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39th デッドエンド

帰省やらなんやら

水遊びにクワガタ取り、お墓参りから

宮崎焼酎で楽しむ、夏のひととき。

昔話や近況報告、くだらない話と話は尽きない。

そして少し河川から離れた不思議な時間。

ちょっと外に目を向ければ

毎日懸命に鳴く蝉に、大きく成長した入道雲。

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白球を追う甲子園に、どこからか聞こえてくる祭りの音や隙間からのぞく花火を見ながら

なんだか少しノスタルジーな、そんな日本の夏に浸っています。


◇夏の清流

おおかた鮎の遡上も落ち着いた夏の清流。ここで一旦、小休止。

清流鱸圏内、居残り組の稚鮎は居るものの

春や梅雨時期に比べると、その群れは当たり前に少ない。

その他に見るベイトといったら、手長エビにこの時期くらいから見え始めるハゼ類といった底もの系。

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河川状況はというと

その年々の天候にもよりますが、基本的に上の水位は渇水傾向になりやすく

それとともに気温上昇も相まって水温は温く、それに比例し水中の酸素量は減少していきます。

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初夏に比べ、魚からの反応をもらうにはちょっと厳しい夏の清流です。


◇行き詰まり

状況からも雨頼み的な夏の清流ですが、そう都合よく雨が降ってくれるわけもなく

ロッドを片手に、のこのこやって来る未熟者の僕を軽くあしらいます。

そんな行き詰まりを見せる上流域ですが、ここでいう行き詰まりはそれではなく

そこで行き詰まっている鱸をいいます。

ここで、一見良くない状況を少し視点を変え、ちょいと自分に都合いいように想像してみる。

ところどころで瀬が干上がった上流は、ところどころ閉鎖的で

鱸の遡上や出入りは難しく、個体数は感覚的にもだいぶ少ない。

ただ増水時に遡上していた鱸の中には、渇水に対して降下することなく(出来なかったも含め)留まる個体も少なからずいて

そんな状況から遡上も降下もできなくなった行き詰まりの鱸は

生き抜くため、どこかのポイントでどこかのタイミングでチャンスを伺っていると想像します。

例えば、プールがあったりストックキャパが大きかったり、瀬の状況や水の動きなど

閉鎖的だからこそ、可能性は逆に絞りやすかったりします。

というか、そうじゃないところを捨て易い。

そこの限定を狙います。


◇機

ただそう簡単に顔は見せてはくれません。

当たり前に空振りは多いし

またここへ来て、上ではなるべく自然に巻きの表層で食わせたいという

自分のどうでもいい変な拘りが邪魔をします。笑

そのためにはそれなりの時合いと食わせる位置はとても大切で

一日を通して活性は低いが、その一日の内でマイナス要素が少しでも改善される、緩和される、気持ちくらいは変わるかな。

そんな可能性を1%でも上げてアプローチしていきます。

・水温が上昇する日中よりも日の入り後から日の出前。
・食物連鎖を考えるとベイトの浮き易いまずめ時間。
・酸素量と水温から水が比較的活発に動く場所。
・鱸が定位できるポイントがある。
・瀬がらみ。

まあこんな感じで、自分なりの経験だったり考えだったりで絞りつつ

それにプラス、河川によっての癖も合わせながら


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夜が明ける少し前、チャラ瀬から延びた流心先。


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陽が沈んだ後、奥のヨレから流心入り口。


正直、状況いい時に比べるとアレですが

可能性を探す釣り、過程を楽しむ鱸釣りとしたら、当てはめた感触は堪んない。


こりゃもう終わりかなって

思った時からが勝負

糸は切れちゃいない


おわり


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