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経験則はやはり弾み

チラ見運転でその量がわかるほどベイトが賑わうホーム河川が帰ってきた。
その川へ久しぶりに帰ってくると、日中見ることが出来なかったベイトがわんさか沸き、そこに付くセイゴクラスの鱸は法則性と冷静さを消去するように沸く。
この音を聞きながら釣りができるなんてなんて贅沢なのだろう。
ベイトに付く春の鱸釣りが始まる。


■水温急上昇の春■

時期は戻って2月中旬。
例年では徐々に上がる水温も、やはり徐々に上がってきてはいるがまだ低い日が続いていて、鱸の戻りが遅かった。
探していた"親指(とあるベイト)"は結局探しきれず、また振りだしに逆戻り。が、これも経験。
そんな日々の中、ある日を境に水温の急上昇を確認した。
「今年も帰ってきたなぁ」
水温上昇後、魚が動く潮回りの日中の下見で、シェードに隠れたヨッシーブレイクにお腹を付けて休む鱸に思わずそう声を掛けた。
僕のホーム河川では、余程のことが無い限りこの沈黙がしばらく続く。
その"余程の事"が起きた現在、やっぱりホーム河川を持つって大切だと改めて思った。
夜の下見で鱸が躍り上がる荒々しい静かな湖面。そこに隣接する護岸に今は誰1人釣り人はいない。
こっちが飛び上がってしまいそうな程、急いで車へ戻った。

■補食役・散らし役■

下げ後半から止まりまで。
そのボイルは止まらないが中々ヒットしてこない。
きっと、とうの昔にベイトの存在を知っている魚達は川を同じように行き来していて、補食に走っている鱸に知らせるようにボイル音を響かせているようだ。
わざわざ浮き、その量をコントロールし、散らす。
だから、ボイルするポイントはほとんど同じなのだろう。見事な連携です。
ここは多少水深があり、補食行動に走った鱸はすぐ海藻の隙間へ身を隠している。
その警戒心はまーまー高い。
散らし役の鱸が回遊し、派手にボイル音を出すと、そこを皮切りに下へ散ったベイトを補食する。
ボイルは出ているが食わせられる鱸は完全に活性が低い。
だから、レンジは1枚下と見た。

■魚が入れ替わる■

ボイルはあるけど低活性。
なんなんだこの状況は?って思ったけど、こういう日って今後もきっとあるだろう。
そう見越して粘り、ボイルはあるがルアーへの反応は低い鱸を追う。
今日張り付いたのは明暗で、夏のゴロウパターンで釣った経験がある場所。
去年バラした明暗、左角、にはびっしりベイトがいて「コツコツ コツコツ」っとヒットの合図となるベイトの感触はかなりあるが、今はあてに出来ない。
活性が高いときも低い時もベイトが薄いときも、なんだかんだ反応がある変化が多い足元の角が狙いなのだろうとそこを注視する。
いつもより深めのレンジにミノーを通そうと。
その足元へ、回遊を知らせるようなポジションにベイトが浮き出した。
「ここに来たら、もういるでしょう!って言うか、もう何度か食ってるでしょう!」
ボイルを見た人間ほど、今は食わないだろうと判断するような状況だが、不思議とこれはヒットすると言う確信があった。
全てがポジティブに見えた。
ずっと張り付いていた川の小さな変化。
間合いを空けながら、牡蠣護岸の際っ際へルアーをトレースし途端にヒット。

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100点。

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