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34th 巡り巡ってまた

鱸を追いかけ、鮎を追いかけ、そんなこんなで師走の候。

遅れ気味だった「落鮎」もじんわりと始まり

そして、さらーっと終わりかけの模様。

いつも思うようには中々いかない、そんな鱸と鮎の話です。


◇輪廻  

幾度巡る、終わりの始まり。

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産卵を終え、新しい命を次に繋ぐとともに

その儚い命は弱り流下しながら、また別の生命への蓄えとなります。

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狩るもの狩られるもの

そんな命が巡る自然の摂理の片隅に

少しだけお邪魔させてもらっています。


◇渇水と落鮎  

渇水は予想通りの影響といった感じで

始まったのか否か、読みのズレか

疑心暗鬼が続いた今期の落鮎鱸は

結果や想像から言うと、居残り組のみが鮎にありつけ、遡上組はほとんどなし。

理由(予想)としては、遡上不十分でそのポイントまで届いていない様子。

居残り組がタイミングを見てポジショニング。

競争率は高くはない。

ルアーを流してドンッはほとんどなく

減水し絞れた河川にルアーを送り込み

気持ちくらいのリーリングとティップアクションで鱸を誘う。

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感覚的には渓流の釣り。

そんな今期の落鮎鱸。


◇知ることから生まれる  

釣れてる場所、釣り方、情報が簡単に手に入る現在

大袈裟な話、鱸をことをあまり知らなくとも鱸釣りはできるし

鮎(ベイト)のことを知らなくとも鱸を釣ることは可能です。

ですが、それを知ること考えることは

釣りの面白さに奥行きを与えてくれます。

釣りの面白さは、たくさん釣ることや大きい魚を釣ることだけではなく

その魚やそれに関連する物事に、どれだけ「知る」という事を深め

想像、イメージすることができるかどうか。

そうする事で釣りというものは、更に面白くなります。

鱸はどのようなサイクルで動き、何を食べ、何を求め、何故に河川に入るのか。

このベイトはなんなのか。

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(稚鮎)櫛形の口や脂鰭は鮎の特徴。

知ることは、今まで気にも止めていなかった事までも「面白い」に変換してくれます。

極端な話、日常の何気ない変化すらいちいちワクワクさせられる。

たぶん、それが釣りという遊びであって、それが自然を遊ぶということ。

今日もまた、真剣に遊びに向かいます。


おわり
 

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