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▼ オーシャンスピンショア②
オーシャンスピンショア開発にあたり、求めた性能は、
・飛ぶ
・速く引ける
・表層でレンジキープ
・エビらない
・自動的な喰わせのタイミング
・快適に使えるフィーリング
当たり前の性能のように見えて、
実は同時に実現できるものはなかなか無い。
組み合わされるパーツの数が、シーバスで使われるルアーの中では最も多いスピンテール。
1つひとつをベストなモノで組み合わせてもダメで、
組み合わされてベストなモノを突き詰めるのがとても難しいカテゴリーのルアーとも言えます。
とはいえ、
それまで使ってきた数々のスピンテールによって、自分のなかでおぼろ気ながら見えてきたものもあって、ほとんどのパーツやセッティングは割りとすぐに固まりました。
最もキモとなった部分は「ブレード」。
ボディが重くて、ブレードが回転するのがスピンテール。
重い割に浮き上がるのは、ラインの浮力や抵抗もありますが、
後方に「抵抗となるブレードがある」から。
試しにブレードを外してみれば、ほぼ浮き上がってきませんから(泳ぎませんが)。
「浮き上がりにくいスピンテール」を作ろうとした場合、ほとんどのケースにおいて、
「ボディを重くする」ことで対処されています。
が、表層で速く引けて、快適に使えるを同梱しようとすると、
ボディを重くする以外の方法でレンジキープできるようにする必要を感じていました。
スピンテールのブレードで重視されるのが、
「波動とフラッシング」
ボトム等暗い場所で使うには、
サカナは側線でルアーの存在を感じるので、波動は重要な要素。
しかしどうしても浮き上がり、視覚で追えないサカナとの距離が開いてしまうため、
リフト&フォールやボトム取り直しなどで、サカナのレンジを離れないようにする必要があります。
が、表層など明るさのあるレンジでは、
サカナは視覚でルアーを認識できますから、波動はなくても(弱くても)、フラッシングと言う要素があるので気づかせることはできます。
すると、波動という要素をなるべく排除してみたいと考えました。
そこで様々なブレードを用意して、現場で付け替えながら試していった訳ですが、
「何となく」ブレードを折り曲げて、水流を逃がすような形状のものも作ってみました。
すると、イメージしている動きや条件を最もクリアしたのが、このブレードだったと言うわけです。
一般にブレードの特性として、
・平たければ水受けが良くなる(抵抗大)
・カーブが深ければ水を逃がしやすくなる(抵抗小)
これに、
・ボディ形状(太ければリアアイ付近、細ければ後方パーツ全体に水流が流れる)
・後方パーツの回転軸までの長さ
(長ければ回転幅は狭く、短ければ回転幅は広い)
を加味するのですが、36gを使っていて何となく感じていたことから、
ホントに「何となく合いそうだ」と思って自作したブレードが、どんぴしゃだったのは正直驚きました。
このブレードはほとんど波動がないので、速く引いても揚力が発生しません。
しかし、水流の逃がし方が一定ではありません。
ブレード後部に、水流が抜ける時に水を受ける面を作ってあり、イレギュラーにブレードが「千鳥り」ます。
これによって、
「オートマチックに喰わせのタイミングが作れる」性能も実現できてしまいました。
実はこれが、使える場面を拡げてくれました。
ナイター、特に流れのある河川で使えるスピンテールになったのです。
河川は流れがあるので、スピンテールは浮き上がりやすいのですが、オーシャンスピンショアだと、この点は解消されています。
さらに「ブレードの千鳥り」が、実は流れの変化やターンの時に活かされます。
アングラー側はただ巻きするだけで、喰わせのタイミングが作れてしまいます。
ちなみに、PB-24等の軽量スピンテールでも河川で使えますが、むしろ浮き上がりやすいのを活かした使い方になる違いがあります。
「夜スピン」、割と普通に釣れますよ!
さらに、キャストで最も抵抗になるのが、やはりブレード。
今回作ったブレードは、キャスト時も空気抵抗を逃してくれるので、
手頃なウエイトと相まって、「~28g」と言う標準的なロッドで振り切れるから、
想定したよりずっとぶっ飛んでいくのが実感できました。
偶然からできたブレードが、
懸念していた項目をほぼ解決してくれたのです。
ちなみに、
自作したブレードは、こんな感じ。

製品版、ほぼ同じでしょ?
テストでは、
「速く引きやすいかな?」と、こんなものも試しました。

全くバランス悪かったので、即却下でしたが(笑)
LCのブレードは、普段36gを使うときに#2と#3を使い分けています。
・飛ぶ
・速く引ける
・表層でレンジキープ
・エビらない
・自動的な喰わせのタイミング
・快適に使えるフィーリング
当たり前の性能のように見えて、
実は同時に実現できるものはなかなか無い。
組み合わされるパーツの数が、シーバスで使われるルアーの中では最も多いスピンテール。
1つひとつをベストなモノで組み合わせてもダメで、
組み合わされてベストなモノを突き詰めるのがとても難しいカテゴリーのルアーとも言えます。
とはいえ、
それまで使ってきた数々のスピンテールによって、自分のなかでおぼろ気ながら見えてきたものもあって、ほとんどのパーツやセッティングは割りとすぐに固まりました。
最もキモとなった部分は「ブレード」。
ボディが重くて、ブレードが回転するのがスピンテール。
重い割に浮き上がるのは、ラインの浮力や抵抗もありますが、
後方に「抵抗となるブレードがある」から。
試しにブレードを外してみれば、ほぼ浮き上がってきませんから(泳ぎませんが)。
「浮き上がりにくいスピンテール」を作ろうとした場合、ほとんどのケースにおいて、
「ボディを重くする」ことで対処されています。
が、表層で速く引けて、快適に使えるを同梱しようとすると、
ボディを重くする以外の方法でレンジキープできるようにする必要を感じていました。
スピンテールのブレードで重視されるのが、
「波動とフラッシング」
ボトム等暗い場所で使うには、
サカナは側線でルアーの存在を感じるので、波動は重要な要素。
しかしどうしても浮き上がり、視覚で追えないサカナとの距離が開いてしまうため、
リフト&フォールやボトム取り直しなどで、サカナのレンジを離れないようにする必要があります。
が、表層など明るさのあるレンジでは、
サカナは視覚でルアーを認識できますから、波動はなくても(弱くても)、フラッシングと言う要素があるので気づかせることはできます。
すると、波動という要素をなるべく排除してみたいと考えました。
そこで様々なブレードを用意して、現場で付け替えながら試していった訳ですが、
「何となく」ブレードを折り曲げて、水流を逃がすような形状のものも作ってみました。
すると、イメージしている動きや条件を最もクリアしたのが、このブレードだったと言うわけです。
一般にブレードの特性として、
・平たければ水受けが良くなる(抵抗大)
・カーブが深ければ水を逃がしやすくなる(抵抗小)
これに、
・ボディ形状(太ければリアアイ付近、細ければ後方パーツ全体に水流が流れる)
・後方パーツの回転軸までの長さ
(長ければ回転幅は狭く、短ければ回転幅は広い)
を加味するのですが、36gを使っていて何となく感じていたことから、
ホントに「何となく合いそうだ」と思って自作したブレードが、どんぴしゃだったのは正直驚きました。
このブレードはほとんど波動がないので、速く引いても揚力が発生しません。
しかし、水流の逃がし方が一定ではありません。
ブレード後部に、水流が抜ける時に水を受ける面を作ってあり、イレギュラーにブレードが「千鳥り」ます。
これによって、
「オートマチックに喰わせのタイミングが作れる」性能も実現できてしまいました。
実はこれが、使える場面を拡げてくれました。
ナイター、特に流れのある河川で使えるスピンテールになったのです。
河川は流れがあるので、スピンテールは浮き上がりやすいのですが、オーシャンスピンショアだと、この点は解消されています。
さらに「ブレードの千鳥り」が、実は流れの変化やターンの時に活かされます。
アングラー側はただ巻きするだけで、喰わせのタイミングが作れてしまいます。
ちなみに、PB-24等の軽量スピンテールでも河川で使えますが、むしろ浮き上がりやすいのを活かした使い方になる違いがあります。
「夜スピン」、割と普通に釣れますよ!
さらに、キャストで最も抵抗になるのが、やはりブレード。
今回作ったブレードは、キャスト時も空気抵抗を逃してくれるので、
手頃なウエイトと相まって、「~28g」と言う標準的なロッドで振り切れるから、
想定したよりずっとぶっ飛んでいくのが実感できました。
偶然からできたブレードが、
懸念していた項目をほぼ解決してくれたのです。
ちなみに、
自作したブレードは、こんな感じ。

製品版、ほぼ同じでしょ?
テストでは、
「速く引きやすいかな?」と、こんなものも試しました。

全くバランス悪かったので、即却下でしたが(笑)
LCのブレードは、普段36gを使うときに#2と#3を使い分けています。
- 2014年1月22日
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