わる地点&干満差によっては海水が入ることもあるエリア
②それ以上上のエリア
同じ河川内でも標高が高いエリア・・図で言えば②のようなエリアは河川水の影響を受けやすく、標高が低いエリア・・図で言えば①のようなエリアは海水の影響を受けやすいわけです。
もっと言えば、同じ①の中の深み同士、②の中の深み同士でもそれぞれ環境に差が出てくるわけです。
河川の中でどこまでがどれだけ海水の影響を受けるのか?またはどれだけ河川水の影響を受けるのか?
これが分かるだけで、その河川の中でシーズン別に強そうなポイントやベイト別に強そうなポイントまでがかなりはっきりと浮き彫りになってくるわけです。
【利根川はどうなのか?】
話を戻して、利根川中~上流域の取手エリアから行田エリア。
春の渇水時に下流から上流に向かって一通り見て回った結果、川底の標高差が目に見えて分かりやすく現れ始めるのが取手エリアであったことから、開拓エリアをここより上に絞ることとしました。
これまで標高差について海からの影響も語ってきましたが、利根川中~上流域に関しては海からの影響はありません。上流からの水の影響をどれだけ受けるかという考え方ですね。
標高が下がり、下流に向かうほど水温が上がり水質も変わり、それによってシーバスの季節ごとの行動やベイトの種類も変わってくるでしょう。
その差が出やすい境目として、標高差が出る境目のエリアを把握しておくことはたとえ完全な淡水域であっても外せない重要事項です。
【実釣】
というわけで語ればキリが無いので実釣の話。
暖かい雨が降った数日後。下見にばかり通っていましたが、そろそろ狙って釣りに行ける材料が揃ってきた。ということで、とある瀬のポイントへ。
狭く水深もある深場に浅場が隣接し、その深場には流芯が大きくカーブして浅場を流れ落ちるような形で流れ込んでいます。
初回という事でどのエリアがどんな感じかは良く分からないため、とりあえず増水時にオイシイ流れが出そうという事を最優先に選択したポイントです。
時間は夕まづめ。
潮汐の影響を受けない河川上流部は、時合が朝夕のまづめに集中することが多いことから定石通りの時間帯を選択しました。
流芯脇のシャローに出来た反転流と瀬が絡むいかにもなピンスポットを流していると、薄暗くなってきた頃にヒット!
太い瀬の流れを受けて一気に突っ走りつつ、エラ洗いを繰り返す迫力満点のファイト。
タックルも何を思ったか干潟で使うようなライト系のものを持って来ていたため、タックルの限界に迫るようなやり取りとなりました。
75cm。ルアーはストリームデーモン160。
この日は所用もあったためこれにて上がり。
別の日・・
先日の状況を踏まえ、さらに上流のポイントを選択。
増水もほとんど収まっているため、先日よりも浅場と深場の境目がはっきりと出ている場所を選択してみました。
こうした場所は砂や泥というよりは石以上のハードボトムで構成されていることが多く、探すと意外と簡単に見つかるもの。
流れがブレイクラインに絡むポイントをまづめのタイミングで叩いてみると・・
60cmくらい。きれいなシーバスが遊んでくれました。
ヒットルアーはサイレントアサシン80S。
この日もこの1本で終了。
1回の釣行で1本ずつですが、大河川の上流開拓としては悪くない滑り出しです。
押しの強い流れの中から飛び出してくるコンディション抜群のシーバス・・関東でこんなシーバスに出会えるのはここ利根川中~上流域だけではないでしょうか?
魅力あふれる河川です。
もっとデカいの出そうな空気もプンプンしているので、引き続き通ってみたいと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
タックル
ロッド・エクスセンス∞ S900ML
リール・エクスセンスC3000MHG
ライン・ピットブル12 1号+リーダー16lb
ルアー・ストリームデーモン160、サイレントアサシン80S、アベンジャー125F
- 2021年6月16日
- コメント(0)
コメントを見る
タケさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- ヤリエ:グリーブと万博
- 5 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 9 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 19 日前
- ねこヒゲさん
- 3月の茨城の海流とカタクチに…
- 20 日前
- BlueTrainさん
- 雨後の秋らしさ
- 25 日前
- はしおさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 博多湾奥シーバスの開幕
- ともやなぎ
-
- ドちゃ濁りの木曽三川シーバス
- van
最新のコメント