ここまで嵌るとは・・・

ナイトレイド90F/ラトピンク。

この色を作らせて貰う事になった時、1つのプロトを貰った。

やはり泳ぎが解らなくては、色が決められないから。


そして送って貰ったナイトを泳がせた時に、直ぐにイメージした場所がある。

魚が入る(というかルアーに反応する)タイミングは極端に短い。

しかも、複数の魚が入る事は稀。(ロリセイゴは除くw)

単に、滅茶苦茶狭い場所とも言う(爆)

そして、この場所の人的プレッシャーは半端ない。

その為か、チャンスはただの1回。

キャストミスは当然の事ながら、着水ポイントを外してもダメ。

一度通して無反応、もしくはミスバイトでもしたら、その日はもうお終い。

しかも、下手にキャストミスすると、そのままロストw


これまでの経験から、魚は少し奥の物陰にステイし、キラッと光が反射した瞬間に追いかけて食ってくる。

その距離、約50cm。

その食う場所中心に長さ約1m、幅15cm程度の流れの壁が出来、その壁に沿って泳がせる。

つまり、その壁から外したポイントに着水した時点で、お終い。

周辺は、適度な光量がある為、非常に見切られやすく、中々食わせる事が出来ないポイント。


昨日、ふとそこに行きたくなった。


雨の予報もあったので、バッグも持たず、竿にナイト90を付け、ポケットにオーシャングリップとペンチだけ入れてチャリを飛ばす。
(その為に、カメラすら忘れた(爆))

これなら、雨に降られても、帰宅してそのまま風呂入っちゃえばいいしw

竿は一発勝負なので、ラブラックス77LL。

どーせデカいの釣れないし まだバチでのライズ撃ちの感覚が残っているので、コイツが一番精度が出ると判断したから。


到着し、少し気持ちを落ち着かせてからキャスト。




入った!




ルアーの泳ぎを感じるか感じないか、それ位のスピードで巻いてくる。

このルアーはブリブリ泳がせるよりも、「フルッ・・・フルッ・・・」と時折テールが大きく振れる位の泳ぎがいい。

手に感じる以上に、細かなウォブリングが出ているので、それを最大限に活かす。

方向としては、どダウン。

「レンジドリフトだからドリフト」という固定概念は捨てて欲しい。

流れに対抗して一生懸命泳ぎ、流れに壁に入ってしまった時に一瞬強く泳ぎ、その壁から外れるベイト、そんなイメージ。

その時に、一瞬強い光を反射する。

これまでそこは、ナイト80のポイントだった。

が、ローリングが強い為、キラキラし過ぎてか見切られる事が多かった。
(当然、それが良い事もあるが)

他のルアーでも然り。

かといって、リップ付ミノーでは動きが強過ぎる為、これまた見切られる。

活性が高い時ならば良いだろうが、プレッシャーの高い場所では逆効果。

こんな時に、強く泳ぎ過ぎないナイト90は嵌るだろうと。


すると























完璧に狙い通り。

これまで何匹も釣ってはいるが、ここまで自分のイメージに嵌ったのは久しぶり。

サイズは55cmと予想通り大きくはなかったが(爆)、ここでも己の自論と結果がリンクしてくれた。

特に、このカラーのイメージのベースとなっているポイントでの結果は、何にも代えがたいもの。


魚をリリースし、そのまま帰宅した。


結局、時間を掛けてポイントに行き、1投だけで終了。

でも、1投で満足出来る釣りって、素敵じゃない?










 

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