曼珠沙華。

彼岸花の別名です。

世間一般ではあまり良いイメージのない華ですが、経典などでは曼珠沙華と言う名で『天上の華』など全く逆の意味合いを持っていたりもします。

こういう神秘的な華は割りと嫌いじゃないちゃまです。

今回は、そんな曼珠沙華が咲き始めた頃の釣行です。

増水も落ち着き、ほぼほぼ平水の吉野川へ。

ムッシュさんとポイントで待ち合わせ、準備が整いウェーディング開始。

風は肌寒く、ウェーダー越しに感じる水温も秋の始まりを思わせます。

夏の装いでは長時間のウェーディングは厳しく、あらかじめ1枚多目に着込み入水。

移動中は汗ばむ感じでしたが、腰まで浸かりキャストを繰り返す頃には調度良いくらいに。

時合いはまだまだ先と踏んでおり、潮位変動に合わせて徐々に狙いのピンに寄りながら打っていく2人。

ベイトは目視で確認できるも、まだシャローに散らばっておりシーバスのスイッチは入っていない感じ。

『まだまだやなぁ～』なんて思ってると、予想だにしないところでいきなりバイト！

『今日はファーストバイト早いな( ´∀｀)』っとか言いながら、すいっとキャッチ♪



サイズは小さいですが幸先の良い1本！



胸を高鳴らせ、来るべき時合いを待ちます！

時計を確認しながら『もうそろそろだろ』っと、時合いの訪れを待つもまだ来ず。

『流石にもう来てもええはずやのになぁ(汗)』っと、感じ出した頃に異変に気付く。

『あんなところに、あんな背の高い瀬とかあったっけ？(汗)』

そう。

地形が大幅に変わってる(;´д｀)

ブレイクの位置がずれていたり、あるべき瀬がなかったり…

結局この日は、事故的に釣れた1匹のみで終了となりました。

そして、次の休みはデイのドカンに地形調査。

元の地形の面影が無いくらいまで変貌してる(￣▽￣;)

1時間ほど干潟を練り歩き、ある程度写真も撮ったのでGoogle mapを見ながら比較。

頭の中にイメージを作れたところで、今度はGINちゃんとエントリー。

イメージを実際の風景と照らし合わせながらヨレに向けてブローウィンをキャスト。

合間、合間で数投だけナレージで地形の確認を兼ねたリアクションバイト狙い。

それを数回繰り返した頃、キャストした先のヨレにダウンで流し込んでいったところでバイト！

流れに逆らわないよう下流側からゆっくりと魚を引っ張り出し、比較的弛い流れの所でファイト。

『さて、そろそろランディング！』っと、ランディングネットを背中から振り抜くと、勢い余ってGINちゃんに水飛沫をひっかける始末の悪さ(笑)



キャッチしてみるとまぁまぁサイズ♪

今回は事故的ではなく狙って取れた1本だけに満足度が高い( ´∀｀)

その後は、微妙に移動を繰り返しながら釣りを続けるもナレージ65のリフト&フォールで1バイト1バラしのみ…

結果は奮いませんでしたが、デイでの下見の重要性を感じた釣行となりました。