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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

Blooowin!140Sでスタートした清流鱸

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確実に季節は初夏に近づいている。

日中はそれなりに気温が上昇するが上空には寒気が残っていて夜になると冷え込む、僕の鱸釣りは人気のまったく無い深夜に釣行するものだから夜の天気が凄く重要だったりもする。

完全な淡水域での釣りでは潮汐の影響はまったく無いけれど、本来の鱸は勿論、海水魚なので、その遺伝子には海洋生活の時代に刻まれた潮汐に由来する行動はきっと変わらないだろう。

5月、満月の大潮。4月の第一週の大潮で稚鮎達が一斉に川を遡上し始めると、冬の無口な川に一気に生命感が戻る。それまでの渡り鳥である鴨に代わり、川鵜や鷺が小魚を追い、カワセミも頻繁に飛ぶ様になる。
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その時が来れば自分の感覚が記憶を呼び起こしフィールドに向かわずには居られないのが釣師という生き物。

どころがフィールドというのは、そんなに簡単に答えをくれるはずもなく。
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例によって鯉系の手厚い歓迎を受ける。
彼らにすれば、瀬付き(繁殖期)の真っ只中、ルアーは当然攻撃対象物である、なぜ鱸が釣れないのか?をよく考えればわかる事。
僕の感性で言えば、外道などど呼び雑に扱う事を好まない。
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スネコンもこの通り、逆に考えるとこのサイズのプラグでニゴイが釣れるって事も凄いかと思う。因みにこれは雄、オスは鼻が黒くなり小さな突起物で被われる、触ると目の荒い紙鑢の様にザラザラしている。写真上は雌。
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これも?最近はフナがルアーで釣れる事が多い、きっと狙って釣れる魚なのだろう。

GWを一つのタイミングとして連夜出撃してみたが、今年は間違いなくシーズンが遅れており、遡上数が少ないのか水温が低いのか反応は得られない。鱸が釣れない時間は、他の魚種が遊んではくれたもののチャンスはほぼ皆無のまま時間は流れて行く。

この時期は、月がひとつの目安になる。
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写真ではわかり難いが月の外輪に光の輪が出来る事が多い。
月輪と呼ばれ月の光に氷の粒反射して輪になる現象がある。

それは上空の水蒸気が凍っている事を意味している、釣で言えばこの月輪が出ているときに良い釣をした記憶は無い、僕は経験から20代前半の頃にそれを知っていた。

5月5日の晩、BlueBlueテスターの仲間である古賀君が僕の家に遊びに来たので外のウッドデッキで食事をしながら釣談義をしていた時も上空の寒気の話になった。GWも残すとこあと1日チャンスはもう僅かである。詰め将棋で言えば最後の一手まで詰めているもの中々求めていた魚に出逢えないと古賀君に話すと、それは何センチ?という話になっのだが、魚の大きさは僕じゃなくて川が決める事だと答えた。

6日深夜、ラストチャンスだと心に決めて家族の寝静まった自宅を出る。
途中自販機で栄養ドリンクを一本飲み干し気合を入れる。基本、釣で勝負する事はあまり無いけれど、年に数回だけ勝負に出る。

実は「本気」で釣る事はしんどい。

結果が出るか出ないか不確定の釣において本気で釣る事。
すべては折れない精神力だけである、釣果を求めてならば下流へ行けば良い、可能性は此処よりは遥かに高いだろう。

僕が求めているのはサイズでも数でもない。
清流域に海の魚である鱸がいるのなら、それを釣りたいと思うだけのこと。
当然ながらこの釣りは報われる事は少ない。
魚が釣れず肩を落として帰る事のほうが釣れる事よりも遥かに多い。
まずは釣れない釣りである事を受け入れる事から始めたい。

深夜1時、フィールドに入り込む。
月明かりに照らされて目が馴れてしまえば川面も良く見える。

ブローウィン140Sをセットして、35m先の僅かなスポットを狙う。
乱れた深瀬の中に存在する綺麗な流れ、幅1m、長さ2mのピン。

30mほど上流に釣り座を構え、50m先にキャストしミノーを流れに呑み込ませ、ラインテンションを抜いてスポットを通過させる、その角度斜め45度。

第一投目は僅かにポイントをそれた。

二投目、キャストを控えめにして素早くルアーヘッドに流れを当てる。
そこからロッドを倒し極力テンションを抜き、スポット真上、緩やかにテンションを掛けてターンを演出する。

次の瞬間。

「ゴクッ」と押さえ込まれた。

ボトムか?いや違う、一気にテンションを加えて流れに引き吊り出す。
その瞬間、反転した魚は下流へ走る。

ここで主導権を取られてはいけない。
昨年、同じ場所でテトラに擦られてラインブレイクしている。

擦られて切られるなら、こちらからテンションをマックスに掛けて切ってやる。

僕は自分のファイティングスタイルを100%正反対に換えて、リールを巻き続けた。当然魚は下流で苦しくなりテールウォークを繰り返す。

月明かりに照らし出されたしシルエットは鱸そのものだった。

テトラのサイド、ギリギリでハイジャンプ。
切れるなら切れて良い、それでも、主導権は渡さない。

そこから記憶は無い。

夢中で魚を寄せたのだろう。

気が付けば足元に鱸は横たわっていた。
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海でも河口でも無く、潮汐も無い清流域。
それでも五月初旬の満月の大潮には姿を現した。
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80cmジャストの個体、良い勝負が出来た。
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ベリーのフックが一本だけ口角に掛かり全ての力を受け止めてくれた。
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撮影は素早く、蘇生は時間を惜しまず。
このサイズを確実にリリースする事でシーズンを楽しむ事ができるのだから。
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横に倒れずに自力で身体を動かし始めたら後はもう大丈夫。
その後、鱸は静かに流れに戻っていった。

満月の月を見上げ、満ちて行く気持ちを噛み締めながら次の瀬に向かった。

結局、魚はこれ一つだけで終わった夜だった。
これからのシーズン、どんな楽しみ方をして行こうか?
このワクワクする気持ちを大切にして行きたい。
 

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