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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

水の成分が知りたい


今日は黄色い岸辺の小川を偵察に行ってみた。

目的はオイカワ探しである。


結論、ここにはオイカワの姿が無かった、自宅からなるべく近い場所でオイカワが釣れそうな流れを探しているのだが、なかなか難しい。


ハヤ釣り?その魅力はやったことの無い人には伝わりにくいかもしれないが、オイカワにしろカワムツにしろ、日本の淡水魚の中では渓流魚やタナゴの様に美しい魚である。


実はこの川の川底は異様に赤い色をしている、鉄分やマンガンなんかが多そうなので、多少生き物の生息に影響しているかもしれない、特に雨の多い時期に比べ、雨量の少ない冬場は水質が悪くなる。


いったい何が原因で魚がいないのだろう・・


PHか?ウグイ以外の淡水魚はPHの変化やミネラルの変化に敏感である。ウグイは食用酢くらいの酸性の水でも生きてゆける凄い魚。


そのウグイでもいれば良いのだか、何も生命体を確認できずだった。


魚の棲めない流れは渓流なんかでも良くあるのだけど、考えてみれば日本中そんな流れは幾らでもあるのに違いない。


ざっと考えても、恐山から流れる正津川も酸性だし、猪苗代湖も酸性、吾妻川は酸性でヒ素まで含んでいるし、鬼怒川の源流に近いところでは川の中に湯の花があり、ニッコウイワナの棲めない流れがある。


綺麗な川と合流して、その成分も薄まるから下流には魚が棲めること
は多いけど、水があれば魚がいるかと思えばそうではない事も多い。


酸性の川でルアーを使うと、淡水域なのに海水並みにフックが錆びたり、青く粉吹いたりするから、釣りをすれば大体わかるのだけど、その前に調べたいのが釣り人の好奇心、本気でリトマス試験紙が欲しくなってくる(笑)



今は中国から飛んでくる科学物質が色々と騒がれているけど。
日本だって数十年前までは似たようなものだと思う。


僕の子供の頃は、工場からの廃液が明らかに変で、その周囲だけ魚の居ない川もあったし、温泉を掘ったが為に、水が変わってしまった場所なんて幾らでもある。


昔、渓流釣りを毎週してた頃、初めての川では少し水を飲んで判断した。手で水を掬い、匂いを嗅いで、無臭ならば少し口に含んでみる。


あるときは酸味を感じたり、あるときは硫黄臭を感じたり。


そんな沢は必ず何かある、まあ本流筋が釣れなくても、綺麗な水の流れる支流との合流点には、魚が溜まっていたりするから釣りとしては成立するのだけど、それはそれで攻略しがいのある釣り場として楽しんでいた記憶がある。



当時は、とにかく川底を見て、砂を見て、底石を見て、土の油を見て、何となくその川を癖を探る事をよくやっていた。水温なども毎回計るから肌が覚えていて、沢の冷水に手を入れてから何秒くらいで痛みを感じるか?で、その水温を言い当てる事もできたりしてた。


今では殆ど役にたってないけど(笑)


山とか草木を見て、その水辺に住む生き物を想像出来るようになったら淡水魚の釣師として一人前になったと云えるかもしれない。


全ての生き物は食物連鎖の中にいて、そのフィールドの環境がその基になっているものだから、そういう意味で水を知る事が釣りを組み立てる上で一番必要な要素になるのではないだろうか。


海も、塩分濃度や水温、海流なんかを詰めて行くと、次第に季節の流れが見えてきたり、何となく水の動きがわかるようになると思う。
僕は、海には詳しくないけど、何となくそれがあるのを肌で感じる。

釣りのテクニックもメソッドも、高性能なタックルも、魚が居なければなんの意味も持たない。


魚を探す事、それを楽しむのも釣りでは大きなファクターだと僕は思います。



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