鈍ったのは腕?勘?

  • ジャンル:釣り具インプレ
秋はトップが楽しい季節。

10月に入り、ひたすらトップポイントで楽しんでましたが、先週は久し振りに旧ポイントへ3連荘。

まあ、旧ポイントと言っても幾つかあり、行ったのはその内の「ヨレ地獄」。

釣りのトータルバランスが試される場所でもあり、着水からのドキドキ感が堪らない場所。

どんな場所か簡単に言うと、下げ流れが急になったタイミングで起こる50~60m先にあるヨレを狙うポイントなのだが、そこの底に(ダジャレではない)ストラクチャーが存在する。

それをかすめる様にルアーを通すと、釣れる場所。

上ずっても食って来ないし、1mも離れたら絶対に食わない。

そして、そのストラクチャーにヒットすると、ほぼ100%ロストするというおまけ付き(泣)

周囲には何もない事から、知らない人は全く狙おうともしないポイント。
(ただし、釣ってるのを見られたら、その翌日には必ず入られ、しかし暫くすると何故かまた誰も居ないw)


その場所で、50cmクラスの魚を1日5~6匹釣っては強制終了。
(あ、魚の写真は一切載せません。どうやら隅田川は床の模様で場所が判明出来るらしいのでw)



強制終了?



ええ、その通りです。

その場所での釣りに、最も適したルアーが「ヨレヨレ」。

狙うのはそのど真ん中なので55mとして、先ずはそこに届く必要がある。

そして、それなりの深さとポイントへ入っていくルアーの動き、ラインの向き等様々な要因が噛み合わないと食ってくれない。

これまで、他の色んなルアーを試したが、まぐれに釣れる程度であり、それらでは、やはり何かしらの要因が欠如してるのだろう。

という事で、ヨレヨレオンリーで釣りをするのだが、予備を含めて2ヶづつ持ち込み、毎回2ヶロストして強制終了(爆)

ストックが残り2ヶとなった時点で、気が付いた。


「俺、下手になってね?」


元から下手というのは、よく判っております。

しかし、それを更に下回ってしまったのではないかと。

ただ、着水ポイントのコントロールなんかは狂ってないので、そのストラクチャーをかすめるタイミングの見誤りか。

となると、狂ったのは勘なのか。


どーせ勘が狂ったのならば、似たようなルアーでやってみようかと。


がしかし


その場所へ届く弾が無い。

「クラス最強の飛距離」とか「ぶっ飛び性能」とか謳ってるルアーは数多くあるが、その甘言を享受するには、こちらが条件を合わせなければならない。

例えばロッドの硬さであったり、ラインの細さであったり。

論外なのは、ルアーにアクションを付ける為の条件だったり。

そもそも、どれ位飛べば「飛距離」を謳えるのかというボーダーラインも無い事から、メーカーの言いたい放題な状況。

それに騙され買って、お蔵入りしたルアーは数知れず。

という事で、そういったルアーを買い漁った頃よりもスレた今日(爆)、久し振りに新規のルアーを購入。
(ホントはヨレヨレが欲しかったけど、気に入った色が無かったからこっちを買ったってのは、ここだけの話)




下のは、ウェイト構造がヨレヨレとほぼ一緒。

ボディが大きい分、若干ウェイトを載せる必要があるが、そうすりゃヨレヨレ的に使えるんじゃないかと。
(代用出来れば、ヨレヨレより安いし、壊れにくそうだし)

試しに軽く使ってみたが、飛距離は予想通り50m程度。

完全無風状態で55m位なので、その辺りの読みも当たるようになった。(スレが進んだとも言う(爆))


面白かったのが、上のヤツ。

自分はアイマのプラグとは本当に相性が悪い。

が、それでも買ったのは、その思い切った構造から。

普通のルアーは「飛距離が云々」「フォールで云々」「巻いて云々」「アクション付けて云々」と、さも1つのルアーで何でも出来るかの如く書かれている。

が、コイツは飛距離とレンジに特化してる。

巻けば簡単に水面まで浮くし、飛距離は70m超え。

巻きスピードと流速が把握出来れば、レンジコントロールも出来ると思う。

飛ばす構造と、無理やり浮かせて動かす構造をくっ付けただけみたいだが、それが高レベルで融合してる。

その代わり、フォール姿勢は死んでるし、アクション付けもダメ。

ただ、これまでバイブやジグ・ジグミノーでなければ届かなかったエリアに、このレンジを通せるルアーが出来たというのは、画期的かなと。


これなら、ヨレ地獄に行かなくても、あんな場所やこんな場所で面白そう♪

腕が落ちた分は、ルアーでカバーしないとね(笑)


あ、因みに、このルアー、シャロー用と謳ってますが、ホントのシャローで使うと、ほぼ確実に着水で底に突き刺さりますよw









 

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