昨日に引き続きタックル紹介


今日は右のセットをご紹介するっす。
Rod Fishman Beams 76L
Reel Abu Revo ALT HS-L


このタックルは主に肝属川中流～上流域での釣りに使用しています。
ロングディスタンスと近距離でのピンスナイプ能力を兼ね備えたロッドですが、このセットではリールのスプール径が31mmのALTのため、よりピンスナイプに偏ったセッティングです。
ALTのブレーキブロックは純正では4点の遠心力ブレーキですが、2点に減らしてより強く近距離戦を意識しています。
この仕様のALTはリリース直後（親指を放した直後）の回転の立ち上がりが軽く、軽量ルアーを早い初速で弾き出すようにキャストできますが、非常にピーキーな特性となりバックラッシュし易くなってしまいます。
しかし、『魔法の杖』と呼ばれるBeamsナナロクのマイルドな反発によって、リリースタイミングが把握し易く、更にティップのブレの無さも手伝って、イージーに低弾道キャストが撃てます！
わたしの主観では、スポットまでの距離が15mから35mのエリアで抜群に使い勝手がいいです。
オーバー、サイド、アンダー、バック…多彩なスイングが軽々決まりキャストが最高に楽しいロッドです。

そうそう、ナナロクにスプール径34mmのリール、例えばスコーピオンXT1500などをセットして河口の浸かりで使用する事も多いです。
7gのシンペンを45m飛ばして、20gのミノーを50m飛ばせます。
感度もまあまあ良く比較的軽いルアーでの、どこでも何でもロッドです。

これからのシーズンのチヌにももってこいです！

柔らかいティップで食い込ませて、またまた柔らかいバットが急激なダッシュをジンワリ受け止め、身切れを防ぎ確実に魚をキャッチさせてくれます。

華奢なロッドに小型リールのため、3キロ未満の魚とのファイトが特に楽しく、シーバスで言えば70cmまでがメインターゲットとなりますが、ジンワリ騙し騙しやればこんなのが…

120cmアップで25kgアップ！
捕れちゃいます！
ランカーシーバスも余裕です！
ちなみに、わたしのシーバス自己記録魚の112cm11kgオーバーもナナロクで捕りました。

投げて良し！掛けて良し！

一度でも振れば、その不思議な魅力に虜になってしまう…そういうタックルです！



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