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LEGARE開発記 vol.3

皆さん、こんにちは。
開発の酉抜です。


前回の開発記ではプロトルアーの切削についてお話したので、今回はその後の作業となるプロトルアーの組立についてのお話をします。


ヘッドはまだお見せできる段階ではないので、「頭隠して尻隠さず」で組立方法をご紹介していきます。
言葉の使い方は間違っていると思いますが、文字通りの意味で捉えていただけると嬉しいです。
もしかしたら本当に隠しきれて無い部分があるかもしれませんので、よくチェックしてみてください。





<組立工程>

①前回の開発記でも説明してますが、切削終了直後は写真の様にサポートで外枠とつながった状態です。

 
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②サポートをニッパーなどで切り離し、モデルと外枠に分けます。

 
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ルアーボディは左右で分かれた状態となってます。

 
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③モデルについているサポートの切り残しを削ります。私はリューターで削りますが、ベルトサンダーがあると楽だと思います。

 
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スポンジヤスリで軽く磨いてますが、バリ取りをするとこのようになります。

 
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④鉛ウェイトを使用する場合は耐熱シリコンで型を作り、鍋で鉛を溶かし流し込み、事前に作っておきます。

 
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耐熱性のある材料を使用して直接型を削る方法もありますが、ABS以外の材料を削るとなるとセッティングなどに時間を取られるので、シリコンを使用した方法を採用しています。
組立の前に必要であれば、ウェイトを削り、重さを調整します。


現在はABSを削って型取り用マスターを作ってますが、より効率の良い開発をするために、型取り用マスターや固定式ウェイトのプロト(初期段階のもの)は3Dプリンタを導入して試作しようか検討中です。



⑤使用するパーツを片側ボディに並べます。必要な場合はエイトカンなどを軽く溶着させ仮固定します。


 
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⑥パーツを並べてない側のボディを、溶液に浸した布やスポンジなどに溶着させる面だけを数十秒浸けます。

 
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⑦2つのボディを合わせてピンチなどで固定し、1~2時間ほど固まるのを待ちます。

 
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⑧溶着部のバリをプラスチックカッターなどで取り除き、ペーパーやスポンジのヤスリで表面を慣らします。これで組立の工程は完了です。

 
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⑨組立の後は塗装をしますが、今回はアクションチェックだけなので動きの見やすい簡単な派手カラーにしてます。

 
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プロトルアーの組立については以上です。


一つのルアーが出来るまでに結構な工程を踏んで出来上がります。材料も無駄に出来ないので、真剣に取り組んでます。


次回は塗装もしくはソフトウェアについてご紹介したいと思います!





 
 

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