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35th 夜空はなんだかまぶしい

普段どおりという日常は、当たり前のようであって当たり前ではない。

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そう、強く思わされる年初めとなりました。

言葉ひとつも躊躇いますが

ただただ、少しで早く、不安な生活が改善に向かうことを切に願います。


◇冬の傾向 

 「産卵期」

この時期になると、産卵に向け徐々に河川から鱸が抜けはじめます。

これは水温によって促され、そのおおよその目安が水温15℃と言われています。

地域差や個体差で多少のズレはありますが

河川の鱸のほとんどが雌であることからも

(村岡さんのブログより拝借→コチラ
 
鱸が減少していくのをひしひしと感じます。

 「食物連鎖と活性」

ぼくらが気温差を感じる以上に、魚たちは温度変化に敏感で

水温が1、2℃低下するだけで、河川の状況はガラリと変わり

生き物たちは、急に姿をくらませます。

水中の食物連鎖の最下位に位置するプランクトン

これは暖かい時期は増殖し、寒くなると減少します。

食べものがなくなれば、自ずとその上位に位置するベイトや鱸もそれに比例していく、自然の流れ。

また、自ら体温を生成できない鱸(変温動物)は

水温低下はダイレクトに生命に関わります。

身を守るため、少しでも暖かく外気の影響を受けにくい場所へと身を寄せ

行動(捕食)もなるべく最小限、エネルギー消費を抑えます。

簡単ですが、まとめると

鱸の個体数は基本的に減少、活性は低活性。

そんな冬の傾向です。


◇生じるズレとプリスポーン 

とは言いつつも鱸の顔は見たいわけで

上記のとおり、産卵には多少の地域差や個体差があったり

同じ河川内でも水温差というズレが存在します。

そういう僅かに生じるズレは

この時期、魚を探すためのファクターや狙うタイミングのヒントになることが多く

温排水、水路、支流といった流れ

海水と淡水が入り混じる汽水域、また水深や地質の違いなどが見られるポイントは

水温差が生じやすく、その差の冷たくないほうに魚は着きやすいです。

また、地域差個体差という観点でいうと、宮崎はよく河川に平鱸が混ざります。

そんな平鱸も産卵時期はマルスズキとさほど変わらないのですが

そこにも多少のズレが存在します。

マルスズキが産卵で抜ける頃、そんな頃がプリスポーンの平鱸のタイミングの様な気がしてます。


◇回遊とタイミング 

海と河川を行き来する平鱸

回遊はある程度潮汐によるものと考えます。

海水の効くエリアに的を絞り

地形、地質、水道、潮目などを材料に

一旦ポジショニングしそうな、ベイトが溜まりそうなポイントで回遊を狙います。

タイミングは基本ベイト合わせ。

下げ潮にしても上げ潮にしても、平鱸が河川にストックされたと思われる状況下で

ベイトが動く、溜まる、浮く、そんなタイミングで狙います。

視覚的には、ベイト有無、潮目や潮の走り緩み

感覚的には、ルアーの引き抵抗や水の重み、水温、潮風など

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(PDG スウィングウォブラー145S light ver.)
ベイトが動き始め、浮いた時合い。

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(PDG オーバージョー150F)
流れが滞留し、ベイトが溜まり始めた時合い。

そんな頃合いが口を使うタイミング。だと思います。笑


なかなか寒くて外に出るのも億劫になりますが

意外とホットな冬河川。

ちょっとひと手間

ウチを出る前にマイボトルにコーヒーを淹れるもよし。

行きがけにコンビニで肉まんを買うもよし。

この時期ならではの澄んだ冷たい空気感や星空のもと

冬を感じながらの釣りもいいかもです。


おわり


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