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ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 その10

どうも。
色々限界を超え、それでも耐えに耐えた結果、何かが切れて退職届を出した中年(今年で初老の仲間入り)ネコです。


さて、このシリーズも10回目(?)となりましたが、この1年半ベイトリールを使用してきて、着眼してきた事を今回から数回に分けて述べていきます。





最初は飛ばない




誰しも最初のうちはそうです。
実際、未だに私もスピニングタックル程飛ばせません。
私もシーバスに導入して、1年半程経ちますが、どれだけ慣れてもバックラッシュを経験した人間なら、頭の片隅で「ブレーキ」をかけてしまうためです。

〝思い切りフルキャスト〟できるようになるには、道具に対する修練、言うなれば、使用するタックルの「バックラッシュするか、高切れするかしないか」の限界性能を理解しなければ、「頭の中のブレーキ」にブレーキをかけられないと思います。
実際、ロッドがよくしなったと感じる時に、かなり飛距離が伸びます。
しかし、しならせるという事は同時にキャストタイミング(スプールから指を離す瞬間)がズレると、バックラッシュは避けられません。

竿の〝タメ〟を理解し、キャストタイミングを理解し切ることが、リールカスタムよりも遠投の近道なのでしょう。

よくweb記事で何メートル飛んだ、何メートル飛ばす事が出来るという一文を拝見しますが、その釣りにベイトリールを導入したきっかけを思い出して下さい。
農作業に高級スポーツカーを利用しないのと同様に、あるアングラーはアキュラシー性能を、あるアングラーはビッグベイトのためにと、「ベイトタックルの特性」を理解して導入したハズです。

確かに高次元で飛距離、アキュラシー性能を両立するベイトタックルも存在します。

しかし、この文書をご覧になられているという事は、導入を考えている、もしくは導入して直ぐで色々悩んでいるアングラーではないでしょうか?
(俺はスピニングなんか触った事が無い生粋のベイトアングラーだぜ!なんて方も居られるかもしれませんが。)

私はそんなアングラーに、いきなり7万するハイエンドリール、7万するハイエンドロッドをオススメはしません。

使いたいルアー、メインに使用する場所、使用目的を考え、有名メーカーの価格が下から2番目のタックルをオススメします。

いい道具は上達の近道かもしれません。
しかし、エントリー機種を使いこなす事ができなければ、ハイエンドを持ってもその性能差を感じたり、特性を活かしきれないと考えるためです。

飛ばない、飛ばせないと悩むなら、今一度キャストのタイミングと、ルアーの特性を含めた「タックルバランス」を見直す事に活路を見出せるのではないでしょうか。


ノーカスタム、PE2号のSLXでも、写真のように慣れれば100mは飛ばせます。(ロッドは10ftですが)
先ずは道具に慣れる努力をして下さい。

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