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▼ 31番サロゲート 『遠雷』その5 組み立て後編

こんにちは。

本来、釣り名人であれば、
お気に入りのシンペン一手とか、何ならキャスティングジクだけで、

デイでもシーバスをボコボコ釣ったりするんでしょう。

しかしながら自分の釣り下手、テキトーなポイント選定、難しい環境なんかも手伝って、

ルアーの能力に頼りたくなる。

何より、ルアーフィッシングの醍醐味って、

忍ばしたルアー達を状況に応じて(時には変える必要ないのに)変えて、

自分の選定の妙に酔いしれたりとか。

極めて面白いゲームである。

正直、私とて、

長く釣りしていたら。

繊細にレンジとかトレースをちゃんとやって、

場所も早い目に見切ってランガンするのなら、

4番の『ユズリハ』だけで全部賄える様な気もする。

でも、主観的にはそれなら

餌釣りと変わらないんじゃ？と思ったりする。
(勿論、餌釣りも奥深くむずかいのは承知です。)

それに、
トーナメンターで家族を守る様な状況の方は別として、

釣れ過ぎとか、釣りとして余り面白くない。
(マァ、釣れないのも面白くないが。笑)

だから私はいつも30%位の力加減で釣りしてます。(嘘コケェ〜！)


さて遠雷の組み立ても佳境。笑


まずはリアフックアイから、単純に差し込む穴をきつい目に空けて、セキイトで束ねたアイをギュッと差し込みます、

瞬間接着剤とセキイトのギザギザが効いているので木材と一体化して、ある程度の強度は担保されているはず。

何よりフックは細軸6号なんでリアアイが取れる前に針が折れると思います。笑

念の為、より一体化を目指すべく、レジンを埋めて固めます。

例のごとく、キッチンラップを掛けて逆重心移動の部屋の蓋を大まかに作り、
これもまたレジンで接着します。
一見大雑把な付け焼き刃の様に見えますが、

本人は医療ドラマでよく見る、

名医の血管のリペアぐらいの心持ちで作業しています。笑

我々の世代の誰もが、少年時代に

外科医やプロ野球選手になる事に憧れて、

諦めて。笑

その欲求、

外科医はルアービルド、

プロ野球選手はキャストで解消しています。笑



丸く空けた穴にガン玉を詰めて前方のメインウエイトとする。コレもレジンで固めます。

漏れずにFF構造の遠雷、

ここは繊細にセンターをキメないと真っ直ぐ泳ぎません。


組み立て完了！

あとは余計なレジンを掃除して、仕上げです。

続く

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