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簡素なルアー程、難し嬉し。食い道楽になぞらえて。

こんにちは。

幼い頃から『餓鬼』『食費の悪魔』と呼ばれ
食に対する執着が常人の域を遥かに超える私。

仕事と釣り以外の外出は大抵
『美味しいもん食べる為』であって、
その行程のオマケに、観光や鑑賞が存在するに留まる。笑

最近は『B級グルメ』たる価値観が出来。
食の変化球もとても楽しいけれど

基本的に、旅行などで見知らぬ土地でのグルメは
風土の味というか、
特産物というか、
要は
『直球をフルスイングしたい』と思うので有る。

一方、

一度、レストランなどで上質なプロの味を体験したら、あとはネットレシピなどを参考に自分でコピーしたりするのも楽しい。

意外にゴールさえハッキリしていたら、料理のコピーは簡単で、美味しく、楽しい。

しかし食い道楽に1番厄介なのが、
『あのおにぎりを!』とか
『あの水を!』とか
『あの刺身を』とか、
簡素でいて打ちのめされる感覚である。

そんなモン、四季折々のタイミングなども有り、

味の技巧的な足し算で年中同じモノを安定して頂くのとは訳が違う。

ルアーを使ったり、作っていたら
同じような感覚に苛まれる事がある。

例えば偉人小沼氏の作る素晴らしいルアー。
誰が投げても釣れるタイプの万能なルアーも沢山。
本当に素晴らしいけれど、
ふと我に帰る事がある。

『コレ、小沼さんの代わりに投げてるだけちゃうん?』

コレ・甘い、辛い、濃い、薄い的な事が文句のつけよう無くいつ食べても旨い何かに近い感覚。

どなたのナニに関わらず。

ルアーの構造や特徴を理解して、メソッド動画確認して、プロや強者の意見を丸呑みして釣れて。

何だか人気飲食店に長く並んで
ヤット食せて 
『やっぱり人気だけあって旨いわ!』的な
そんな感覚に似る。
ソレはソレで凄く楽しいけれど。

見知らぬ土地で何気に呑んだ水とか、
何でも無い食堂の刺身が宮廷クラスだったりとか

そういうのの感動ってレールに沿って無い分
美食の喜びも多角的に溢れる。

いつに無く流れが速く、しかも遠浅だったりして
仕方なくキャスティングジグとかして釣れた時。

シンプルな構造の
ヨレヨレとかマニックとか、ジグヘッドリグのダートとか
そういうモノの使い所を判断して魚を得た時の
自分が釣った感って
なかなかいつまでも嬉しかったりする。

自作でもワンテーマで
『こういう時に欲しいと思ったから作った』
的なルアーも多い。
根掛かりしにくい、とか
動きがどう、とか
形がどう、とか

しかし最近、何だか新しい感覚が芽生えてきて、

いうと

『お魚さん!コレ齧ってみませんか?』的な。笑

最近、どうすればどう動くとか
このレンジをこんな角度でとか
色々コスり過ぎて、
飛距離とか、ウェイトの調整とかは
よくよく考えるとして、
極々シンプルに
『隙のない、素うどん・かけ蕎麦』
『究極のトマト丸かじり』
みたいな毛色のルアーを作りたくなりました。

簡素でいて万能。
ソレは多分、何々スター的なルアーを作るより
かなり難しいと思います。

何より、例えば
万能と言われるシンペン。
しかしその構造にも
速く巻くとうわずるので、レンジや巻きスピードに制限が有り、キャパシティは広いにせよ、
ワンテーマ的なルアーとも取れる。
感度が無いというか巻感フェチには物足りないし。

ミノーやバイブは逆に、アクションが特徴的で有る時点で、使い所に制限が有り、
そのアクションや波動が無いと食わなかったと思える局面が幾度と無くあったりして、
そう信じているけれど、
もしかして波動中毒は人間だけじゃ無いか?と
我に帰る時もある。

例えば、
80mm程度の小魚って、重量にしてみたら、
5グラムある無しだとして、
80mmのルアーが20g以上もあるとその時点で不自然だろうけど、
そこはソルトルアーだから仕方ないとして。

ソレならソレで20gを5gの力加減に落とし込むために浮力とウェイトの厳格な関係性が問われるし。

80mmに満たない小魚など
水の中でバイブみたいな波動は出さないし、
滅多にニョロニョロ・ヌメヌメと水を縫わず、
スゥーって進んでる。

ルアーのソレに気になる存在感は多少はいるとして

ソースでベトベトにしなくても、
塩だけで美味しくなる様なルアーって、作れないかな?って。

マァ、素人残念バイブの権化みたいな私が言うのも笑われるでしょうけれど。

塩だけで食べる美味しいトマトみたいなルアー作りも、
ソースでベトベトの炒飯と並行して
研究していきたいと思います。





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