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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

春、カワメバルの棲む場所へ。

スズキ亜目唯一の淡水魚オヤニラミ。

僕はこの魚を探している、それも遠回りな釣り方ルアー釣りである。

自ら釣りの難易度を上げる事で、釣りに対する情熱を冷まさない様にしているのかもしれない。


筑後平野の小川には、その魚が棲んでいるという。


追い求めて4年目の春になった。

今年こそは釣りたいなんて思いよりも心の中の憧れで居つづけて欲しいという想いもまた、この魚には感じている。

未だ釣れた事は一度も無いが、釣れない時間を過ごす方が釣り飽きて虚しいよりも良いとさえ思っているが、間もなく、三月も終わる。

渓流に行く事が出来ないまま、この春をやり過ごそうとしいる自分がいるのも事実、それでも釣師に生まれたからには竿を振る事無く、季節を終えては行けないような、そんな気がしている。




今回、午前中の僅か2時間、それが僕に許された唯一の時間。

春、桜の道を抜けて、オヤニラミを探しに出かけた。

今も逢えると信じて、近くて遠い旅を続けている。

景色だけは本当に何時も素晴らしい。

昨年秋の釣行、あれから約半年。

秋色の景色だった小川のフィールドにも、今は菜の花が咲いていた。

すっかり春色に染まった小川と、淡い春色のシーライドミニ 3g 



春とはいえど、水の中はまだまだ冬のなごりが残っている。


付き場の幾つかを探るが、あの宝石の様な魚、オヤニラミの姿は無かった。



ルアーは、ミノーとかスピナー小さなタコベイトとか、考えられるもの全てである。

この釣りは始まったばかりだから可能性は無限であると考えるべきか。

小一時間、上流へ歩いて行くが魚からの反応は皆無であった。

釣れない釣りばかりしている僕はよっぽどアレかもしれないが。

僕の深層心理には、それはそれで納得していて、逢いたいという情熱とのギャップが不思議な部分ではあると思うが、そんな矛盾と向き合う事も釣りという時間ではないだろうか。



車まで戻りながら、カワムツ狙いで選んだのはコレ。

このスピナーは、イタリア製の春色、名品パンサーマーチン、20年物だ。流石に銀メッキのブレードはくすんだ色になったが、そのアクションのキレは色褪せない。

残念ながらカワムツさえもまだルアーを追うほどの元気は無い様子である。

これでは、釣行記としてはNGに近いのであるが。


足元を見ると去年は見かけなかったある異変に気付く。

それを獲物にする事に。


さて、その本日の獲物はコレです。

ご存知無い方もいるかもしれまんが、「オオフサモ」という外来種です、行政も駆除を進めているそうですが、この地域では多く見られます。
霞ヶ浦水系「与田浦」の被害は有名?かもしれません。

もちろん草に罪はありませんが、可能な範囲で駆除させて頂きました。



今回はコロニーごと陸揚げし天日干しにしました。結構な重さがあります5Kg程度はあるんじゃないかな。



そして恒例の「釣り拾い」

それとお持ち帰りのペットボトル上、下の空缶、焼け石に雫を一滴。



この空き缶、これが残念なのは、捨てた人が使った釣り糸が入ったままだった事、釣り糸を釣り場に捨てず空き缶に入れるまでは良かったのに、その空き缶を川の中に入れちゃ身も蓋も無い。



カメチョロらしき川虫、これらの水生昆虫が、オイカワやオヤニラミ達を育てる。



あと少し季節が進めば、小さな魚達も活発に動き出す。水の中の春はもう少し先になるだろう。


今回もオヤニラミには逢えなかったが、この小川の為にやる事は山ほどあると云う事を思い知らされた釣行だった。


もう少し未来まで旅は続きます。




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