ジグヘッドを自作しよう ~2~

ジグヘッドを作るにあたり、最もコストを上げてしまう物。
 
それは・・・
 
 
フック
 
 
ゲームフィッシング用の針は、総じて高い。
 
これを餌針で代用出来れば、かなりコストが下げられる。
 
また、ウェイトもごくごく汎用で使われる物にすれば、これまたコストダウン。
 
という事で、用意するのはこんな感じ。
 


 
 
・餌針
・中通し錘やナス型錘
・SUS針金
・半田
・半田ごて
・SUS用フラックス
・ドリル(リューターや錐でも可)
 
 
先ずは錘にこんな感じで穴を開ける。
 

 
 
そこに餌針と針金で作ったアイを突っ込む。
 

 
 
その際、溶着部分にフラックスをつける。


 
 
 
それを半田で付ければ
 

 
 
 
完成!
 
 
これの応用で、中通し錘の穴を有効活用して




こんなのも作れちゃう。


もっと簡単に作りたい方は、ナツメ錘を鋸で切って





針とアイを穴に突っ込んで、半田でつければ






完成!



これ、接続部の強度が不安だと思うでしょ?
 
ところが、根掛り回収してみたら・・・


 
 
針が折れても抜けません♪
 
 
 
んじゃ、「半田もリューターもねーわ!」という方はどうしたら?
 
 
先ずは針金をこんな感じに曲げて、餌針とPEラインで繋ぐ。


 
 
ボビンでPRノットよろしく、ぐるぐるやってもいいけど、面倒なら適当に巻いて瞬間接着剤でOK。
 
んで、コイツを割り錘に挟んで、エポキシで固めれば完成。


 
 
この方法だと、大体20~30円/個で作れます。
 
でもこれ、一つ問題がある。
 
それは
 
 
フックの大きさ
 
 
シャンクがストレートで一番大きい物だと、どこでも入手出来るのは(多分)海津の18号。
 
ジグヘッドの針が1/0とかなので、比べると貧弱感は否めない。
 
そんな時に見つけたのが・・・


 
 
太刀魚用の針が1ヶ約30円・カブラ用が1ヶ20円。
 
若干単価は上がってしまうが、それでも40円以内には収まる。
 
まあ、許容範囲でしょう。
 
 
この方法のデメリットは、一個一個作る手間が必要。
 
もう少し簡単に、しかもコストを下げて量産出来る方法は無いか・・・
 
 
 
という事で、次回、低コストジグヘッドの量産パターンを。
 
 

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