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▼ 水温1℃。気温5℃
- ジャンル:日記/一般
- (Terrier, プレジールアンサー75, ドブ川, Bull90, ゼナック、プレジールアンサー, 川鱸, 1989luers, ゼナック, 水の中の魚, プエブロ, シャロー鱸)
※長文です
バコンっ!!
バコバコン!!
夕マズメ。
潮位が高く、光量が下がるタイミングにエントリー。
潮位、光、それによる小さなゴロウの回遊によって一瞬だけ活性が上がった鱸が飛び上がる。
本日のお連れ様は2名様。
今の状況、このボイルは完全に無視。
それがわかっているだけでも心強い。
狙いは食わせ所に来る回遊鱸を獲りに行く事。
■水温低下■
カオスボイルから一月が経過し、水温は約4℃低下。
題名の意味は、何かの論文で読んだ変温動物の体感温度を人間にわかりやすく数値化されたもので、1つの指標として僕が参考にしている数値。
全く正確ではないと思うが、生き物を語る上で完璧に正確なんてもの、そもそも存在しない。
その考えは正解に近いかもね?そんな感じ。
夏→秋の変わり目に見た、表水温の低下による高水温域との循環(成層以上の水が混ざる現象)は水質を悪化させ、シャロー域から悪化が進んだ。
水と言うのは水深が深くなればなるほど水温が下がる為、夏の終わりに起こる季節の進みなのだろう。
その悪い状態がディープエリアにも到達する。
シャローとは違い、深いエリアは良い状況も悪い状況も、しばらくその状態が安定してしまう。
そういう特徴を持つらしい。
その事が原因なのか?
海は少しずつ回復傾向にあるが、いかにも毒々しい色の海が広がり沿岸のベイトの回遊も減っているようである。
この海の変化?まだまだ勉強が必要である。
餌釣師の話によると、ここ数週間鯵が全くもってダメらしい。
釣れてもぽつぽつ。安定して釣れてないとの事。
「小潮だからダメだねぇ。」なんて言葉は本当に宛にならない。
この鯵の回遊、安定的な釣果に結び付く海とは何なのか?
これは鱸を釣る上で大切な指標となるに違いないと確信があるが、確認しなければならないことが山積みである。
鯵の有無、回遊が少ない、規模が小さい、釣果が安定しない。
何故安定して釣れるときとそうでないときが起こるのか?
たまたま回遊したから?
その時海はどうなってますか?って話し。
今年そんなやり方を導入してみた。
たかが鯵、されど鯵。舐めちゃぁあいけない。
水は刻々と変化しているのだ
■常夜灯下の状況で決めるポイント■
海が悪くなってから、この3つにポイントをとりあえず絞る。
・シャローを背負った岩盤系の駆け上がり。
※回遊性に最も富んでおり水温が低下する今、ゴロウがシャローに溜まりやすいのと流れが当たるため比較的良い水が安定して供給される。そして時化に強い。(荒れて濁りがあるときほど回遊が見られる傾向にある)
・変化が多いシャロー。
※ここはベイトが特に豊富で北風に強く、風表。常夜灯もあるが鱸の回遊が少ない。
ベイトも溜まるのみで流れが乏しい。
・常夜灯
※ここでの反応を見て、どちらへ行くか決める指標となるポイント。
川が絡むため基本的に水が良く、水温が安定しているし、成層から上の水が悪くてもある程度ベイトの回遊がある。
季節風にも、南風にも強く、雨の影響を最も受ける。
水温は下がっているとは言え、まだ20℃あり、下がる一方の水温だけど、少しでも安定してくれれば鱸にとっては居心地が良いハズ。
動きが一時的に悪くとも、鱸を動かす要素(流れ、ベストなベイトが動く)になれば必ず回遊する。
最も今年、鱸を引き当ててるポイントである。
前回引き当てた70クラスはシャローを背負った岩盤のカケアガリの狙いとはずいぶん手前だった。
飛び出た岩盤の手前に潜み、一点集中型の鱸を迎え撃った感じに思えていたが、実は3発ヒットさせている。
複数いる鱸が一旦足を止め、群れるゴロウのタイミングを見計らった所を俺に見つかった感じ。笑
回遊ルートは読めてたものの、なぜそこに来たのか説明がつかない。
だから、たまたまっちゃ、たまたまなのだ。笑
偶然入ったポイントに偶然回遊していただけ。そんな可能性も高い。
これを続けても夢のサイズはまだまだ遠そうである。
さて、今夜もこの常夜灯に聞きに行く。
日中の水色は良くなってきていて(超悪いときと比べてね)流れが一瞬飛んだ時
コツコツ..コツコツコツ
あっ、と思った瞬間ヒット!
あのタイミングと一緒で、ちょこちょこ小規模なゴロウの回遊はあったがいまいちだなぁ。なんて時だ。久しぶりの感覚に心が踊る。
現れたのはバラクーダ。笑
イワシに執拗に付く立派なファイターである。
ルアーにアタックしてきたのは初めてだったが、1匹で終わり。
やっぱり安定していないのだろう、群れも小規模である。
もうひとつ懸念材料として、ゴロウの産卵期は6月~8月とある。
適正温度は少し高く、水温低下と季節が進む秋は、季節が進めば進むほど産卵を終えたゴロウをそろそろ狙わなくなるのでは?
カマスの活性と同時に、メバルの活性もあがってきており、今年生まれたコロウ(ゴロウの子。笑)が既に標的になりつつある。
暦の上では年に数回あるタイミングの、ド真ん中である。
しかし、良い水のほうに動くハズ。常に沿岸に回遊をしない鱸が何を指標にシャローに指してくるのか?
あなたならどう釣りますか?
- 2022年10月25日
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