『きらめき』の花言葉を持つ大輪金糸梅。

一際目立つ黄色い大輪の華を掲げ、他を圧倒する艶やかさ。

その姿は、まるで自信に満ち溢れ、回りの者を魅了する人間が放つそれと同じ様だと感じるちゃまです。

増水のおかげで痛い目を見た前回釣行。

そうとは言っても、基本的に状況が上向く事のほうが断然に多い増水。

ダムの放水が確認されるとやはり気になるもの…

ただ、放水されているとは言っても放水量がショボい。

恐らく濁りが入るほどの増水では無さそうな感じ。

現状確認の意味も込めて、仕事上がりに早速吉野川へ短時間ウェーディング。

ポイントに着いてみると、強風で岸際のシャローに濁りが出ている以外はクリアな水色。

思った通り増水の影響は少なそう。

そして、思った通りノーバイト(笑)



仕事終わりの時間は、あっという間に終了。

自分が残した軌跡を眺めながら車へ戻り片付けを済ませ、帰りがけに別ポイントにエントリーしていたムッシュさんと合流。

『朝一のマズメ時付近だけやろうよ♪』っと勧誘し帰宅。

そして、午前2時過ぎに仕事終わりの体に鞭打ってムッシュさんが待ち合わせ場所に到着。

久々この2人でのウェーディングで、ちょっと気合いが入る！

この日は、手前のシャローフラットからスリット沿いにブレイク付近まで釣り下って行くプラン。

予定ではマズメ時に時合いがくるはず。

それまでに、いい流れを探しておけるかどうか…

まずは、フランキーで流れを掴んでいく事に。

しかし、見た感じに流れているのは相当沖側。

実際、フランキーの射程内で感じられる流れは緩やか。

もっと前に出ないと、お話にならない。

幸い(？)にも、増水の影響でシャローフラットの水深はブレイクまで割りと平坦。

股下くらいの水深で、出られる所まで出てみる。

そこからフランキーをフルキャストでも、まだいい流れを掴むことが出来ない。

そこで、表層を維持出来て尚且つ飛距離の出るシーライド20gの逆付けへチェンジ。

アップクロスにキャストし、少しラインを張り気味でリトリーブしてくると、やっと水押しの強い所を発見。

もう少し前に出られたら、ミノーでも届きそうな距離。

ゆっくりと川底を確かめるように摺り足で前進していくと…

ちゃま『ありゃ？浅くなった…』

瀬と呼ぶにはあまりにも低いが、増水の影響で予想だにしない所に砂利の堆積がある模様。

そのおかげで、流れがミノーの射程距離内に♪

この頃になると東の空が薄明かるくなり、吉野川の水面が朝焼けを映す。



そんな最高のロケーションの中、時合いを迎える。












時合いを…











時合…











………





『食ったーっ！』

もう無いかと思った矢先に鋭いカウンターの様なバイト！

フッキングが決まった瞬間、魚体を丸出しにするほど高く舞うシーバス！

サイズは特別大きいワケではないが、コンディション抜群でナイスファイト♪

バットに手を添え、ロッドで大きく溜めを作ってやり取りし、無事にズリ上げランディング！












ムッシュさんが(笑)

自分はと言うと、時合いのタイミングで数回のショートバイトのみ…

結局、キャッチ出来ずにタイムオーバーで釣行を終了としました。

今回釣果は出なかったですが、タイドに関する割りと重要な事に気付かされました。

単なる夏の潮、冬の潮の特徴なんですが、今まで気にも止めてませんでした(汗)

今年の夏は、タイドの考え方、見方が少し変わりそうです♪