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▼ バチ抜け時のタックルセレクトについて
- ジャンル:日記/一般
- (Beams CRAWLA9.2L+, Fishman, BeamsLOWER8.6L, HowTo, ベイトロッド)
皆様こんにちわ、AUXの土屋きゅうりです。
遂に厳寒期へ突入。今年は暖冬とはいえさすがにこのタイミングとなると水温は下がってきていて、河川のベイトはかなり抜けてまいりました。
このタイミングになると、そろそろ「バチ抜け」の準備を始めている方も多いのではないでしょうか?軽量で細長いフォルムのルアーもローテーションに入るため、バチ抜けはスピニングって方も多いはず。
…ちょっと待った!!ロッドの特性を理解して相性の良いリールをセレクトすることでバチ抜けもベイトタックルでしっかり楽しむことができます。今回は間近である川バチにフォーカスした“バチ抜けのタックルセレクト”について解説していきます。
ロッドについて
①バチ抜けで必要なロッドの必須条件は小さなバイトにしっかり追従できるしなやかなティップであること
②バチ抜けルアーのキャストフィールが良いロッドであること
②については軽いルアーをしっかり竿に乗せられる全体的にしなやかさを持ち合わせたロッドが必要になります。
普段軽いルアーをベイトタックルで投げ慣れていない方は竿全体がしっかり曲がる「LOWER8.6L」がおすすめ!ノガレ120Fのような6g程度のルアーでもしっかり竿全体に重さを乗せることができるので、トラブルも少なく快適にキャストできます。また、レングスも幅広いエリアで使えるちょうどいい長さなので、まずは「LOWER8.6L」で釣り込んでみてください。
ただし、もうベイトタックルを投げ慣れている人の場合、竿全体がしなやかに曲がる竿だと物足りなくなってしまうはず。
バチ抜けといえば、飛距離があまり必要ないパターンというイメージが強いかもしれませんが、飛距離を出せることは非常に重要です。なぜなら、基本的に河川バチ抜けは狙いのポイントへ上流からルアーを流し込みます。そのためアップクロスへキャストする必要があるので狙いのポイントより+5〜10Mくらいの飛距離が必要になります。20m先のポイントならば全体がしなやかな竿でも届きますが、40m以上先となれば…?
当然マニック135のような重めのルアーを使う必要もでてくるし、軽いルアーを投げるにしてもしっかり初速を出してより飛距離を稼ぐ必要が出てきます。
となれば「LOWER8.6L」だと少し物足りない。そこでセレクトするのは一段シャキッとした「CRAWLAシリーズ」。特に「CRAWLA9.2L+」がおすすめです!
6.6L+だとややレングスが足りないし、8.3L+だと少しバットパワー不足で20gを超えるバチ抜けルアーの飛距離が伸びにくい。9.2L+はレングスも長く、バットパワーと反発力の高いシャキット感が特徴で重めのバチ抜けルアーも遠投可能、そしてしなやかなティップを持つこの竿こそ、私が思う現行Fishmanロッドの川バチ最適解だと思っています!
もし4本とも持ってる方がいれば、改めて投げ比べしてもらえると「あ〜なるほどねっ!」となって頂けると思います。軽いルアーが得意ではない人はLOWER8.6Lと解説しましたが、あくまでレングスとしなかさで軽いルアーを一番投げやすいのがLOWERというだけなので、最初からCRAWLA9.2L+を選択しても問題ないです。
リールについて
これもバチ抜けは非常に難しい。姿勢を崩しやすく軽量なバチ抜けルアーの挙動でもバックラッシュしにくい制動力のあるリールであることと、その中でも限界まで飛距離が出せる優秀なリールが必要です。私がおすすめするリールは2つ。
①「Daiwa 24スティーズ SV TW 100」
②「Daiwa スティーズリミテッド SV TW 1000S」
※②はSLP WORKSのSV BOOST 1000S G1スプールと互換性がある機種ならなんでもOK、私もリミテッド筐体は持っていないので、AⅡのスプールを換装しています。
イメージ的には①がベスト、②でも良いって感じです!現行機で遠心ブレーキだと制動力と取り回しにやや不安があるし、ノーマルSVスプールだとどうしても飛距離が物足りない。固定マグ系も同様、飛距離が物足りない。小口径リールのDCはブレーキ幅が狭すぎて細かく調整できない。MAG-Z BOOSTは少しブレーキが抜けすぎる。SV BOOSTもPEスペシャルは糸巻き量が少なすぎるので候補から外します。
上記を踏まえ、制動力と飛距離をちょうどよく兼ね備えているのが①・②なんですね!
以上、しっかり適正のあるタックルをセレクトすればベイトタックルでバチ抜けはばっちり楽しむことができます!2月に入ってしまえば安定して様々なエリアでバチ抜けを楽しむことができるので、是非ベイトタックルでバチ抜けに挑戦して頂ければと思います!
【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER8.6L/Beams CRAWLA9.2L+(Fishman)
リール:スティーズAⅡ TW 1000XHL SVBOOST1000S換装、Daiwa 24スティーズSV TW 100XHL(Daiwa)
ルアー:ヒソカ120F-SSR(Daiwa)/ノガレ120F(ピックアップ)
フィールド:東京都、千葉県
魚種:シーバス
アングラー:土屋きゅうり
【着用アイテム】
グローブ:5フィンガーレス夏用グローブ グレー/オレンジ/ブルー(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152507106
●Beams LOWER8.6L(ビームスローワー)
関連動画はこちら→
製品ページはこちら→https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152451552
関連記事はこちら→https://www.fish-man.com/tag/beams-lower8-6l/
●Beams CRAWLA9.2L+(ビームスクローラ)
関連動画はこちら→
製品ページはこちら→https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152469500
関連記事はこちら→https://www.fish-man.com/tag/beams-crawla-9-2l-plus/
遂に厳寒期へ突入。今年は暖冬とはいえさすがにこのタイミングとなると水温は下がってきていて、河川のベイトはかなり抜けてまいりました。
このタイミングになると、そろそろ「バチ抜け」の準備を始めている方も多いのではないでしょうか?軽量で細長いフォルムのルアーもローテーションに入るため、バチ抜けはスピニングって方も多いはず。
…ちょっと待った!!ロッドの特性を理解して相性の良いリールをセレクトすることでバチ抜けもベイトタックルでしっかり楽しむことができます。今回は間近である川バチにフォーカスした“バチ抜けのタックルセレクト”について解説していきます。
ロッドについて
①バチ抜けで必要なロッドの必須条件は小さなバイトにしっかり追従できるしなやかなティップであること
②バチ抜けルアーのキャストフィールが良いロッドであること
②については軽いルアーをしっかり竿に乗せられる全体的にしなやかさを持ち合わせたロッドが必要になります。
普段軽いルアーをベイトタックルで投げ慣れていない方は竿全体がしっかり曲がる「LOWER8.6L」がおすすめ!ノガレ120Fのような6g程度のルアーでもしっかり竿全体に重さを乗せることができるので、トラブルも少なく快適にキャストできます。また、レングスも幅広いエリアで使えるちょうどいい長さなので、まずは「LOWER8.6L」で釣り込んでみてください。
ただし、もうベイトタックルを投げ慣れている人の場合、竿全体がしなやかに曲がる竿だと物足りなくなってしまうはず。
バチ抜けといえば、飛距離があまり必要ないパターンというイメージが強いかもしれませんが、飛距離を出せることは非常に重要です。なぜなら、基本的に河川バチ抜けは狙いのポイントへ上流からルアーを流し込みます。そのためアップクロスへキャストする必要があるので狙いのポイントより+5〜10Mくらいの飛距離が必要になります。20m先のポイントならば全体がしなやかな竿でも届きますが、40m以上先となれば…?
当然マニック135のような重めのルアーを使う必要もでてくるし、軽いルアーを投げるにしてもしっかり初速を出してより飛距離を稼ぐ必要が出てきます。
となれば「LOWER8.6L」だと少し物足りない。そこでセレクトするのは一段シャキッとした「CRAWLAシリーズ」。特に「CRAWLA9.2L+」がおすすめです!
6.6L+だとややレングスが足りないし、8.3L+だと少しバットパワー不足で20gを超えるバチ抜けルアーの飛距離が伸びにくい。9.2L+はレングスも長く、バットパワーと反発力の高いシャキット感が特徴で重めのバチ抜けルアーも遠投可能、そしてしなやかなティップを持つこの竿こそ、私が思う現行Fishmanロッドの川バチ最適解だと思っています!
もし4本とも持ってる方がいれば、改めて投げ比べしてもらえると「あ〜なるほどねっ!」となって頂けると思います。軽いルアーが得意ではない人はLOWER8.6Lと解説しましたが、あくまでレングスとしなかさで軽いルアーを一番投げやすいのがLOWERというだけなので、最初からCRAWLA9.2L+を選択しても問題ないです。
リールについて
これもバチ抜けは非常に難しい。姿勢を崩しやすく軽量なバチ抜けルアーの挙動でもバックラッシュしにくい制動力のあるリールであることと、その中でも限界まで飛距離が出せる優秀なリールが必要です。私がおすすめするリールは2つ。
①「Daiwa 24スティーズ SV TW 100」
②「Daiwa スティーズリミテッド SV TW 1000S」
※②はSLP WORKSのSV BOOST 1000S G1スプールと互換性がある機種ならなんでもOK、私もリミテッド筐体は持っていないので、AⅡのスプールを換装しています。
イメージ的には①がベスト、②でも良いって感じです!現行機で遠心ブレーキだと制動力と取り回しにやや不安があるし、ノーマルSVスプールだとどうしても飛距離が物足りない。固定マグ系も同様、飛距離が物足りない。小口径リールのDCはブレーキ幅が狭すぎて細かく調整できない。MAG-Z BOOSTは少しブレーキが抜けすぎる。SV BOOSTもPEスペシャルは糸巻き量が少なすぎるので候補から外します。
上記を踏まえ、制動力と飛距離をちょうどよく兼ね備えているのが①・②なんですね!
以上、しっかり適正のあるタックルをセレクトすればベイトタックルでバチ抜けはばっちり楽しむことができます!2月に入ってしまえば安定して様々なエリアでバチ抜けを楽しむことができるので、是非ベイトタックルでバチ抜けに挑戦して頂ければと思います!
【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER8.6L/Beams CRAWLA9.2L+(Fishman)
リール:スティーズAⅡ TW 1000XHL SVBOOST1000S換装、Daiwa 24スティーズSV TW 100XHL(Daiwa)
ルアー:ヒソカ120F-SSR(Daiwa)/ノガレ120F(ピックアップ)
フィールド:東京都、千葉県
魚種:シーバス
アングラー:土屋きゅうり
【着用アイテム】
グローブ:5フィンガーレス夏用グローブ グレー/オレンジ/ブルー(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152507106
●Beams LOWER8.6L(ビームスローワー)
関連動画はこちら→
製品ページはこちら→https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152451552
関連記事はこちら→https://www.fish-man.com/tag/beams-lower8-6l/
●Beams CRAWLA9.2L+(ビームスクローラ)
関連動画はこちら→
製品ページはこちら→https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152469500
関連記事はこちら→https://www.fish-man.com/tag/beams-crawla-9-2l-plus/
- 2月5日 12:00
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