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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

釣り人の熱

最近、ずっと考えている事がある。

それは、本当の釣り人、真の釣師、生粋のアングラーってなんだろう?と。

でも、その答えは、ずっと考え中、思考の無限ループ、メビウスの帯です。


勿論、色んなジャンルの釣があるけど、その中で、深くも浅くも様々な嵌り方があります。


僕は趣味、私はレジャー、僕は仲間との楽しい遊び。

気軽に釣りを楽しむ時代。

女性もどんどん釣りに参入する時代になってからもう10年くらい過ぎたかもしれない。誰でも気軽に・・・それも良いのかもしれないが、僕は温度差を感じずにはいられない。

日頃、会社や社会生活の中で会う人には、「僕、釣りします!今度、連れて行って下さい」ていう人が必ず居る。


「じゃあタナゴ行こうか!」て誘うと「えータナゴですか?・・・」と相手のテンションが100%下がるのがわかる。


僕の場合、それが断りの常套句だったりするのだけど(笑)

大物のシーバスか、みんなやってるバス釣りか何かに連れて行ってもらいたいのかもしれないけど、そんなに甘くは無いのだ。

最悪なのは「釣り道具貸して下さい」と気安く言われる事、別に貸しても良いのかもしれないけど、まずは「自分のを買いましょう」って思います、本当のところ、道具を壊した経験の無い人には、その作法が理解できないと思うからです。

それと、よく耳にするのが。

「この竿は僕には合わない」という残念な言葉。

僕にとって釣竿は、一生モノ。何十年だって使うモノ、本当のコンセプトや物の良さは数回使っただけでわかるはずは無いと思う。

何となく良いフィーリングというのはあるけど、それは100%のポテンシャルを発揮できるとは言いがたい。

僕だけの感覚なのかもしれないけど、本当に良い釣師と本当に良い道具は第一印象は良くない。

どちらかというと、その存在が面白くない。

だけど、気になって気になって仕方ない。

結局、その御仁とは仲良くなったり、その道具を使ったりする結末にはなるのだけど、マイナスイメージから入って良さを見つけると、一生モノになるんだよね。

なぜかはわからないけど、その逆は大体失敗する、人もモノも。

さて、最近の何チャラブームとかの影響かわからないけど、僕らの釣が「気軽に釣る」となった時点で、この釣り道具の扱い、魚の扱い、いわゆる釣りの作法が省かれ、結果優先、楽しさ優先のレジャーへと釣りは成り下がってしまった。

釣り具は手作りの工芸品、芸術品だった時代から、大量生産、大量消費の工業製品になって、「壊れたら買えばいい」なんていう発想になってしまった。

そもそも、釣り具が簡単に手に入るからっていい加減に扱って良いなんて事は無い、また買えば良いと片方の手で大量消費、もう片方の手でエコだの環境だのゴミ問題など唱える。


その矛盾、本当の釣師なら気付いていると思う。


根掛かりでルアーをロストする事、ラインブレイクする事、竿を折る事、リールを壊す事、リールを水に付けオイルを流す事、ボロになったワームを捨てる事、血を吐き死にそうな魚をリリースする事も環境には何らかのインパクトを与えている。


あくまでも、ベテランの釣が特別で、ビギナーの釣がダメと言っているのではなく。日本人ならではの感覚を少し大切にして欲しいという願い、それを伝えたい。


日本人は、繊細な感覚を持つ、四季がある国の人々。


結論から言えば、釣り具の扱い方を知らないうちは、他人の道具を借りるべきでは無い、竿や浮子も繊細で壊れやすいもの。

それはフィールドにも言える事、その環境は繊細で壊れやすい。


道具を丁寧に使う、大事に扱い、細心の注意を払う、使い始める時の作法、使い終わった後の直し方、釣り場に入る時の礼儀、立ち去るときの礼儀。


釣り場で人に会ったら、散歩のおじちゃんだろうが、畑仕事のおばちゃんだろうが、網の手入れをする漁師さんだろうが、鯉釣りの爺ちゃんだろうが、はぜ釣りの兄ちゃんだろうが、一声、挨拶はする。

でも、相手は釣りに、仕事に夢中になってるかもしれない、必要以上にあれこれ聞いたら行けない。 

良い話をひとつ話してくれたら、ひとつ良い話を返す、それじゃあ、また何時か・・って手を上げればそれで良い。


まずは、そこを伝えよう、まずは、それが出来る人になろう。

当たり前のこと、礼儀作法、義理人情、それを忘れちゃ釣りには行けない。

ちなみに、本当に釣が好きな人、やり込んだ人は、じゃあタナゴ行きますか?って誘うと「良いねぇ~やってみたかったんですよ!」なんていう前向きな答えが返ってくる。

餌は何を、竿はどんなのを用意すれば?なんて質問してくる人には、「僕のを使いなよ」と用意してあげたくなる。

熱の入り方、情熱、熱のある人は釣師として、いや人として魅力的だ。
気が合う、息が合う、相性が良いってのは、そういう事。

そうじゃない人と無理に知り合いに成る事も無いし、無理にあわせて釣りに行く事も無い、無理すると無理した分のツケが返ってくる。

やっぱり、色々な意味で、熱い人が好きだな。

冷めてると、色々な意味で、つまらない。

そして本当の釣り仲間は、フィールドで偶然か必然に逢うものだ。

もちろん、fimoがダメって意味ではなくて、SNSという新たなフィールド、此処では簡単に知り合う事が出来る、でも、インターネットだから見えない、本当の姿、それ故に疑心や妄想で相手を見てしまい、その結果、不快にさせてしまう事もあるかもしれない。


僕は何かを伝えたい一心で、ログを書くのだけど時にはそれをやっちゃ困りますって事があるかもしれない、その時は遠慮なく言ってくださいね。

その時は、素直に誤ります、そして伝えてくれた事に感謝します。


先日も、ある方からご指摘を受けました、でも、結果、凄く勉強になりました。

当たり前だけど、僕の視点と違う視点でフィールドを見ている人もいる事を知る良い機会でした。

僕の中では昔話だけど、その人たちにとっては現在進行形。

それでも、ある意味、もし釣り場で会えたら最高の仲間になれたかもしれないって思っています。



一瞬でも何かの方向性が一致したから、同じ場所で釣りしていたのだから。

そういう仲間は大事にした方が良いはずと、考えています。

もしも、お許しいただけるのであれば、仲良くしてください。


さて、今月は2月は毎日ログを書くのが目標、何とか半分まで来ました。

ネタはあるけど、何も書いてません(笑)


どうかすると、0時ギリギリの時間に、予約投稿して涼しい顔しています♪



それでは、また明日。





■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。


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