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▼ シリーズ ルアーの基本を考える ミノープラグ編
昨年はキャスティングについてアレコレ基本講座をログにしたのですが。
今年はルアーフィッシングの基本を考えてみたいと思います。
ルアーフィッシングにおける、応用編や目新しいテクニックは、続々と情報発信されていますが、それも基本ありきだと、僕は考えています。
基本となる考え方を磨く事は、初心者でもルアー歴30年を過ぎたベテランでも必要な事であると言えます。
昨今のルアーフィッシングにおける情報は溢れるほどありますが、実際のフィールドで使えるもの、役立つものは、その一握りかと思います。
日本のルアーフィッシングは特に、国民性の為か独自性を持ち、四季のある国であるが故に季節毎の釣りは、更にターゲット別に細分化され、幅が広がった分、本筋が見え難くなってしまったのではないか?無数の断片的な個人的な主観によるもの、商業目的であるもの、根拠の無い架空の空想論、色々とありますから、釣りたいと願うアングラーは困惑して当然であり、何を信じていいのかわからなくなると想定されます。
そして僕もその一人であったのです。
基本を覚えれば、無数の情報に惑わされる事無く、自分の釣りが見えてくるものであると思います、僕がそうだった様にです。
消耗品である、ルアー 1個の価格は1500~2000円するわけです。
一生懸命働いて稼いだお金を、じゃんじゃん水中投棄するのには胸が痛みます、財布にも環境にも良くないはずです。
そして、物には製作者がいます、製作者が求めているものは、きっと僕等の満足そうな笑顔だと思います。
ルアーには、コレクションとして収集する意味で集める楽しさはありますが、良いルアーは大切に長い事使いたいものです。
その為に、まずミノープラグの歴史を見てみましょう。
僕等の少年時代は、ルアーも舶来品と呼ばれていました。
アメリカやヨーロッパから日本に来たものばかりでした、そして日本で更にクォリティを磨いたものを販売するメーカーも出てきましたが。
けして価格は安くは無かったのです。
変な話ですが、道具には気持ちが通じます、大事に使えば、長持ちしロストもしないですし、雑に使えば、ロストもするしミスキャストで壊す事もあります。
大量消費の時代に合わない、貧乏根性かもしれませんが、日本人の根にはそういう物へ道具への礼儀があったはずかと思います。
前置きが長くなりましたが、そんな気持ちで読んで頂けたら幸いです。
ルアーの基本を考える
その第1話はミノープラグの御話です。
ルアーの対象魚には、まず魚食魚が多いものです。
それは小魚を食う肉食魚、狩をする魚です、プレデターです。
数匹の群れで追い込むもの、一気に水と共に吸い込んでしまうもの、何度も噛み付いて弱らせるもの、食いちぎってしまうもの、色々なタイプの魚がいますが、大きく分類すると、追い込み型と待ち伏せ型といます。
それらを釣る為に考えられたルアーがミノープラグです。
ミノーの語源は、ヒメハヤという魚の英国での呼び名がminnowという事です、ヒメハヤは日本に居るアブラハヤ、タカハヤの仲間です。
これがタカハヤです、CDラパラ、オリジナルラパラフローティングにはミノーという名のリアルプリントカラーが存在しますが、真にそれですね。
ミノープラグ(ヒメハヤを模したプラグ)には、種類があります。
水に対して、沈むもの、浮くもの、潜るもの等。
その中でも、基本はフローティングミノーであると思います。
数々のフローティングミノーが世の中には存在しますが、基本はラウリ・ラパラのオリジナルフローティングで間違い無いでしょう。
見たことも無い人は居ないと思いますが、釣った事が無いなんて人もいるからもしれません、ルアーアングラーであるというのであれば、一度は使ってみる事も必要です、それを軸として考えて行く事が大切なのです。
1930年代ラパラはフィンランドでラウリにより作り出され、1950年代になり、大西洋を渡り、アメリカで大人気のヒット商品となります、それから多くのルアー製作者がラパラを追従をしてゆきます、これはアメリカンラパラと言われる、ジム・バグリーのバングオールアーです。
手造りの温もりがある、製品を生み出していた良き時代のアメリカのルアー。もっともオーソドックスな使いか方は、ストップ&ゴーと呼ばれる巻いては止める、巻いては止めるの繰り返しです、そして簡単な様で意外に難しいのが、スティディリトリーブと呼ばれる、安定して巻き続ける事です、流れがある場所では、これが一番難しく、一番釣れると言えます。
「ミノーは弱った魚なんだから、スティディリトリーブが正しいんだ、やたらめったらトウィッチングやジャークなんてしちゃだめだ!あれじゃ元気な魚になっちまうだろ!」と昔、釣り仲間の一人が言っていましたが、その通りだと、僕も思いました。
フローティングミノーの登場で、それまで、太く大きなプラグやメタルルアー中心だった世界のフィールドではきっと凄い釣れ方をしたのが想像できます。
人々は、今ある現状に満足せず、更に工夫をしてゆきます。
1960年代半ばになると、CDラパラが登場します、カウントダウン・ラパラこれはシーバスアングラーでも有名ですね。
カウントダウン釣法、数を数えて沈めて行き、表層からボトムの深いレンジまでを釣る釣り方です。
さて、その頃、レーベルの創立者、ジョージ・ペレンはラパラを越えるミノーをプラスチック成型で発売して、価格の安さ、そして釣れるルアーとして大人気になります。
これはレーベル・ミノー、シンカー。
それまでのラパラの性能を超えたのではなく、コストの掛かるバルサウッドではなく、プラスチック成型の大量生産品で、低価格&釣れるを実現したということだったのかもしれません。
性能を満たしているにも関わらず、価格がラパラの半値以下というのは、消耗品であるルアー、安くて釣れる、そこに人気が殺到するの図式が見えますね。
その後もレーベルの挑戦は続きます、最近はあまり見かけませんが、昔は超リアル路線であった、リアルプリントの元祖はレーベル社によるものです。
レーベル・ミノー フローター・ジョイント (ブラウントラウト)
レーベル社も、現在はプラドコ傘下、多くのアメリカのルアーメーカーが買収されています。
意外な事に、先のジム・バグリーとジョージ・ペレンは仲良しだったといいます。
後に、日本へやって来たミノープラグ。
1970年代になると、(故)開高 健氏による著書「フィッシュ・オン」が発売され、日本に一大ルアーブームが始まり日本のルアーフィッシングは加速的に発展してゆきます。
その後、ラパラやバグリー・レーベルなどが市場に登場する様になったと聞いています。
白熱した、日本の70年代、ルアーブーム。
きっと、それが僕等の原点だったのです。
僕の叔父は、その頃、ルアー&フライを始めた、僕はその叔父を見ながら幼少期を過ごしたから当然、ルアー少年になったわけです。
80年代、綺麗に装飾された、日本のラパラが生まれた。
タックルハウス ツインクル ミス・テラー。30年前とは思えない発想とクォリティの高さ、ラパラより美しく、ラパラを越えるべく為に生まれた日本のルアー達がありました。
僕が記憶する限りでは元祖のサスペンドミノー、先にレーベルがサスペンドRを発売したと思うけれど、サスペンドをミノーに採用したのはタックルハウスさん。ストップ&ゴーというテクニックでルアーが留まり長く相手に魅せる事が出来るスグレモノ、少年だった僕の心はこのルアーの美しさにより、一瞬にして奪われます。
そして、ダイビングミノー、ディープミノーという発想もこの頃生まれた。
タックルハウスと関わりの深かった、バルサ50で有名になったアルファ&クラフトのニュー スリンキー・ディープ。
ジム・バグリーのダイビング・バングオーと同じか少し遅れたくらいの時期に売られていたバルサ50の変り種で、これも発売は80年代半ば、深いタナからスゥーと浮き上がらせて、バスが付いてくる姿は圧巻でした。
さて、次に今では当たり前の重心移動ですが。
K‐TENの逸話はあまりにも有名です、そこには触れるまでもありませんが、初回はコレです。1980年代の後半だったと思います。
タックルハウスの美しいクオリティのまま、ラパラよりもロングAよりも飛んでしまう恐ろしいミノープラグが世に出てしまった事は、衝撃的でした。
此処までが歴史についての御話でしたが、如何だったでしょうか?
さて、最後に現代へ来ました(笑)
勿論、皆様の「そうきたか?」という声も予想されますが、そこに反する事無く、宣伝を兼ねて少し。
最後は、一昨年、発売されました、ブルーブルーのブローウィンです。
本当に手前味噌ですが、注目するべき部分はミノーとしては唯一無二のダブルアクションです、実は既に、30年ほど前には、ホッテントットというストーム(スィンフィンの金属リップクランク)がそれをしております。
はい、S字を描きながらのウォブリングです、ミノーとしてそれをやったのは、ブルーブルーです、この二つにきっと因果関係はありませんが、求めている方向性は近かったのかもしれません。
結論として、S字を描きながらのウォブリングは釣れるのです。
だからルアーの歴史は繰り返されるのです。
これを読んで欲しくなってしまうのは、商業アングラーの策に嵌ったということになるのですが、もちろんそれが狙いです(笑)
冗談はさておき、基本を学ぶというのは、歴史を学ぶという事です。
できれば、見た聞いたではなく、体感して欲しいものです。
今回紹介したルアーは入手が、難しいかもしれませんが、もし出会えたら手に取ってみてください、フィールドで使ってみてください。
アングラーには、一生涯、大事な財産になると思います。
それぞれの時代に、それぞれのアングラーの想いがあり、それが形としてルアーの造形に現れている、それがルアーの本質なのです。
魚を釣るだけであれば、本物のタカハヤを背掛けにして釣れば良いのですが、自分で操作、創作、工夫して行く楽しみがそこにあるものです。
消耗品であるのに、2000円のプラグは決して安くはありません、意味を持たせて大事に使っていただきたいと思っています。
最後の最後に(笑)
ミノーの使いかたのおさらいを3つ。
1.魚食魚さえいれば、使う場所は何処でも良い。
2.ストップ&ゴーとスティディリトリーブを極める事。
3。せっかくの釣り道具を大切に使いましょう。
以上、ありがとうございました。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
今年はルアーフィッシングの基本を考えてみたいと思います。
ルアーフィッシングにおける、応用編や目新しいテクニックは、続々と情報発信されていますが、それも基本ありきだと、僕は考えています。
基本となる考え方を磨く事は、初心者でもルアー歴30年を過ぎたベテランでも必要な事であると言えます。
昨今のルアーフィッシングにおける情報は溢れるほどありますが、実際のフィールドで使えるもの、役立つものは、その一握りかと思います。
日本のルアーフィッシングは特に、国民性の為か独自性を持ち、四季のある国であるが故に季節毎の釣りは、更にターゲット別に細分化され、幅が広がった分、本筋が見え難くなってしまったのではないか?無数の断片的な個人的な主観によるもの、商業目的であるもの、根拠の無い架空の空想論、色々とありますから、釣りたいと願うアングラーは困惑して当然であり、何を信じていいのかわからなくなると想定されます。
そして僕もその一人であったのです。
基本を覚えれば、無数の情報に惑わされる事無く、自分の釣りが見えてくるものであると思います、僕がそうだった様にです。
消耗品である、ルアー 1個の価格は1500~2000円するわけです。
一生懸命働いて稼いだお金を、じゃんじゃん水中投棄するのには胸が痛みます、財布にも環境にも良くないはずです。
そして、物には製作者がいます、製作者が求めているものは、きっと僕等の満足そうな笑顔だと思います。
ルアーには、コレクションとして収集する意味で集める楽しさはありますが、良いルアーは大切に長い事使いたいものです。
その為に、まずミノープラグの歴史を見てみましょう。
僕等の少年時代は、ルアーも舶来品と呼ばれていました。
アメリカやヨーロッパから日本に来たものばかりでした、そして日本で更にクォリティを磨いたものを販売するメーカーも出てきましたが。
けして価格は安くは無かったのです。
変な話ですが、道具には気持ちが通じます、大事に使えば、長持ちしロストもしないですし、雑に使えば、ロストもするしミスキャストで壊す事もあります。
大量消費の時代に合わない、貧乏根性かもしれませんが、日本人の根にはそういう物へ道具への礼儀があったはずかと思います。
前置きが長くなりましたが、そんな気持ちで読んで頂けたら幸いです。
ルアーの基本を考える
その第1話はミノープラグの御話です。
ルアーの対象魚には、まず魚食魚が多いものです。
それは小魚を食う肉食魚、狩をする魚です、プレデターです。
数匹の群れで追い込むもの、一気に水と共に吸い込んでしまうもの、何度も噛み付いて弱らせるもの、食いちぎってしまうもの、色々なタイプの魚がいますが、大きく分類すると、追い込み型と待ち伏せ型といます。
それらを釣る為に考えられたルアーがミノープラグです。
ミノーの語源は、ヒメハヤという魚の英国での呼び名がminnowという事です、ヒメハヤは日本に居るアブラハヤ、タカハヤの仲間です。
これがタカハヤです、CDラパラ、オリジナルラパラフローティングにはミノーという名のリアルプリントカラーが存在しますが、真にそれですね。
ミノープラグ(ヒメハヤを模したプラグ)には、種類があります。
水に対して、沈むもの、浮くもの、潜るもの等。
その中でも、基本はフローティングミノーであると思います。
数々のフローティングミノーが世の中には存在しますが、基本はラウリ・ラパラのオリジナルフローティングで間違い無いでしょう。
見たことも無い人は居ないと思いますが、釣った事が無いなんて人もいるからもしれません、ルアーアングラーであるというのであれば、一度は使ってみる事も必要です、それを軸として考えて行く事が大切なのです。
1930年代ラパラはフィンランドでラウリにより作り出され、1950年代になり、大西洋を渡り、アメリカで大人気のヒット商品となります、それから多くのルアー製作者がラパラを追従をしてゆきます、これはアメリカンラパラと言われる、ジム・バグリーのバングオールアーです。
手造りの温もりがある、製品を生み出していた良き時代のアメリカのルアー。もっともオーソドックスな使いか方は、ストップ&ゴーと呼ばれる巻いては止める、巻いては止めるの繰り返しです、そして簡単な様で意外に難しいのが、スティディリトリーブと呼ばれる、安定して巻き続ける事です、流れがある場所では、これが一番難しく、一番釣れると言えます。
「ミノーは弱った魚なんだから、スティディリトリーブが正しいんだ、やたらめったらトウィッチングやジャークなんてしちゃだめだ!あれじゃ元気な魚になっちまうだろ!」と昔、釣り仲間の一人が言っていましたが、その通りだと、僕も思いました。
フローティングミノーの登場で、それまで、太く大きなプラグやメタルルアー中心だった世界のフィールドではきっと凄い釣れ方をしたのが想像できます。
人々は、今ある現状に満足せず、更に工夫をしてゆきます。
1960年代半ばになると、CDラパラが登場します、カウントダウン・ラパラこれはシーバスアングラーでも有名ですね。
カウントダウン釣法、数を数えて沈めて行き、表層からボトムの深いレンジまでを釣る釣り方です。
さて、その頃、レーベルの創立者、ジョージ・ペレンはラパラを越えるミノーをプラスチック成型で発売して、価格の安さ、そして釣れるルアーとして大人気になります。
これはレーベル・ミノー、シンカー。
それまでのラパラの性能を超えたのではなく、コストの掛かるバルサウッドではなく、プラスチック成型の大量生産品で、低価格&釣れるを実現したということだったのかもしれません。
性能を満たしているにも関わらず、価格がラパラの半値以下というのは、消耗品であるルアー、安くて釣れる、そこに人気が殺到するの図式が見えますね。
その後もレーベルの挑戦は続きます、最近はあまり見かけませんが、昔は超リアル路線であった、リアルプリントの元祖はレーベル社によるものです。
レーベル・ミノー フローター・ジョイント (ブラウントラウト)
レーベル社も、現在はプラドコ傘下、多くのアメリカのルアーメーカーが買収されています。
意外な事に、先のジム・バグリーとジョージ・ペレンは仲良しだったといいます。
後に、日本へやって来たミノープラグ。
1970年代になると、(故)開高 健氏による著書「フィッシュ・オン」が発売され、日本に一大ルアーブームが始まり日本のルアーフィッシングは加速的に発展してゆきます。
その後、ラパラやバグリー・レーベルなどが市場に登場する様になったと聞いています。
白熱した、日本の70年代、ルアーブーム。
きっと、それが僕等の原点だったのです。
僕の叔父は、その頃、ルアー&フライを始めた、僕はその叔父を見ながら幼少期を過ごしたから当然、ルアー少年になったわけです。
80年代、綺麗に装飾された、日本のラパラが生まれた。
タックルハウス ツインクル ミス・テラー。30年前とは思えない発想とクォリティの高さ、ラパラより美しく、ラパラを越えるべく為に生まれた日本のルアー達がありました。
僕が記憶する限りでは元祖のサスペンドミノー、先にレーベルがサスペンドRを発売したと思うけれど、サスペンドをミノーに採用したのはタックルハウスさん。ストップ&ゴーというテクニックでルアーが留まり長く相手に魅せる事が出来るスグレモノ、少年だった僕の心はこのルアーの美しさにより、一瞬にして奪われます。
そして、ダイビングミノー、ディープミノーという発想もこの頃生まれた。
タックルハウスと関わりの深かった、バルサ50で有名になったアルファ&クラフトのニュー スリンキー・ディープ。
ジム・バグリーのダイビング・バングオーと同じか少し遅れたくらいの時期に売られていたバルサ50の変り種で、これも発売は80年代半ば、深いタナからスゥーと浮き上がらせて、バスが付いてくる姿は圧巻でした。
さて、次に今では当たり前の重心移動ですが。
K‐TENの逸話はあまりにも有名です、そこには触れるまでもありませんが、初回はコレです。1980年代の後半だったと思います。
タックルハウスの美しいクオリティのまま、ラパラよりもロングAよりも飛んでしまう恐ろしいミノープラグが世に出てしまった事は、衝撃的でした。
此処までが歴史についての御話でしたが、如何だったでしょうか?
さて、最後に現代へ来ました(笑)
勿論、皆様の「そうきたか?」という声も予想されますが、そこに反する事無く、宣伝を兼ねて少し。
最後は、一昨年、発売されました、ブルーブルーのブローウィンです。
本当に手前味噌ですが、注目するべき部分はミノーとしては唯一無二のダブルアクションです、実は既に、30年ほど前には、ホッテントットというストーム(スィンフィンの金属リップクランク)がそれをしております。
はい、S字を描きながらのウォブリングです、ミノーとしてそれをやったのは、ブルーブルーです、この二つにきっと因果関係はありませんが、求めている方向性は近かったのかもしれません。
結論として、S字を描きながらのウォブリングは釣れるのです。
だからルアーの歴史は繰り返されるのです。
これを読んで欲しくなってしまうのは、商業アングラーの策に嵌ったということになるのですが、もちろんそれが狙いです(笑)
冗談はさておき、基本を学ぶというのは、歴史を学ぶという事です。
できれば、見た聞いたではなく、体感して欲しいものです。
今回紹介したルアーは入手が、難しいかもしれませんが、もし出会えたら手に取ってみてください、フィールドで使ってみてください。
アングラーには、一生涯、大事な財産になると思います。
それぞれの時代に、それぞれのアングラーの想いがあり、それが形としてルアーの造形に現れている、それがルアーの本質なのです。
魚を釣るだけであれば、本物のタカハヤを背掛けにして釣れば良いのですが、自分で操作、創作、工夫して行く楽しみがそこにあるものです。
消耗品であるのに、2000円のプラグは決して安くはありません、意味を持たせて大事に使っていただきたいと思っています。
最後の最後に(笑)
ミノーの使いかたのおさらいを3つ。
1.魚食魚さえいれば、使う場所は何処でも良い。
2.ストップ&ゴーとスティディリトリーブを極める事。
3。せっかくの釣り道具を大切に使いましょう。
以上、ありがとうございました。
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- 2014年1月21日
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