Dart Master





 

【エピローグ】


fimo外道部会長誕生ルアー(爆)


あ、話を・・・話を聞いてくれっっ
ページ閉じるの一寸待ってっ(^^;)


バス上がりの自分は、ミノー=アピールルアーだった。
愛用していたのは、ロングA・ラパラシャッドラップ/CD・X-70/80。
それら共通して言える事は、
「絶対に魚の動きじゃねえ」って事。
事実、あんなにブリブリ動く魚や飛びまくる魚は居るわけないので、ミノー=アピールルアーだと思っていた。


ベイトパターンでシーバスを始めた頃、ロングAで結構魚が釣れたので、ダートの有効性が判った。
そこで、釣具屋で見た「ダートマスター」という名前にリアクションバイト。
(この頃は、スレてなかったなぁ・・・(遠い目))
丁度、店員をやっていた友人にも「これいいぜ」と勧められたのもあり、購入。


ポイントへ行き、早速使ってみると・・・

 


「何コレ!?」

 


・・・それは、【メリット】の所に。

 


【使い方】

スイムスピードで意のままに

タダ巻きしても良し、思いっきりジャークして飛ばしても良し。
連続ジャークで、パニックベイトを演出するも良し。
ラインスラッグを作らなくても、手首の返しで小気味良くロッドを煽ると綺麗に連続ダートします。
最近のルアーに多い真横に飛ぶようなダートは出来ないが、「あくまで魚っぽい」ダートは他に類を見ない。
惰性で動くのでは無く、「ピッ、ピッ」と止まってくれるので、ロッドワークの見せ所でもある。
スローに巻いて、ストラクチャーの陰でパパッとダートさせると・・・悶絶モンです♪

 


【メリット】


これぞリアルなベイトの動き


タダ巻きすると、ダートとは全く違うヌルヌルとしたナチュラルな動き。
ちょっと速く巻いたり、軽くロッドを煽ると「ギラン」と反射する側面。
レンジといい大きさといい、集団で居るベイトの泳ぎそのまんま。
大袈裟に言うと、余りにナチュラルで、ベイトの集団に紛れるとどれがルアーだか判らない程。
そして、強めにロッドを煽ると、斜め横に吹っ飛んでいく姿は、ちょっと驚いたベイトそのもの。


「素晴らしいっっ」


今流行りの「ハイピッチなアピール」とは対極ではあるが、その分しっかりと魚に見せられる。

 


そして、ある日事件は起こった。
とあるポイントで、スト周りを巨鯔が回遊していた。
その下には、シーバスが居そうな場所。
「まさか鯔はベイトルアーを食わないだろう」と思い、スト周りでダート一発。そしてヒット。
一気に走られ、竿がバッドまで曲がり・・・格闘する事5分。


はい、もう判りましたね (-。-)y-~~~


見事に巨鯔キャッチ!余裕の60cmオーバー。リアフックをがっぷり咥えてました。
その頃は、「ルアーで(どんな魚でも)大きい(50cm以上)のが釣れる」という歓びを感じていた。
その引きの強さにも感動し、今度はしっかりと鯔を狙って連続ヒット。
その翌年、コノシロライズが起きている中、バチルアーではどうしても獲れなかったので、コイツのダウンサイズ版を通したら、一発!!


「狙って獲る外道」の楽しさを知る事になりました。


・・・あ、それってメリットじゃない?
まあ、ソルトルアーの奥深さを知るきっかけとなった事は、疑いようがないです(^^;)

 

【デメリット】


廃盤。
しかも(多分)2回も。


そんなこんなで溺愛するミノーであり、当然大人買いでストックはそこそこあった。
ある日友人から「廃盤になったよ」と言われ、大慌てで釣具屋に行くと、既に殆ど無い。
(ま、あまり売れないから店に置かない→廃盤という流れは自然だが)
当然、ティムコ社へ 抗議 再販の可能性や在庫の有無等を尋ねると、丁寧な回答ではあったが、簡単に言えば「無い」との事。
暫く手持ちを修理しながら使っていたが(アップした写真も修理品)、ある日釣具屋に入荷。
友人に聞くと「復活したみたいだね」と。
そりゃ、こんな素晴らしいミノーを廃盤にする方がおかしい。
もう大丈夫だろうと思い数個買っておいたのだが、気付いたらまた消えた orz


えー業務連絡、業務連絡。
霜田様、このルアー、そのお力で復活させて下さい。
贅沢言わないんで、大きい方だけでいいです。小さいのは、あと10ヶ位はありますから。
緑鰯と青鰯、出来ればクリアーレッドの復活とピンク系を出してくれると嬉しいです。

 

あ、因みに、飛びませんw
固定重心で泳ぎの姿勢を第一に考えられてるようなので仕方ないですが、今時ルアーと比較しちゃいけません。
それと、レンジはかなり浅いです。
なので、使う場所は港湾で水深の浅い場所、もしくは魚が浮いてる時に限ります。

コメントを見る