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『ブツ利学』 #2 真鍮シャーシ1mm厚(ドケチの素材利用沙汰)

こんにちは。

普段、何気なく無意識に
生活に溶け込む金属

見渡せば
ありとあらゆる所に
さまざまな種類の金属が使われている。

『あー、コレがアルミ合金でコレがステンレスで』って

わざわざ意識したりする事は一般的には
少ないはずですが

例えば
どこかにマグネットを付けようとして
付くステンレスが
有ったり、付かなかったり

釣り用のニッパーが錆びてたりした時

『コレ、素材なんなんだ?』と意識したりする

タイヤのホイールなんかも
鉄からアルミにしたら軽快になったり
軽量化で燃費が上がったり。

その金属ごとの重さ(比重)によって使い分けたり
その金属ごとの硬さによって使い分けられていたりして

そこにフォーカスして
「コレは真鍮なんだ」とか
「このアルミは硬いタイプだ」とか

意識・勉強したりするのも面白い

金属の世界には
様々な規格や適合性が有って
気軽なネジや素材でも

『ココにはコレを使うのが普通、室内ならコレで充分、野外だとちょっと高いけどコレが長い目で見て得』とか

ザックリ習得しておくと
DIYのレベルも上がっていく。

ルアービルドの世界も
実はそんな使い分けが
沢山されていて

代表的な所で言うと
鉄板バイブの世界

昨今のプロの鉄板バイブは
おそらく
ハイクラスの0.8mmから1.2mm程度の
硬くて錆びないステンレス板を

打ち抜きやらレーザーカットしたものがシャーシとなっていて
非常に強くて錆びない作りに仕上がっている

しかしマァ

個人のルアービルドには
不適格に近く

金のこで切れなくも無いが
日が暮れそうであるし

ハサミで切るったって非常に危なく

余暇で試みて良い限界を越えている

な訳で
ソリッド系のシャーシなどは
『0.5mm厚の柔らかい目のステンレス板をハサミで切る』というのが
私の適切な妥協点となっていますが

メタルバイブとなると
0.5mm厚って仕上がりや挙動・手応えが
0.8mm・1mm厚クラスの一般的なメタルバイブとかけ離れていて

それ自体が独特のクセを纏ってしまう

しかし1mm厚のステンレス板を切るとなると
ハサミではかなり骨が折れて
不適切極まり無い。

マァ、
素人が
鉄板バイブの自作シャーシを作ろうとするなら

私個人のアドバイスとしては
『1mm厚の真鍮板』一択です。

大体1200から2000円程度で購入可能。
『黄銅(おうどう)』と呼ばれることも
まさに鉄板シャーシの
『王道(おうどう)』

銅と亜鉛の合金で
配分により
柔らか過ぎたり
錆びやすかったり
するので
私的には現在
上写真のやつ一択

ステンレスに比べ柔らかいのだが
1mm厚になるとチカラ技の世界となる

ハサミはステンレスに使っているmccの奴より

私はテスキーのtbsky s-240 type
たる物を使っている
とんがっていて怖いけど
負担が軽い。(高いけど)


鉄板系自作仕上げとなると
鉛の鋳物が主流だが
デカい割ビシでシャーシを挟み込んで

形成を超硬タングステンバーでやる手もある

左『22番サロゲート・プリズム』
右『19番サロゲート・ヘビーメタル』
のベース
コレは真鍮シャーシ・石膏型鉛鋳物で
メタルバイブのベースを制作している

飛距離と使用感の歯切れの良さで
『自作残念ソリッドバイブの人』の私とて
メタルバイブを愛している。

大遠投して、ボトムまですぐ到達
この快楽は中毒性が有り
気を付けないと
『釣りのセオリー順守社会』から
脱落する危険性がある。笑

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