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▼ ロッド折れなど、製造の品質を考えて見る
- ジャンル:日記/一般
- (ネタ)
まず、自分は、釣り関係のメーカーとは、一切、関係は、ありません。
製造部門について、考えて見ました。
最新の技術の場合、設計の品質と製造の品質は、別物であり、製造部門において、設計では、予想もしない不具合が、多発するのは、日常だと思います。
自分は、製造関係で、多発する不良を調査・解析し、対策をする事により、品質不良の流出を防止する目的で、約1年以上も、悪戦苦闘した経験が、あります。
会社全体が、真剣に不良の流出対策をしました。
製造においは、不良を調査し、そのワースト3から、潰していく手法が、主流です。
半年も、過ぎると、不良は、確実に減少し、原因をはっきりと特定出来るものは、少なくなってきます。
測定器を使い、不良の検出が、出来る物は、全数検査に変更していきます。
1つ1つにルールを作り、それを遵守させて、不良の流出を防止します。
そして、最後に残るのは、人間の目でしか、発見出来ない不具合が、並びます。(ヒューマンエラーってヤツです)
作業者の教育によるレベルアップも、頻繁に行い、
皆、ベテランになっていきました。
しかし、不良の流出は、ゼロには、なりません。
ある日、不良件数のグラフを見ていて、なにかと似ている事に気が付きました。
それは、大きな企業では、安全において常識である、
ハインリッヒの法則です。そう、1対29対300のアレです。
それを親会社の方にプレゼンする機会が、有り、いきなり、
講義を始めました。(笑) もう、何年も前の話です。
内容は、こうです。
不良の流出も、ある意味、事故で、あり、それが、事故なら、
ハインリッヒの法則が、適用出来る。
全不良数が、多ければ、当然、不良の流出件数も増え、
分母を減らさなければ、分子も減らない。
そして、求める品質(この場合、どれだけに何件流出するか)
により、ゲートを設ける数を設定する事で、品質をコントロール出来るなど・・・
余りに唐突にプレゼンしたので、慌てた、上司が、自分を止めた!(笑)
不良は、流れませんと言うところを不良は、流れますと言ったから・・・(笑)
余談ですが、このクレームも品質事故と見る考え方は、自分の会社に数年前から、逆輸入されています(爆)
これは、どんな企業でも、同じだと思います。
不良品は、ゼロでは、無いです!
目視でしか、発見出来ない不良は、工数が、掛り過ぎて、止め切れません。
最新技術は、難しいので、不良が、多発します。
不良の内容・項目が、洗い出されるまでは、止め切れません。
具体的には、
1つのゲートで、300の不良が、出れば、29の怪しい物と1つの不良が、流れます。
もう1つゲートを設ければ、3000の不良に対して、1つの不良が、流れる計算です。
自分の会社では、ゲートを4つ設けました。
釣具メーカーが、果たして、どれだけのゲートを設ける事が、出来るかは、疑問です。
メーカーを信用する気持ちは、理解出来ます。
しかし、コストに直結する問題です。
これは、唯の自分の体験談に過ぎません。
自分の考えです。 企業の考えでは、無いです。
皆さんは、どう、思いますか?
- 2012年5月15日
- コメント(11)
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