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沖磯 カマスサワラ

5/7
島の釣り仲間と漁船をチャーターして釣りへ。
今回は私を含め磯組5人、ジギング組4人。

当日は海況良く、どの磯でも乗れそうなので島でも一級磯と呼ばれる北西部のサワラ根方向に船を向けてもらう。

サワラ根で3名を下ろし、私と残るもう一方、K氏は更に少し北上し鬼岩の離れという磯に渡礁した。
サワラ根も行こうと思えば行けたのだが、未だ行ったことのない一級磯である鬼岩の離れにチャレンジしてみたかったし、今の私の技量では激流とハエ根がファイトの邪魔をするサワラ根で超大物をあげることが出来ない可能性が高いと思われたので、あえてサワラ根は外してみた。

鬼岩の離れはサワラ根の3倍くらいの広さの小島で、南側のすぐ近くには母島最北端乾崎を望み、東側200mほど先には大規模な離れ磯、鬼岩が屹立している。
離れでは一周どこでも竿をだせるが、南北端は浅くなっていて釣り辛いので、釣り座は大きくわけて東側と西側。
東側の鬼岩方向は水深がやや浅く、隠れ根だらけ。ファイトの難易度は高そうだが、いかにもヒラアジ系や根魚系が潜んでいそうだ。
対して西側は足元から水深があり(魚探で確認したところ約50m先で25mくらい)潮通しが良いのでキハダやイソマグロ、その他の回遊魚が良さそう。また障害物のほぼ無いオープンエリアなので、大型魚とファイトするには絶好の場所である。

釣り始めでまず使用するのはポッパー。取り敢えずこれを投げながら磯を一周してみる。

ぐるりと回って、釣り座を確認。
当日の風向きやファイトのしやすさを考慮して西側に腰を据えてキャストすることにした。

西側で開始して暫く後、沖目でショートポッピングアクションしているポッパーにキハダらしき魚が全身飛び出して襲ってきた。
合わせをいれると直ぐにテンションが抜ける。
リーダーを確認すると先端がスッパリ切られている。歯切れだ。
しかし、キハダならこんなに簡単に歯でリーダーを切って行くだろうか?もしや見間違いか。とにかく悔しいバラシだ。
別注ヒラマサ220に結び直してすぐ再開。効果があるのか今一つよく分からないが、念のため歯切れ対策でケプラーノット40号のバイトリーダーを20cmほどいれておいた。

しばらくしたらまたバイト。
合わせるとまたすぐにテンションが抜ける。
今度はなんとルアーのテール部が噛み砕かれて、中のワイヤーが曲げられてしまっている。
いったいどんな獰猛な奴が回遊しているんだ!?
頭の中は?マーク状態だったが、魚の正体はその後数投ですぐ判明。カマスサワラである。
どうやらカマスサワラの朝食現場に遭遇したらしく、その後ジャンジャンバイトしてくる。
しかしあたりは多いものの、カマスサワラの小さく硬い口はシングルフックとの相性が悪いらしく、全然乗らない。
それどころかK氏は私と同様、リーダーを歯で切られルアーを持っていかれる始末。

そんな中、遂にK氏にヒット。
しかし、足元まで寄せたところでオシアモンスタードライブの長いアシストラインが噛みきられバラシ。恐ろしい歯を持つ魚である。

少しあたりが遠退いたところで、今度は私にヒット。魚は北に抜ける潮流に逆らい南方向に疾走して行く。水面直下を猛スピードで横走りするので、ラインが勢い良く水を切る。
私もダッシュでそれについて行き磯の南端へ。
走った方向に離れ岩があるので強引にこちらに引き戻す。流れはこちらに来ているので魚を寄せるのは楽だ。
しかし目の前まで来たところで魚は今度は流れに乗って北上。一緒についていって、結局ヒット時の立ち位置まで戻ってきた。

ここで今度はこちらが勝負をしかけ一気に寄せる。
魚は足元まで来たところで下に潜行。ここで焦ると磯際に擦れるかもしれないので最後はあえて少し落ち着いてじっくりと魚の出方をみる。
様子を伺っているとふいにテンションが緩んだ。
チャンス。一気にラインを巻き取ると魚が浮上してきた。カマスサワラだ。
K氏にギャフ入れしてもらいランディング。
帰港後測定の結果165cm、29,35kgの良型であった。

JGFAでは当日使用の130lbクラスでショアからのカマスサワラの記録が無いため、記録申請の練習がてら写真を送ってみようとおもっている。せっかく年会費を払ったのだから少しでも多く利用しないと損だ。

さて、この後完全にあたりは無くなったので午後に女根というポイントに移動。
船長いわくここには100kg近いイソマグロがいるらしいが、ノーバイト。
というかここは地形が複雑なのでそんなのがきても絶対にキャッチ出来ない。恐らくもうここに乗ることは無いだろう。

午後3時に沖上がり。
サワラ根組も朝にカマスサワラの群れに襲われたらしいが、キャッチは3kgほどのキメジ一本。
ジギング組も全体でカンパチ4本という貧果。

GW中に滞在していた遠征組もあまり釣れなかったし、ここ最近島の釣果は全体的に低迷中。
もしかしたら今年はこのまま不調のうちに大物シーズンが終わってしまうかもしれない。

それにしても鬼岩の離れは良いポイントだった。
ファイトがしやすく、魚の寄りも良い。
ここはサワラ根と渡礁出来る条件が似ているので、これからもサワラ根ではなくこっちに渡るかもしれない。
取り敢えず魚の活性が全体的に高まった時にもう一度訪れたいポイントである。女根はもう行かない。







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