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▼ SVS VS SV
う~ん、目がチカチカするタイトルだ…
このタイトルにしたくてダイワリール買ったんじゃないんだからねっっ(笑)
見ての通り、今回はシマノとダイワが誇るブレーキシステムの違いについて、テスト結果からちと書いてみようかと。
その前に、先ずお断り。
今回比較したのは、17バスワンXTと20タトゥーラSVTW。

価格も違えば糸巻量も違う。
そもそものリールのコンセプト自体が比較するモンじゃない事は重々承知。
その上で、もしベイトリール買おうか悩んでる方が居た時に、ほんの少しでも参考になれば…ってトコ。
それをご了承頂いた上でお読み下さい。
今回、こんな条件で比較テストしてみた。

リール : 上記
ロッド : ティムコ JJCT610C(ルアー上限80g)
同 7.3ft岸ジギ用プロトロッド(上限不明w)
ロッドについて簡単に書くと、JJCTは軽い(125g)上に、結構な張りがあるタイプ。
プロトに関してはJJCTより重く、軽い力で曲がり少しダルさのある竿。
共にジギング用ロッドなので、ガイド配置がキャスティング用とは異なります。
これらを入替ながら前回の1ozワームに加え、この日の為に1.2ozペンシル・1.5ozジョイントベイトを購入して、2時間程ひたすら投げ倒した。
ラインは中華0.8号(太さは1.5号以上w)で規定量の約70%・リーダーはナイロン14lbを1.8m使用。
手入れとしては、カバー側のベアリングのみ脱脂→オイル2滴注油。
着水以外はノーサミングでどんな投げ方してもバックラッシュしないブレーキ数を出した後、色んな投げ方で試してみた。
結果から先に書くと、SVS:3ヶ・SV(っつーかマグネットブレーキ):5で、フルキャストする分には全くバックラッシュを起こさなくなった。
驚いたのは、1~1.5ozの間でブレーキ数の変化が全く起こらなかった事。
ある程度の重量・質量になると、細かい事気にしなくて良いのか?(爆)
正確に言うと、両者共に1回だけ上記セッティングでバックラッシュ「しそうに」なった。
ルアーの飛行姿勢が崩れた際に糸が浮き上がったのだが、何とかそのまま持ちこたえてくれたのでノーカン(笑)。
と言う事で、このブレーキセッティングで固定し、その後様々なキャストテストを行った。
そんな条件の中で、気になった点を2つほど。
①フルキャストでの飛距離
正直な話、殆ど差は無いのだが、3種類のルアー全てで1~2m程SVSの方が飛距離を稼げた。
やはりSVは着水直前の失速が目立ち、同じように飛んで行っても最後の最後で止まってしまう。
ただこれは、スプール径の違いに拠る物も大きいかと。
径が大きければ、その分慣性も大きくなる上に1回転あたりの距離も長い=飛ぶ、と。
となると、外径で2㎜小さいSVスプールで近しい飛距離が出るって事は、同径のスプールならSVの方が飛ぶ…かも。
②ピッチング
何故か立ち上がりが軽いはずのSVで、投げ方によって少しモタつきが出て微妙にコースがズレる事があった。
鋭く竿を振った時にその傾向が出る代わりに、ゆっくり優しく振れば全く問題が出ない。
これはSVのインダクトローター(写真1枚目の左のスプールの金色の部品)が緩い力でも飛び出す=ブレーキが過剰に掛かるのが原因かと。
この辺りは回転速度に応じてブレーキの利くSVSの独壇場かと思ったのだが、SVならではのメリットも。
それが「意図せぬスキッピング」。
何せルアー自体が重いので、特にプロトロッドの時は竿先が負けてルアーが水面を叩く事が度々あった。
その際、SVSではほぼ確実にバックラッシュするのだが、SVだとそのままスキッピングして飛んで行ってくれた。
折角なので今度は「意図したスキッピング」を行うと、SVSではサミング無しではほぼ確実に逝くが、SVは気持ち良く跳ねる。
正直、大型ルアーでスキッピングなんてする事は無いから、ある意味無駄な性能だがw
って事で、実戦を想定した場合、SVSの方が良くね? という結果になってしまった。
が
SVを購入して良かったなと。
それは何と言っても「耐バックラッシュ性能」。
そもそも、飛距離を求める釣りじゃないし。
いやいや、その為のブレーキセッティングじゃね?と突っ込まれるとは思うが、そう言い切る場面が2つあった。
1つは、先程「ノーカン」と言った部分。
この時、SVSでは「ババババッ」という音と共に何とか絡まずに抜けていった。
対してSVでは一瞬「フワ~ッ」とラインが浮いた程度で、そのままスムーズに抜けていった。
もう1つは、「着水時」。
SVだと、ほぼ着水ノーサミングでいけてしまう。
試しに何度かやってみたが、ラインが浮く事はあっても絡まる前にスプールが止まる。
対してSVSでは、数回転は止まらず確実に絡む。
この差はデカい!
というのは、前回も書いたように使用予定場所は「暗い・静か・足場悪い」。
暗いので着水が見えない事もあるだろうし、もし風が強い時なんかは着水音すら聞こえない事もあるだろう。
また、壁の裏みたいに物理的に見えない場所に投げ込む事があるかも知れない。
まあ、あの質量なんで確実に着水音は聞こえるだろうが、そのタイミングで足が滑ったりという可能性もある。
そんな時に「保険」としての耐バックラッシュ性能は、その後の事を考えるとかなり重宝するはず。
まあ、安いからこんな事言えるんだがw
やはりダイワの開発力は大したもんだなと。(材質はピー(クズ)だけど)
今回並べて投げたので両者の違いがはっきりと判り、やはり自分にはSVSが合ってると再認識した。
ただ、初見の場所であったり、バックラッシュが致命的になる条件ならばSVは大あり。
特に今後は2ozルアーも視野に入ってくるので、本番入る前に少しずつSVに慣らしていこうと思う。
高い勉強代だった…
え? 「さっき安いから~」って言ってただろ?
ええ、リールは安いですよ。ただね…
「新品のペンシルとジョイントが吹っ飛んで行ったよ」(号泣)
実はセッティングが出るまでに、フルキャストで両者共に5回ずつバックラッシュ→急ブレーキしていた。
意外な事に中華0.8号が切れる事は無かったのだが、2回共スナップ結束部で切れた。
やっぱりあの勢いで飛ばしたルアーが急ブレーキ掛かると、凄い負荷になるのね…
今後はリーダーの号数上げる事は勿論の事、溶接リングにするかスナップが太い物を選ぶかも検討しなきゃならん。
それと、ある程度キャストしたらリーダーを結束し直すとか。
新しい事始めるには、それなりの投資は必要とは分かってるけど…
樋口一葉が一瞬で消えたのは痛すぎるっっ
このタイトルにしたくてダイワリール買ったんじゃないんだからねっっ(笑)
見ての通り、今回はシマノとダイワが誇るブレーキシステムの違いについて、テスト結果からちと書いてみようかと。
その前に、先ずお断り。
今回比較したのは、17バスワンXTと20タトゥーラSVTW。

価格も違えば糸巻量も違う。
そもそものリールのコンセプト自体が比較するモンじゃない事は重々承知。
その上で、もしベイトリール買おうか悩んでる方が居た時に、ほんの少しでも参考になれば…ってトコ。
それをご了承頂いた上でお読み下さい。
今回、こんな条件で比較テストしてみた。

リール : 上記
ロッド : ティムコ JJCT610C(ルアー上限80g)
同 7.3ft岸ジギ用プロトロッド(上限不明w)
ロッドについて簡単に書くと、JJCTは軽い(125g)上に、結構な張りがあるタイプ。
プロトに関してはJJCTより重く、軽い力で曲がり少しダルさのある竿。
共にジギング用ロッドなので、ガイド配置がキャスティング用とは異なります。
これらを入替ながら前回の1ozワームに加え、この日の為に1.2ozペンシル・1.5ozジョイントベイトを購入して、2時間程ひたすら投げ倒した。
ラインは中華0.8号(太さは1.5号以上w)で規定量の約70%・リーダーはナイロン14lbを1.8m使用。
手入れとしては、カバー側のベアリングのみ脱脂→オイル2滴注油。
着水以外はノーサミングでどんな投げ方してもバックラッシュしないブレーキ数を出した後、色んな投げ方で試してみた。
結果から先に書くと、SVS:3ヶ・SV(っつーかマグネットブレーキ):5で、フルキャストする分には全くバックラッシュを起こさなくなった。
驚いたのは、1~1.5ozの間でブレーキ数の変化が全く起こらなかった事。
ある程度の重量・質量になると、細かい事気にしなくて良いのか?(爆)
正確に言うと、両者共に1回だけ上記セッティングでバックラッシュ「しそうに」なった。
ルアーの飛行姿勢が崩れた際に糸が浮き上がったのだが、何とかそのまま持ちこたえてくれたのでノーカン(笑)。
と言う事で、このブレーキセッティングで固定し、その後様々なキャストテストを行った。
そんな条件の中で、気になった点を2つほど。
①フルキャストでの飛距離
正直な話、殆ど差は無いのだが、3種類のルアー全てで1~2m程SVSの方が飛距離を稼げた。
やはりSVは着水直前の失速が目立ち、同じように飛んで行っても最後の最後で止まってしまう。
ただこれは、スプール径の違いに拠る物も大きいかと。
径が大きければ、その分慣性も大きくなる上に1回転あたりの距離も長い=飛ぶ、と。
となると、外径で2㎜小さいSVスプールで近しい飛距離が出るって事は、同径のスプールならSVの方が飛ぶ…かも。
②ピッチング
何故か立ち上がりが軽いはずのSVで、投げ方によって少しモタつきが出て微妙にコースがズレる事があった。
鋭く竿を振った時にその傾向が出る代わりに、ゆっくり優しく振れば全く問題が出ない。
これはSVのインダクトローター(写真1枚目の左のスプールの金色の部品)が緩い力でも飛び出す=ブレーキが過剰に掛かるのが原因かと。
この辺りは回転速度に応じてブレーキの利くSVSの独壇場かと思ったのだが、SVならではのメリットも。
それが「意図せぬスキッピング」。
何せルアー自体が重いので、特にプロトロッドの時は竿先が負けてルアーが水面を叩く事が度々あった。
その際、SVSではほぼ確実にバックラッシュするのだが、SVだとそのままスキッピングして飛んで行ってくれた。
折角なので今度は「意図したスキッピング」を行うと、SVSではサミング無しではほぼ確実に逝くが、SVは気持ち良く跳ねる。
正直、大型ルアーでスキッピングなんてする事は無いから、ある意味無駄な性能だがw
って事で、実戦を想定した場合、SVSの方が良くね? という結果になってしまった。
が
SVを購入して良かったなと。
それは何と言っても「耐バックラッシュ性能」。
そもそも、飛距離を求める釣りじゃないし。
いやいや、その為のブレーキセッティングじゃね?と突っ込まれるとは思うが、そう言い切る場面が2つあった。
1つは、先程「ノーカン」と言った部分。
この時、SVSでは「ババババッ」という音と共に何とか絡まずに抜けていった。
対してSVでは一瞬「フワ~ッ」とラインが浮いた程度で、そのままスムーズに抜けていった。
もう1つは、「着水時」。
SVだと、ほぼ着水ノーサミングでいけてしまう。
試しに何度かやってみたが、ラインが浮く事はあっても絡まる前にスプールが止まる。
対してSVSでは、数回転は止まらず確実に絡む。
この差はデカい!
というのは、前回も書いたように使用予定場所は「暗い・静か・足場悪い」。
暗いので着水が見えない事もあるだろうし、もし風が強い時なんかは着水音すら聞こえない事もあるだろう。
また、壁の裏みたいに物理的に見えない場所に投げ込む事があるかも知れない。
まあ、あの質量なんで確実に着水音は聞こえるだろうが、そのタイミングで足が滑ったりという可能性もある。
そんな時に「保険」としての耐バックラッシュ性能は、その後の事を考えるとかなり重宝するはず。
まあ、安いからこんな事言えるんだがw
やはりダイワの開発力は大したもんだなと。(材質はピー(クズ)だけど)
今回並べて投げたので両者の違いがはっきりと判り、やはり自分にはSVSが合ってると再認識した。
ただ、初見の場所であったり、バックラッシュが致命的になる条件ならばSVは大あり。
特に今後は2ozルアーも視野に入ってくるので、本番入る前に少しずつSVに慣らしていこうと思う。
高い勉強代だった…
え? 「さっき安いから~」って言ってただろ?
ええ、リールは安いですよ。ただね…
「新品のペンシルとジョイントが吹っ飛んで行ったよ」(号泣)
実はセッティングが出るまでに、フルキャストで両者共に5回ずつバックラッシュ→急ブレーキしていた。
意外な事に中華0.8号が切れる事は無かったのだが、2回共スナップ結束部で切れた。
やっぱりあの勢いで飛ばしたルアーが急ブレーキ掛かると、凄い負荷になるのね…
今後はリーダーの号数上げる事は勿論の事、溶接リングにするかスナップが太い物を選ぶかも検討しなきゃならん。
それと、ある程度キャストしたらリーダーを結束し直すとか。
新しい事始めるには、それなりの投資は必要とは分かってるけど…
樋口一葉が一瞬で消えたのは痛すぎるっっ
- 2022年1月13日
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