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ルアーの起源を妄想する。その5 『ヒコウキ』

こんにちは。

『幕末薩摩クラフト、
フィールドテスターの
西郷隆盛です!
今日はいつもイカを狙っている
このエギに
トレブルフックを装着し
ヒラスズキを狙ってみたいと
思います。
あーっと!その前に
高評価・チャンネル登録
よろしくお願いします!』

って、
西郷隆盛さんで無くてもヤッタに違いない。
コレ、完全にミノーです。

っというか

ブリーデンさんの
『超越(チョウエツ)』の原型ですよね。笑

例えば
ノミや出刃包丁の構造
鍛冶屋さんが
刃の原型をやっとこで挟んで
赤く焼き叩く
えの部分は必要最小限に
硬い木のえを作る
鉄のえがギリギリ入る穴を開けて
先に鉄のえに鉄のリングを通しておく
木の柄に鉄の刃が装着できたら
木の柄の先っちょに鉄のリングを固く
はめ込む。
コレで危険な鉄の刃は木の柄から
抜けなくなって安全に使える。
ノコギリなどは鉄の柄を半月常の木で挟み
ツルや動物の皮などで
締め巻きしていた模様。

多分コレらの技術
ここは詳しく調べたりしないが
江戸にはぶっちぎりで確率されていたはず、って
疑い様の無い予測が成り立つ。
(コレ妄想なので調べる方は個別にお願いします)

ですからエギの頭にラインアイも兼ねたウエイトを打ち込む、なんて事お茶の子サイサイだったと
察しがつく。

現代アングラー
ハイギア・ローギアってリールで横に釣る方はリトリーブスピードにこだわるが
昔は青物系の表層辺りの釣りって
リトリーブ用リールって考えはせずに
帆船でラインを垂らし
船を動かして誘うのが主流だったはず。

船を走らせながら狙うって事は
撒き餌で寄せる事は(しなくも無いだろうけれど)
メインではなくなる。

ルアーのアクションやレンジがどうか?
って事になる。

ここで、現代トローリングの様に
人よりでかい獲物を沢山捕らえていたのか?
と妄想出来るが
多分ソレは主流になり得なかっただろう。
何より危ないし
締めるのに時間が掛かりすぎる。

しかも表層系魚って群れになるので
鰹やヨコワクラスの魚を沢山捕らえた方が
当時は流通もさせ易いし
1世帯単位とかのポーション分けが
捕らえた時点で成り立つのだから
カジキクラスのデカイのを狙ったりする方は
少数だったはず。

何より
ご存知、魚の鮮度って
締めても自身の生前の体温で劣化が進むので
空冷主流だった当時は
デカイマグロやカジキは岸に帰る迄に自爆劣化が進み。
刺身よりもジャーキータイプの干物にして
不漁時の備蓄食にしていたのだろうと
尾鷲辺りのカジキの干物に舌鼓を打ちながら
察した。

マァ鰹って、
生節とネギの煮物とか
鰹節とか
利用価値が高いけれど

やはり
タタキとか刺身で食べるのが最高に美味しい。
市場価値も生食出来る鮮度の物が
高く買ってもらえるのは当然。

そこで明治頃になると
ハワイの漁師さんの技術を取り入れた
ケンケン漁が南紀で盛んになります。

仕掛けはジグヘッドリグやタコベイトですが
船のスピードや潮・風の具合で
レンジやリトリーブスピードの調整が難しくなる。
基本一本釣りと違って、仕掛け一本漁師一人体制でないので
仕掛けたらオートでレンジなり仕掛けのスピード
はたまたアクションなんかを調整したい。

そこで発展したのが
『ヒコウキ』(ミノーの様な物)なんです。
続く

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