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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

リールが好き?車が好き?釣りが好き?


これ何だかわかりますか?

40歳以上の人は答えられる人もいるかもしれないけど、若い人には???でしょうかね。

僕が最近手に入れたダイワのリールです。
ダイワ ファントムマグサーボ GS-10 1983年のリールです。


今回は、釣り道具の中でもメカな部分、リールの話です。


といっても、スペックや素材の話ではなく、趣味の話です。

何は無くとも、リール好きなので、使いもしないのにコツコツ集めて沢山眠っています、大半がABUで残りがミッチェルと国産OLD、10年前60台まで数えて呆れた記憶があるけど、それから増えても減らしていないので。

現在、それなりの数があると思われる。

時折、それを引っ張り出してはメンテナンスをするのが自己満足的な遊び。

僕のポリシーとしては、改造パーツを付けない事、外見はオリジナルの状態が好きなのです。

話は車になりまして、大昔、車をいじり回していた頃も、外見はノーマルに見えるようにしていました。

強化クラッチとブレーキ、エンジンマウントと足回りの強化ブッシュ、埼玉の細い峠を気持ちよく走るのが目的なのであえて車高を下げないでストロークを持たせた上でサスの沈みシロ伸びシロのコントロールを楽しむのが好きでした。

タイム狙いはヨコハマの029Rだけど、遊ぶタイヤはダンロップが好きだったな、何だけっけ?コンパウンドが二層になってるやつ。

それでも、車を派手なエアロとか爆音のマフラーとか付けた事は無くて、何万もする地味なパーツ付けて、高いオイル入れてフィーリングを楽しんでる変な趣味でした。LSDのイニシャルトルクは意味も無く16キロで、サイドブレーキ引かなくてもホイールナットの増し締めできまっせ!というのが唯一の自慢。

あーホント意味わかんないね、あの金ばかり掛かる遊び(笑)


さて、最近の最新リールは素晴らし過ぎて・・でも値段がね。

素材の希少性とか、リールの回転性能をとかく言われることが多いのだけど、言っちゃうと釣果にはあんまり影響は無いんだな。


モチベーションを維持する意味で良い道具使う人がいるかもしれないけど、結論、車と同じでGTR乗っても踏むべきところでペダルを踏めない人は遅いし、スターレットやシティ乗っても踏んでる人は速い。

それが競技でなくて遊びだとしたら、求めるのはフィーリング、つまり乗って楽しいか?ってことだと思う、所詮、楽しんだ人間の勝ちだよね。

その点、OLDなリールは多少ノイジーなギアでも、そこは味だと許せちゃうんだよね。

ラインローラーが付いてるだけでも幸せなので、そこにベアリングが無くてもどぉって事無いと思ってる。 

因みに古いミッチェルとかはそもそもラインローラー無いしね。

もう15年くらい前かもしれないけど、管理釣り場のスプーンにベイトタックルを使用してた時期があった。

そもそも、2gほどの軽いルアーをベイトタックルで使うのはナンセンスなのだけど、ブレーキブロックを外した、ノーマルのアンバサダー1500Cでスピニングと同じ飛距離は出るんだよね、でもセッティングがシビアだから、誰が投げてもバックラッシュする。

僕だけのセッティング、それを、綺麗に投げるのが楽しくてしょうがなかった。

完全に釣る目的ではなくて、周りをダシヌク為の釣りです。

「え?ベイトですか?」って言われたい釣り(釣りじゃないネ)

「うん、普通の1500Cだよ、やってみれば?」と涼しい顔して答える。

使うルアーも、今はなきコータックのコンデックス2gを一個だけでレンジと巻きだけの世界、まあ釣堀ですから、普通に釣れるのだけど。

1500Cを使うのが主な目的で、キャスティングが見せ場で釣りはオマケになってるんだよね。魚は、

どうでも良い存在にまで落ちてる。


これは車で例えると、ピカピカの車でアルミとエアロとメーターを自慢して、エンジンを空ぶかしばっかりして峠の駐車場に何時もいる、走らない人と同じね。

釣りでの道具好きは道具の装飾や技巧に走る傾向があるのだけど、無人島で誰にも会わず独りで釣りしたらきっと虚しくなるのと思う。

だって誰にも釣り場で会わないものね。

今の国産リールは、最高峰はそりゃ凄いし、一~二万円くらいのクラスで十分な機能は持ってる。20年前とは大違いである。

それでもまだまだ、少し性能が悪い古いリールでも、ネックな場所を理解することで実用性は十分ある。

リールは所有する喜びの次に、使いこなす喜びがあるものだ。


80年代、ネオ・クラッシックリールのダサカッコよさに最近目覚めている自分がいる。


やっぱこの頃のデザインって、人間味があっていいよね?




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