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▼ 第二話，８番サロゲート ，プルプル，高比重ボディの長短，

こんにちは！

私の自作ルアーの特徴は主なボディ素材をモデナという樹脂粘土で作る所。


普通の素材って、
プラスチックとか発泡樹脂の様に、水より軽いか、同等に近い比重の素材で作るのが常。
そのお陰でウエイトとボディのメリハリが出来て、ルアーが大きく強く動くというシステム。

メタルバイブにしろ、
本来ルアーのボディがあるはずの場所は空洞というか、真鍮やステンレスの1mm前後の板一枚で、水中では海水、投げる時には空気で埋め尽くされているともいえる。


ところが、私が愛用する、モデナの比重は水の2〜3倍ぐらいで、ジグバイブとまではいかずですが全体的に重たくなって、メリハリがないと言えば無い。

しかし、釣りアレしている阪神間のしかも、ド・デイゲームって、少ない魚に気づいてもらう必要が有るし、
スレ対策に穏やかルアーを多用しなければならないので丁度良いチャァ丁度良い。


例えば、プラグタイプ立体的なのバイブレーションというのは、デイでゆっくり巻きたいけれど、見切られ難い様にしたい場合など優位で有ると実感する事は多い。

ハイシーズンの着水バイトなんていうのも、明らかに模倣造形的に優れたルアーに分がある様に思える。

私の場合、そもそも気室の有るバイブレーション自体を作る能力が無かったので

たまたまなんですけれど、水に強くて、剛健なモデナ粘土で立体感の有るバイブレーションを作るのが主流になっていて、

ジャンル的にはソリッドバイブなんでしょうけれど見た目はプラグ調。

コレ、小さなシルエットのボディを遠くに飛ばすには全体重量が稼げるので有利で有るし、ボディ全体がカシッと塊状になっていると、水中の様子が分かりやすい、感度が良いという奴。

その代わりメリハリの有る市販のバイブって、海藻がフックにちょっと引っかかったぐらいでは、アクションに大きな影響を与えたりしないし、フックの番手の大小は釣りにならないほど影響しないのに対して、モデナボディの場合、海藻一本で波動が止まったりする。

コレ、逆に言うとメリットでもあって、無駄引きをしなくて済むとも言える。

んで、ある日小さくて軽くて、動きは派手なバイブを作りたくなる。波動以外のアクションが出ないか？というのも気に成る。

成功、失敗に関わらず、たまに波動以外の挙動を自作バイブに偶発しているのを見る事があり、それを意図的にコントロールできないものだろうか？と取り掛かり始めた。

続く

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