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素材・特性・使い分け。




こんにちは、茨城の鈴木です(^-^)

今日は、
基本的な事でもあり、重要な事でもある、ラインの素材についてお話したいと思います。






◆どちらが良いか◆

各SNSや店頭イベントでたびたび受ける質問があります。

それは、シーバス釣り初心者の方からの

ショックリーダーは
ナイロン・フロロ
どっちを選べばいいの?

という質問。


う〜〜〜ん、答えるのが 難しい!

結論から言ってしまえば、

・状況に応じて使い分ける。
・釣り方に応じて選ぶ。
・アングラーそれぞれの好みで選ぶ。

選び方としてはこの3つなんですよね。

なので一概に
『フロロがいい!』
『ナイロンがいい!』
とは言い切れない問題。

ただ、選ぶ時にナイロンとフロロの素材・特性の違いがわかっていれば初心者の方でも選びやすいと思います。

なので、
『違いがよくわからない』
という人に向けて、改めて簡単に特性やメリット・デメリットを説明したいと思います(^-^)



◆ナイロン◆

〔メリット〕

・しなやかな素材で、リールのスプールにラインが馴染みやすく、扱いやすい。
ノットも組みやすい。

・伸縮性があり、ショックを吸収しやすいため、伸びのないPEラインと相性がとても良い。

・伸縮性があるため、魚からのアタリに対して針掛かりしやすく、バレにくい。

・比重が軽いため水面にラインが留まりやすく、トップウォータールアーを使う際には圧倒的なアドバンテージがある。

・粘り強い素材なので6号以上の太さになるとフロロカーボンより強い引っ張り強度を誇る。

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同じ6号でも3lbも強度に差がある!!


〔デメリット〕

・吸水性が高く、水を吸ってしまうためフロロカーボンよりも強度劣化が早い。
1〜2釣行ごとにリーダーを組み直す必要がある。

・しなやか=素材自体が柔らかいということでもあるため、擦れに対する強さはフロロカーボンに劣る。
しかし最近ではその欠点を出来る限り補うべく、従来のナイロンラインに比べて擦れに強く作られているナイロンラインもある。

山豊テグス製品でいうと

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耐摩耗ショックリーダーがそれにあたります。



◆フロロカーボン◆

〔メリット〕

・ナイロンに比べて硬い素材のため、擦れに強い。

・比重が重く、沈むため、ラインをコントロールしやすい。
レンジを入れる釣りやボトムの釣りでは高い操作性を誇る。

・ナイロンに比べると伸びが少ない素材のため、感度が良い。
積極的にルアーを操作していく釣りにもピッタリ。


〔デメリット〕

・ラインが沈むため、ペンシルベイトやポッパーなど時折ステイさせて使用するタイプのトップウォータールアーが扱いづらい。

・ナイロンに比べて伸びが少ないため、バイトに対してのノリがナイロンに劣る。
特に、渋い状況下では違いがハッキリ出る事も。

・硬い素材なので、太い号数の場合は慣れないとルアーやスナップに結びづらい。

などなど、
こういった素材による違いや、メリット・デメリットがすぐにパッと思い浮かぶだけでもこれだけあります。


◆使い分けが必要◆

ナイロンとフロロカーボン。
あらゆる状況に対応するには結局のところ使い分けが必要です。
どちらが正解なのかは、その状況、釣り方、タックルバランスによって変わってくるため、臨機応変に使い分けてみて下さい。
これらの特徴の違いを理解した上で状況に応じて使い分けると釣りがより快適になりますよ(^-^)

山豊テグスのショックリーダーはナイロンもフロロも実売500円程とリーズナブルで揃えやすい点も非常にオススメですので、ぜひ試してみて下さい☆





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