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大自然ドブ

緑褐色にボトムが染まる頃、春が始まる。
我がホーム河川、大自然ドブ。
茶褐色に
雨が降りすぎれば黒く
時に透明に
足元から水深がある場所も、シャローも、共通するのは恐ろしく人間と魚の距離が近いと言うこと。
殺気、気配、足音、ライト。
携帯の光ですらボイルする水飛沫が届きそうな距離で戦わなければならないここでは、全て必要最小限に、禁物にしなければならない。
半径1メートル以内に無警戒でネズミが近づき、キャストする初動で慌てて逃げ出せば水中への気配は消せているだろう。

■プランクトンの発生と抜けたベイト■

水が明らかに変化した4月3日。
海が黒く、引くルアーが光りだした。
そのエサを求めて大量接岸していたベイトの大半が本能のまま移動を開始し、静けさと共に鱸の気配が消えた。
ベイトが抜けたからと言って鱸が残ってる事は比較的多く、この釣りを追いかけて成長できた自分がいた経験から、諦めずにボトムをネチネチ攻めて残った鱸を釣ろうと粘るものの、春の鱸は簡単に行かず、、
今は何をしても反応をとれない。
移動先の海を攻めようと試みるも、南西風でかき混ぜられた海はがちゃがちゃで、今夜は竿を休ませながら道具のメンテナンスをするとしよう。
水が動くことによって動き出すベイトのタイミングを読みながらゲームを組み立ててきた春、もう一度タイミングを待ちつつ、水際を歩いて観察する事とする。
また、チャンスは来る。

■諦めない心■

活性は低くとも、24時間の中にチャンスが無いわけは無い。
釣り場に通い、疲れてても通い、眠くても通い、ダメと思っても通い、心地よい疲労感と強烈な睡魔を抜けた先に、釣り師としてのコンディションが整うと僕は思う。
その体験によって、一瞬の地合いを感じる術が身に付く。小さな小さな変化をチャンスにできる。
古い仲間と振った夜。
彼は久しぶりの釣りなのだろう?2時間振って集中的がブレブレだったが、きっと来るその一瞬のチャンスがあると言う確信が僕にはあった。
後ろ髪を引っ張り、無理矢理付き合わせ、竿を握って約4時間。

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流れに身を任せたルアーを引ったくる鱸が俺を鼓舞させた。
その一瞬の歓喜を随分と前から感じる事で、この日たまたま僕の操るルアーに鱸が反応した。
その足元は水深1メートルも無い、ボトムは拝見する事ができない濁りがある。
人はこれを、ドブと言う。

「大自然、ドブ」

沈む原動付き自転車の際に、沈みかけた代船の下に、低い橋の暗がりに。
ここならルアーは届かず、プレッシャーも無く、ゆっくりできる。
俺も鱸ならドブへ行く。
夢を追う今も、鱸を釣りを組み立てた過去も、鱸を追うこれからも、大好きな釣りを続けるには、人間がドブと呼ぶ大自然に僕は通う。
きっと、夢の鱸が足元に来る。
やる気のあるセイゴも足元に来る。
その日回遊してきた鱸は、すぐ目の前に来る。

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