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▼ 釣れた理由に惑わされない

「良く釣れるルアー」や「良く釣れる場所」など、釣り人は釣れた理由をドラマチックに考えがちです。


グラバーHi68s

確かに良く釣れるルアーは存在すると思います。
理由は魚に聞かなければ分からないので永遠に謎ですが(笑)、作り手側としては永遠のテーマでもあるかもしれません。


「噂のあのルアー」を手にして心躍らせながら釣り場に向かう訳です。あっという間にそのルアーが魚を連れて来てくれるかもしれませんし、1匹釣るまでにかなり時間が掛かる事もあるかと思います。



ふと、釣り続ける人とそれが難しい人との違いは何かな？と思った訳です。

例えば釣り続ける人は…


1、何故その日、その瞬間にその場所なのかを理解している。
実際には現場に行ってみなければ分からない事もあるかもしれませんが、釣り続ける人は２箇所目には殆どアジャストさせます。要は１箇所目でその日を知り、２箇所目はその日に合わせた場所に行く事が出来るのです。
パターンを理解しているかどうかも大事です。パターンによって釣れる条件はかなり左右されるかと思います。
同じ場所に通い続けて周年通して釣果に恵まれるなら問題はありませんが、そう甘くないのは皆さんもご存知の通り。




2、使っているルアーの事を理解している。
どの様に使えば釣れるルアーへ昇華するのか？という事です。巻く事が一番であれば無駄に操作しない事、操作する事が一番であれば操作出来る様になる事。
他にも泳ぐレンジであるとか基本的な事を理解していなければなりません。




3、釣れなくさせてしまう理由を知っている。
ドラマチックな部分とは正反対にある事です。
例えばですが、周年通して釣り続ける人が居たとします。そうですね…年間、200日通って打率が8割とか。
何が良いのかは分かりませんが、良い潮周りや良い時間帯にだけ釣りに行っていれば難しい事ではないかもしれません。ただ、年間に200日ともなると潮周りなんて選べないでしょうし、仕事の疲れ等も考えれば「俺は釣れるまで3時間だろうと4時間だろうと竿を振るぜ！」なんて出来ないでしょう？しかも都合良く簡単に釣れる状況なんて早々無い。
良く釣れるルアー？人気ルアーって先行者が投げていたらその刺激に反応する魚は釣られてるじゃん！みたいな。

…となると、そういった人の大半はドラマチックな理由より現実的、且つ言い逃れが出来ない魚を釣っていたりする訳です。釣れなくさせない、という事です。


ルアーフィッシングというのはそれなりになれるまで多くの無駄を熟さなければならないかもしれません。

無駄だと思える事に時間を費やせないと釣りはなかなか上達しません。ただ、家庭があって週末しか釣りに行けないとなると無駄な時間に飛び込むのは、かなりシンドいと思います。笑

それでも…例えば同じエリアで釣り続けている人間が居るのであれば、無駄を繰り返す事で自分も同じ様になれる可能性は充分にある訳です。


釣れなくさせなければ魚の行動パターンが把握出来る様にもなります。

例えば干満差の影響が出るエリアでは潮位変動と共に状況がどんどん変化します。フィッシュイーターも生きて行く為に条件の整った場所に行きたい訳ですが、釣り人があまりにも警戒心を与えてしまうとソコには立ち寄らなくなります。

シビアなエリアはかなり残酷です。人によって釣れる釣れないがハッキリと結果に表れます。ただし、だからこそ安定して釣れたりもします。






近所の川ですが、鱸は居ません。爆笑
動画を撮った時なのでそれっぽい格好をしているだけで、自分は普段からルアーを泳がせて遊んでます。やはりそういった事はかなり大事で。

あ…アイの位置を5mm下にするんですか…汗。など、優しい先輩が独り言の様に優しい手を差し伸べてくれます。それまでの沈黙が嘘の様に連続して水面が「パッカ〜ン！」と割れます。ちょっとした事が大きな違いに繋がります。
自分、インスタは非公開にしてるんですが、各地の先輩方の刺激的な写真にいつも尻を叩かれてますね。
いやぁもう…細かくは書けませんが、鼻血が出そうです。爆



情報なんて集める必要が無いエリアです。

周りの若い子とも情報は共有しません。唯一、共有したら有り難い事は「あれ？なんで魚が居ないの？」とならない事くらいですね。(若い子に釣られるんです。笑)そういった意味では真っ当なSNSの使い方をしいるかも？


「魚が居ない」は信用しちゃダメです。笑


そんなモン、自分でやらなきゃ分からないでしょ？


釣りの立ち位置は人それぞれですが、こういった考え方もあるかも？しれません。
ただ、やればやる程に先が見えて来るので結局は辿り着かない訳ですが。

一応、静岡県西部のリアルでした。


では。

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